一週間のグアム滞在から帰国してもう一週間が経ってしまった。今回グアム滞在中に初めて行った
『ファイファイパウダーサンドビーチ』が一番印象深かったです。グアムには何度も来ているけどこんなにお手軽に自然を満喫できる所はあまりないかも。
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このファイファイパウダーサンドビーチは2003年にオープンした比較的新しいビーチ施設で色々なアクテビティーがあり、食事など全てツアー料金に含まれていて遊び放題になっている。ビーチではJJの撮影も行われたほどキレイな所です。
ロケーションは日航ホテル北側にある戦時中の旧日本軍の大砲がそのままビーチに残っている、「ガンビーチ」と恋人岬の間に位置している。
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アクセスはタモンから車で10分程走った、「ガンビーチ」の大砲前から山の崖に添ったトレイルを歩く。その途中に吊り橋等があったり現地に着くまでの間、冒険心がふつふつと湧き上がってきてビーチの期待感が更に膨らんでしまいます。
5分ほどトレイルを歩いてファイファイの入り口にたどり着くと、歓迎の音楽と陽気な現地人のような日本人のおじさんがお出迎え。そしてみんなが揃いセンターハウスでオリエンテーリング。
本日のプログラム・・・ジャングルツアー~砂浜で星の砂探し~BBQランチ&ダンスショー~休憩後ココナツジュースとフラワーレイ作り。
通常自由参加だが、繁忙期を過ぎた時期に行ったのでお客さんが少なくて半強制的に全部のプログラム参加させられた。

ジャングルツアーでは入ると10歳若返るといわれるミネラルたっぷりな淡水の洞窟湖でジャングル探検の汗を流し(写真は若返って子供に戻ってしまった大人達^^)、そして自然にまま残っているのはここだけや!って説明してた古代遺跡のラッテストーンを見学。
最期はジャングルを抜けた後、目の前に広がるビーチで星の砂を探し。砂金を探すように夢中でやってるとあっという間にグアムで一番美味しい?ランチの時間♪
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アメリカンビーフのBBQを眺めてグアムには狂牛病は無いのかな?って思いつつ美味しくランチプレートをいただいた。
食べている間中施設で飼われている人懐こいワンコがテーブルを回って骨頂戴ビームを撒き散らしてあちこちのお客さんからBBQのお肉をもらってた。
食事が終盤に差し掛かる頃南国独特のリズムが鳴り出してショータイムが開始した。男性は力強くそして女性は官能的に腰をくねらせたダンスは見ているこっちの腰が痛くなってしまうほど良く動く。
観客を巻き込んでのダンスショーが終るとビーチタイム。カヌーやシュノーケリングセットを借りて遠浅の澄んだ海で思う存分遊んだ。
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ファイファイの海はタモンに比べると透明度が高く、珊瑚も多いのでシュノーケリングしていると沢山のトロピカルフィッシュが食事しているのをじっくりと眺める事が出来る。ただ行った時は潮の流れがあったので浮いているだけだとどんどん流されてしまってじっくり観察できなかった。
食後から丁度1時間ほど経った時、フラワーレイを作りますよぉ~って呼ばれてまたセンターハウスに戻った。なんか学校のプール授業のような気分・・・身体が冷えるから適当に水から上がって休みなさいって暗に指示されているみたい。でも子供なんかは面白いもので釣らないと水から上がらないのでこれでいいのかも。

フラワーレイはビーチの周りで咲いている新鮮なプルメリアを使って作られる。花に糸を通すだけの作業なのでとても簡単に出来上がる。新鮮なお花を使っているのでいい香りも漂って首からかけると天然のコロンを身にまとっているような気分です。
その後はヤシの葉でエンゼルフィッシュを作ったり、子供は夏休みの課題としてヤシの葉で出来た帽子の作り方を習ってました。
なんやかんやと遊んで楽しんでいるうちにあっという間に最終便の時間、いつまでもここで暮らせたらなぁ・・・って思えるような一日を過ごせた。
そんな気持ちを察してかどうかは知らないが、ガイドのおじさんに自分の性格はここで働くのに最適やから来ないか?と熱心にスカウトされてしまった^^老後は南の島でのんびり暮らしたいと考えていただけにちょっと心動かされてしまった。
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ちなみにファイファイビーチのエリアはアメリカ政府認定文化遺産をはじめ、グアムの手付かずの大自然を保護するために
エコ(ここがポイント)ツアーになっている。そのため電気施設はない。身体を洗う時はジャングルツアーで行く洞窟内の淡水プールを使うことになる(このシャワーが無いって事で気分を害してすぐに帰ってしまった老婦人がいました)。
また、トイレはバイオテクノロジーの技術を利用したエコトイレが設置されていてちょっと使い方にびびってしまいます。