さいきんの流星光
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『中世マンガ』執筆計画立て中



「駄文」でございます。
お暇な方は、どうぞ。






僕は、原稿やってる最中は、
やる事ないから(^^;)パソコンでDVD観たり、
さまぁ~ずの昔のラジオ番組の録音を順番に聴いたりしながら、やっている訳です。

NHK『プロフェッショナル』にイチローの回や、
あるいは、宮崎駿の回などを観ながら描いてました。

そのせいか、こんなをみました。

イチローがシアトル、セイフコフィールドでインタビューに答えています。
僕もなぜか、その場にいます。


夢の中でも僕は、漫画家なです。
NHKに取材を受けるような漫画家です。
そして、シアトルでイチローのインタビューを、じかに見ています。

そして、イチローのインタビューを終えたNHKのスタッフに聞かれるのです。

「流星先生、次回作の構想とか、考えているんですか?」

この質問は、宮崎駿が密着取材されている映像を観てイメージしたと思われます。


以下、私の発言。

「考えてません。
…ってか、せっかくシアトルに来て、イチローが野球するとこ観て、
すげぇ気持ちのいい青空を見て、
それで、なんでその流れで、マンガを描く事を考えなきゃならんのだ?

人間とは何だ?
何のために生まれてきたのだ?

人間は、

「ああーーー!気持ちいーーー!」

と言うために生まれてきたのだ。

だだっ広い草原に立ち、真っ青などこまでも続く青空を見て、

「うぉおおーー!サイコーーー!」

と叫ぶために生まれてきたのだ。

地面をかみしめながら、全力疾走して大汗をかくために生まれてきたのだ。
体じゅうがカラカラになるまで走って、
冷たい水を飲んで「かーーーー!ツメテー!」
と幸せをかみしめるために生まれてきたのだ。

人間は、まぎれもなく動物なのだ。

何が悲しくて、
暗い部屋の中に何日もとじこもり、
背中を丸めて、原稿用紙に顔を近づけて、
何十時間もコリコリ絵を描き続けることを想像しなければならないのだーー!

そういう人体に悪い行為は、絶対に、人間の生まれてきた目的にはなり得ない!

世の中には、たくさんの仕事・職業がある。
とくに都会では、自然とはいっさい触れないで仕事をしている人たちが、
たくさんいると思う。

それらの人たちは…僕も含めて…
本来、人がすべき行動でない行為をして日々時間を費やしている。

現代人は、何か、間違ってはいないか?」


夢の中で考えることは、ときに真理である。


        ◆        ◆        ◆

人間とは、なにか。
自分は、何のために生まれてきたのか。
自分は、何の役にも立っていないのではないか。

僕はいま、その解答にたどり着こうとしている……気がする。

人間は、幸せを感じるために生まれてきた。
逆に言うと、
人間は、幸せを感じることが出来れば、生きていく価値がある。

人間は、仕事をするために生まれてきたのでは決してない。
金を儲けるためでもなければ、何か作品を残すためでもない。
困っている人を助けるためでもなし、贅沢をするためでもない。

幸せを感じるために生まれてきたのだ。
そして、その幸せは、人によって違う。

東京のカスミがかかったような空でも、
雲ひとつない青空の下で、人はサイコーの気分になれる。

六本木ヒルズに住めなくても、
光が丘公園で、サイコーの散歩を楽しむことができる。

一皿1万円の肉料理を食べることができなくても、
5㎏1,500円の炊きたてのご飯の美味しさに感動することができる。

それで、いいのだ。
それで、完結。
それが、生きる目的。

「生きる目的が見つからない」となげく人がいる。
「自分は何のために生まれてきたのか」と探求し続ける人がいる。

僕たちは、実は、日々目的を達成しつつ生きていたのではないか。
幸せのチェックボックスを、毎日チェックしながら生きている。



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『経済学マンガ』完成



深夜0時30分過ぎ。
バイク便を待っていたが、なかなか到着してくれないので、
受け取りを妻に任せて、寝ることにする。

朝5時、起床。
原稿は、届いていた。
仕上げ不足によって、バイク便に乗せられて返送されてきた原稿だ。

フロに入って、リフレッシュし、
仕上げ作業を始める。

午前11時。
原稿アップ!
駅の改札前で担当編集者に渡す。
「お疲れさまでした」と仲村屋のドラ焼きをいただく。

嬉しい。
そんなのもらったの、何年ぶりだろう…。

あ、でも『ZUBA!』の編集さんには、原稿渡すときに毎回エロビデオもらってたけど。

【写真】は、
家に帰って、コーヒーを飲みながら、
仕上げ不足で返送されてきた原稿のコピーと、
トーンを全部貼った原稿のコピーを見比べているところ。

う~む…このまっ白の原稿を、出版物に載せてもらうつもりだった事を
あらためて恐ろしく思いました。






うぉ…なんか、とてつもなく眠くなってきたぞ。

よし、寝るかもしれない。
寝て、目が覚めたら、計画表を作るぞ。
2時間おきの計画表。
妻のすすめだ。
各項目のアタマにチェックボックスを作って、
消化するごとにチェックをしていく。
妻が言うには、人間の脳は、チェックするほど活性化するのだそうだ。

こんな感じに…

下描きP1の1コマ目
下描きP1の2コマ目
下描きP1の3コマ目



チェック!
チェック!チェック!

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『経済学マンガ』ペン入れ中



午後9時に電話をもらって、

「残り8ページ、どのくらいで終わるか」

という編集者の問いに

「11時までには、確実に終わっている」

と答えた。

その結果、編プロ経由ではなく、
版元へ直接バイク便で、原稿を運ぶという事になる。

時間が過ぎるたび、11時になんて、とうてい終わらない事に気づき始める。

何だ?こりゃ!
終わるはずない量じゃないか。
どうして「11時に終わる」なんてバカな事を言ってしまったのか…。

俺は、バカだ。

11時。
バイク便の人がやってくる。
トーン、ほとんどゼロの状態。
もう泣きたいよ。
俺は、時間が分からない。
まったく見当がつけられない人間なのだ。

もう、どうしようもなく、バイク便にそのまま渡す。



1時間後、編集部から電話。

「あのままでは、出版できないので、もう一度、仕上げをやり直して欲しい」

とのこと。
当たり前だな。

…ちゅうか、それでも間に合うのか。
それなら、仕上げの段階で、もうちょっと待って欲しかった。
ベタ塗り、超時短モードでテキトーにやっちゃった後ですよ…。

明日の午前中に上げるということで、話は決まる。
僕の、まっ白な原稿は、またバイク便で我が家に届けられる予定。
ううむ…金使わせちゃったなぁ…。

この出版社は、もう二度と仕事はくれないな。


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