地球にあしあと

地球の色々なところに足跡をつけてきました。

笑福

2008年12月27日 | Weblog
2008年の幕開けは、天満天神繁昌亭での落語新春寄席でした。

と来れば、締めくくりもやはり落語で。
以前から結構気に入っている桂あさ吉さんの英語落語独演会で笑って今年を締めくくり。



あさ吉さんの英語落語独演会にいつも登場する林家染太さんも、相変わらずチャーミングでした。

そして肝心のあさ吉さんの落語は、相変わらずまだまだ修行中という感じで…。
ちょっと笑い足りなかった感はありますが、年明けもまた楽しみな寄席が待っていますので、今年はここらへんで笑い納めといたしましょう。


振り返ってみれば、今年はたくさん笑いました。
新年も笑いで始まり笑いで終われますように。

みなさまにも感謝を込めて、福をもたらす笑いが絶えない1年であることを願っております。

今年も紅葉

2008年12月07日 | Weblog
今年も京都へ紅葉を見に行ってきました。


夏に屋久島を旅した時に出会ったAさんが、11月中旬にデンマーク人のお友達Dさんと一緒に京都までやって来るということで、ジョインさせてもらうことに。
ワクワクして週末を待っていたら、東京の同僚であるS井ちゃんも同じ日程で関西入りすると!

急きょ、Aさん、Dさん、S井ちゃん、そして同じ事務所のS上さんを交えて5人で京都に集合。
この時期の京都駅はものすごい混雑ぶりでした。
混雑覚悟で王道とも言える、東福寺、南禅寺、永観堂をめぐり、夜のライトアップは高台寺へ行ったのですが、残念ながらまだ見ごろには届かず。

ちょっとかわいそうだったのは、私たちの強行スケジュールで引きずりまわされ、かなりお疲れの様子だったDさん。
ごめんね…。

私もあまりの混雑ぶりに疲れていたので、写真は全く撮りませんでした。
誰か後でちょうだいね。



より見ごろな紅葉を求めて翌日はAさん、Dさん、私の3人で比叡山まで。
せっかく関西まで来てもらったので、綺麗な紅葉を見せたかったのです。

ここはさすがに山なので紅葉してました。(ホッ。)
ロープウェイから見る山は、黄色や赤、緑のパッチワークのようでとても美しかったです。



そしてそのまた翌週の連休。
今度はハノイで仲良しだったNさんと義理の妹のMさんが関西入り。
やはり「京都で紅葉が見たい!」とのこと…。

普段関西に住んでいると、桜の時期、紅葉の時期、祇園祭など、シーズンど真ん中の京都は避けます。
なぜなら混雑がすごいから…。
でもやっぱり遠くに住んでる人は、ど真ん中シーズンの京都へ行きたいのですね…。

土曜日に神戸観光をした後にうちまでやってきたNさんとMさん。
寒い日だったので温かいお茶を用意していたら、Mさんが「なんかひっきーさん、日本で見るとしおらしいね」と。
し、しおらしいって…。

前回Mさんに会ったのはカンボジア旅行の時なので、バリバリアウトドア系の服装だったからでしょうか。
一応今は都会でお勤めしてます。。。


さて、先週はまだ見ごろではなかった紅葉も、今週はきっと綺麗に色づいています。
個人的には大原あたりまで足を延ばしたかったのですが、道路の混雑が予想されるので、電車で行ける範囲にしようと言うことに。
結局去年に引き続き、行先はまた鞍馬・貴船。(ほんとに芸がないです。。。)


先週もかなり混雑していましたが、連休はすごい
大阪から京阪電車に乗る時点ですでに通勤電車のような混みよう。
みんな京都を目指すのですね。

そして満員電車でようやく出町柳まで到着し、叡山電車に乗り換えようと思ったら、ここがまた大混雑
小さな駅、小さな電車に初詣のような人出が押し寄せています。
当然改札は入場制限がかかり、押し合いへしあいでちょっと危険な状況。

順番が来てなんとか電車に乗り込んだものの、なかなか出発しないので満員電車でたちんぼう。
やっと動き出しても、前の電車が遅れているとか言う理由で途中で止まったりして、普段なら30分程度の道のりが倍ぐらい時間がかかりました。

それでもやはり貴船へ至る途中にある紅葉トンネルはきれいでした。


すでにヘトヘトになって貴船に到着し、腹ぺこなので一番手近なところでにしん蕎麦を。
にしん蕎麦って関西のものだったのか、NさんとMさんは初体験だったようです。



貴船も去年と比べると、あまり紅葉具合がよろしくないようで…。






去年来たのは12月。
今年はまだ11月ですが、すでに枯れている木もありました。
枯れていない木も色づきがいま一つなのは、今年の天候が悪かったせいでしょうかねえ。
ずいぶんと暖かい秋でしたから。


貴船は道路も渋滞気味。
歩く人と車、バイクでごった返している感じです。

貴船はさらっと見て、鞍馬山を通って鞍馬側へ抜けることに。
ちょっと山道でしんどいけれど、ブーツで登っても全然大丈夫です。
やはり山は気持ちいい。
他の観光客の人たちと気軽に言葉を交わせるのも、山の良いところです。


鞍馬の方が貴船より色づきが綺麗だった気がしますが、それでもやはり去年には劣るかなあ。









鞍馬に来るといつも休憩する「洗心亭」でお抹茶を。



ここだけの話、この茶店は店名とは裏腹に働いているおばちゃん達の態度悪いです。
去年もそうでしたが、今年もやはりお客さんに対して横柄な態度。
京都はせっかく世界中の人を魅了する場所なのに、結構お店の人の対応悪いところ多いんですよね。
観光地はどこも同じでしょうか。
京都では思わず「ここは途上国か?!」と思わせる態度に遭遇することもしばしば。
残念です。


帰りの鞍馬駅も行列。
この時期はとことん混雑に耐えねばなりません。

どうにかこうにか四条まで出てきて、先斗町へ行ってみたのですが、どのお店も満席で入れず…。
え~ん、お腹すいたよう。疲れたよう。


食べ物を求めて、先斗町から少し外れたエリアをさまよい、ようやく小さなお店で空席ゲット。
ここは釜めしやらお茶漬けやらを売りにしているお店のようです。

が、店員はおばちゃん2名のみ。
1名が調理、もう1名が接客で、テンパリまくっています。

接客のおばちゃん、人は良いんだけど手が回らず、なかなか注文も聞きに来てくれないし、お茶も出てきません。
「すいませ~ん」と声をかけると、「は~い!」と返事はしてくれるのですが、テーブルまでやってくる余裕がないようです…。

接客担当のおばちゃんがあまりにテンパって狭い店内を走り回っているので、お客さんも気を使い、注文した品がなかなか出てこなくても怒ったりせず、根気よくやさしくおばちゃんに接しています。

客が優しくなる店…う~ん、なかなか良いかも。


ただ1組、若い学生風のカップルは待ち切れず黙って出て行ってしまいました。
まだまだ人生修業が足らんね君たちは。


どうにかこうにか食べ物にありつくことができ、家路へ。
帰りは阪急電車に乗ったのですが、こちらも通勤ラッシュを思わせる混雑ぶり。
今日1日、かなりどっぷり疲れました。



連休最終日は午前中うちでのんびりゆったりし、午後は近所の英語落語寄席へ。
イギリス人の落語家、ダイアン吉日さんの落語とちょっとした講演を楽しみました。




ネタは外国人が日本で遭遇する奇妙な出来事中心で、なかなか面白かったですよ。
さすがに日本人の特性をよく理解してますな。
すばらしい観察眼です。

「途上国ではすぐに年齢を聞かれる」と思っていたのですが、日本人も結構な確率で外国人に年齢を聞いているようです…。
あと血液型も。


たまには外からの目線で日本を眺めてみるのも、新しい発見があっていいですね!