地球にあしあと

地球の色々なところに足跡をつけてきました。

神だのみ

2010年05月22日 | Weblog
先日、カミーノに向けて足腰を鍛えようと、久しぶりに自宅から生駒山の麓まで歩いてみました。
本当は前回のように暗峠も越えてしまいたかったのですが、午前中ダラダラしてしまいスタートがかなり遅かったので、とりあえず枚岡神社まで歩くパターンに。

スペインに持っていくザックでは大げさすぎて、街中を歩くには気が引けるので普通のリュックを6kgぐらいにして背負って行ったのですが、腰で固定できないタイプなので結構重さを感じてしんどかったです。
翌日、腰が筋肉痛になりました。
携帯電話についてるカウンターでは10kmちょいの行程でした。


前回枚岡神社を訪れたのは、お伊勢さん参り前の冬でしたが、今回は初夏の新緑に包まれて奇麗~。









さて、その翌週。
ちょっとしたお願い事があって母、姉と連れだって住吉大社を訪れました。

昭和の香り漂うチンチン電車の線路を超えると、そこは住吉さん。




他の神社のものよりかなり大ぶりな狛犬さんが出迎えてくれます。






鳥居をくぐるとなにやら人だかり。



近づいてみると、どうやら植木の競りをやってるようです。
へえ~。


住吉さんと言えば太鼓橋。
結構な角度で登りにくい…。




うさぎがシンボルのようです。
うさぎみくじも売ってました。




いよいよ本宮のほうへ参ります。




実は私は長年大阪に住みながら、住吉大社さんへは一度も来たことがなかったのです。
一度、従姉の家に行くときに乗った阪堺電車(チンチン電車)からちらりと見たきりでした。
住吉大社と言えば関西で初詣スポット第1位なくらいメジャーなのに。

境内に足を踏み入れて見ると、神聖な空気が漂っていました。
歴史ある神社で、すごくいい
なんで今まで来なかったんだろう

わざわざ伊勢神宮など遠いところには行ってたのに、すぐ足もとの住吉大社に足が向かなかったのは不思議。
でもこういう場所は「呼ばれた時に行く」ものだと思います。
きっと今が一番いいタイミングだったのでしょう。


まず第一本宮からお参りをはじめ、第二、第三、第四へと進みます。
第四本宮だけ女性を祀ってあるので、千木(屋根の上にある交差した木)の形が他の三本宮とはちょっとだけ違うんですよ。



さて、住吉大社には「五大力石守」というのがあるそうで、ここにある小石の中に「五」「大」「力」とそれぞれ墨書きされたものがあるそうです。
それを一式見つけ出してお守りにするのだとか。




こちら、私が拾った3石です。
わりとすぐに見つかりました。しかも3個とも大きい。
姉は3つ探し出すのに苦労してましたが、私が見つけたやつをあげようとしても「自分で探す!」と言って受け取りませんでした。




この石を入れるお守りが境内で売られているのですが、なんとこの日は売り切れ。
他のお守りも売り切れ品が出ていたそうで、かなりな繁盛ぶりがうかがえます。
それだけご利益があるということでしょうか。

ちなみにたくさんの人が石を持って帰るので、「宮司さんたち石に墨書きするの大変だな~」と思っていたところ、後日まりりんに聞いたところあの石は追加されていないそうです。
それでも無くならないということは、願い事がかなった人がお礼参りで石を返しに来るから。
それだけ願い事が成就した人が多いということでしょう!


ご神木の楠はとても立派。






ひととおり参拝を終えた後、おみくじを2種類引いてみました。
普段、めったにおみくじは引かないんですけど、住吉大社デビューを記念して。

普通のおみくじの方は「小吉」。
「このみくじにあう人、心安らかに平穏な日々を得ます。」
○諸事・・・あえて争うことなく、心豊かに過ごせば至福の時が得られましょう。短気は禁物です。
○幸運のカギ・・・趣味



は~い。
短気を出さないよう気をつけます。



恋みくじの方は「吉」。
○出会・・・光かがやく出会が得られるでしょう。
○恋愛・・・互いを大切にする心を神はおよろこびです。
○幸運の鍵・・・「玉」「光」



カミーノ前に縁起の良さそうな内容です。
老若男女問わず、カミーノでの出会いは大切にしようと思っとります。
大丈夫です、神様!

余談ですが、ここのおみくじは国際村おこしの一環とかいうことで、ネパールの手すき紙に印刷されておりました。



さてさて、無事にお参りもすませ、おみくじも引いたので、姉と二人でなんばへ買い物に繰り出しました。
そこで新たなベトナム料理屋発見。
PHO4Uという店名です。

う~ん、日本で食べるベトナム料理はあんまりおいしくないから、ハズレだったらどうしようかと悩みましたが、調査も必要なので入ってみました。

店内はベトナムのストリート風に看板がたくさん。




私が注文したのは、牛肉のフォーとバインクオン(米粉でつくったクレープのような生地でミンチなどを包んで蒸してあるもの)のセットメニュー。
バインクオンは私の好物ですが、日本のベトナム料理店でこのメニューを出しているところは少ないと思うので、迷わずオーダー。




うん、合格レベルです。
フォーのお出汁もおいしいし。
バインクオンの皮はちょっと固め、味付けは南風で甘めですが許します。
フォーはお店の手作りらしく、もちもちしています。


姉が注文したのは鶏肉のフォーと豚肉のっけご飯のセット。



これもおいしかったです。


サイドディッシュの揚げ春巻きもグー。




思いのほか量が多く、お腹はちきれそうになりました。
いや~、でもおいしいベトナム料理屋さんを発見できてよかった。
隣に中国料理、斜め前にタイ料理屋さんがあったので、知名度的には押され気味かもしれませんが、がんばってもらいたいものですベトナム料理。

ただ、今のところ私の中でのナンバー1は西長堀にある「ベトナム大衆食堂アイン」です。
味付けがハノイなのも気に入ってる理由かもしれません。

また開拓してみます、ベトナム料理。

(あれ?神社の話題だったのに最後は食べ物で終わってしまった…。)

京都本

2010年05月20日 | Weblog



株式会社のぞみさんから頂きました、京都の本。
和札のレビューを書いてウェブサイトのリンクをはったらもらえるんです。

「豆腐の話」「おやつの話」「ごはんのともの話」「寺町の話」「寿司の話」「酒の話」の6項目からなっていて、なかなか読み物として面白い本です。

ちょっとした知識を持って京都へ行けば、お買い物が楽しくなりますね。


ありがとうございました~

あでやか

2010年05月16日 | Weblog
スペイン巡礼に備え、個人名刺を新調することにしました。
よく考えたら引っ越ししてから名刺作ってないし。

今回は「名刺は和風柄で」と決めていました。
ネットであれこれ検索したところヒットしたのがこちらの「和札」。

http://www.wafuda.jp/about.html


裏面に着物の柄をデザインした名刺です。
正直、他にも和風柄でもっと安く作れる名刺はたくさんあったし、高いな~とは思ったのですが、和札のコンセプトとか姿勢に共感して注文することにしました。


たくさんデザインがありすぎて選べない~と思ったら、20柄が入る嬉しい「お試し和札」がありました。
渡すたびに違った絵柄っていうのも絶対楽しいと思う。

インパクトのある柄の「あでやか」と、優しい感じの「はんなり」の2種類があり迷ったのですが、今回は外国人へのアピールを考え「あでやか」で行くことにしました




パソコン画面だけではよくわからないので実物が見たい場合はサンプルを送ってもらえるし、注文してからの対応も早いし、満足です。


贅沢を言わせてもらいますと、「あでやか」と「はんなり」両方の図柄が入ったセットがあったり、紙質を選べたりしたらもっと嬉しいです。(いくつか紙の種類があるのですが、お試しセットの「あでやか」の場合は表面に光沢があるアートポスト紙と決まっているので。)

それから法人用だけじゃなく個人用の名刺ももっとカスタマイズできれば、ちらりと着物柄をあしらった和英両面印刷の個人名刺とか作りたい。
枚数も100枚からではなく、50枚から対応してもらえたらもっと嬉しいな~。
柄も自分で数種類ピックアップできればもっともっと嬉しいな~。


和札には英語サイトもあるので、外国人も注文できます。
日本語のページよりも注文内容に制限がありますが、和札はとても好評だろうと思うので、外国人の友人らにも教えてあげようと思います。

そういえばタイでは香り付きの名刺とかもありましたね~。
日本語を印刷してくれたりもするし。
和札も今後もっともっと選択肢が広がってくれると、ユーザーとしては嬉しいと思います。


以上、ブログに感想をアップすると京都本がもらえるというので、張り切って書きました~。

巡礼日程決まりましたよ~

2010年05月11日 | Weblog






6月下旬から50日間です。

ますはフランスのボルドーまで飛びます。
そこで1泊して、翌朝サン・ジャン駅から列車に乗り、バイヨンヌ経由でサン・ジャン・ピエ・ド・ポーへ。

帰りはサンティアゴから巡礼者割引を使って飛行機にするか、それとものんびり列車にするか、まだ決めてませんが、マドリッド経由で帰国します。




サン・ジャン・ピエ・ド・ポーでは、L'Esprit du Cheminという宿を予約しました。
たまたま「ここは予約できるよ」と教えて頂いたからで、他はチェックしなかったのですが、宿の人たちはとても親切そうでした。

宿の朝食は遅めなので、朝食はとらずに早めにスタートした方がいいとのアドバイスを受けていたのですが、なぜか勝手に「朝食OK」というメールが来てしまいました。
せっかくなので朝食も宿で頂いてから出発することにします。
初日ぐらいいいよね、他の巡礼者からも情報収集したいし。


こちら、サン・ジャン・ピエ・ド・ポーの写真。
宿の方々がメール添付して送ってくれました。




5月に入ってもピレネーでは雪が降ったそうです。
また、別の方からも銀の道にあるサラマンカで朝の気温がマイナス3℃だったと、教えてもらいました。

さあて、今年の夏の気候はどんなもんでしょうか。
もしかして、涼しかったら嬉しいけど~

上方日本酒ワールド

2010年05月09日 | Weblog
GW最後の日曜日、上方日本酒ワールド@大阪天満宮に行ってきました。


日本酒大好きで「日本酒卍固めの会」というのにも入っているちいさんが誘ってくれたんです。
私はお酒はほとんどダメですが、日本酒に合うおいしいおつまみも販売されているというので、それにつられて。


朝10時の開始時間に大阪天満宮に集合すると、もうすでに各蔵元・酒屋さんのブースには長蛇の列。
す、すごい。
世の中こんなにも酒好きが多いのか


まずは入場料500円を払って専用のお猪口を買うのですが、前売り券を買っているとかわいい方のおちょこがもらえるというので、ちいさんにお願いしておきました。

こちらがそのお猪口。
マスコットキャラクター入りです。
(会場はてんやわんやであまり写真が撮れなかったので、帰宅してから撮りました。ちょっと見づらいですね。)




各蔵元さんのブースで好きなお酒を買ったら、このお猪口に入れてもらいます。
お酒の値段は色々です。
300円ぐらいからのもあれば、年代物で3,000円とかも!



ちいさんの卍固め関係のお友達が席取りをして下さっていたので、そちらへお邪魔。
みなさんさすがプロだと思ったのは、マイお盆を持ってきていること
これならお酒とおつまみ数種類を一度に運べますね。
さらに日本酒を飲むと喉が渇くので、ミネラルウォーターもスタンバイで


こちらまだ序の口。
ちいさんはお盆代わりに使い捨てられるお菓子の箱を持参。
さすがとしか言いようがないです。




まだ午前中なのにどんどん人は増え、大盛況です。
かなり混雑しており、かなり並ばないと買えません。










そして夏のように太陽カンカン照りで、暑いよ~。

私は最初の1杯しかお酒を買ってないのですが、酒飲みのみなさんは次々と違う種類のお酒を買って来るので、ちょっとずつ味見だけさせてもらいました。
いつの間にかまりりんも3杯飲んでいたようで…。

あと、なぜかビールも売っていて、日本酒とビールですっかりご機嫌な方々も。


あ~、でも味とか全然分かんないけど、日本酒って結構おいしいかも~。
お酒好きで明るいみなさんとワイワイ話しながら、色んなお酒とおつまみを試して、とても充実した体験でした。

日本酒デビューの日も近い