地球にあしあと

地球の色々なところに足跡をつけてきました。

ワニ料理!

2006年03月20日 | Weblog
食いしん坊ブログ、今回はワニ料理初体験の巻~。

大使館のTさんの送別会。主賓たっての希望により、ワニ料理屋さんへ行ってきました。

まずはスープです。


一見、ふかひれ風です。
スープはごま油の味が利いた中華風でとってもおいしい。
食感は…やや固めの弾力あり。


続いて、ワニの生肉。
おお~っ!


手前がしゃぶしゃぶ肉並みに薄切りになったワニ肉。
みんなの感想は、「へぇ~、ワニの肉って赤いんだ~。」(なんとなく白いというイメージがある。)
奥にあるのはワニ肉のサイコロステーキ風。ピリリと香辛料が利いておいしいです。でも、噛んでも噛んでも噛み切れないほどの強さです。



生肉は、このように、うす~いうす~いライスペーパーの上に、韓国海苔や野菜、香草と一緒にのせ、わさび醤油で頂きます。
特に癖もなく、おいしく頂けます。(でも全ての料理が香草や香辛料を使ってあるので、恐らくワニ肉自体は臭みがあるのかもしれません。)


そしてこちら、ワニ肉のステーキ風のものにマスタードソースがかかっています。


これが一番おいしかった!


この後、2次会として主賓たっての願いで「熊酒」を置いているお店を探すこと数十分。
夜のハノイを車でぐるぐる。
そしてやっと見つけました。すでに閉店していたのに開けてもらい、熊酒と対面。

熊酒とは、熊がお酒に浸かっている状態のことです。ほら、ハブ酒とかサソリ酒みたいに。
私は怖くて口をつけることができませんでしたが、みなさん味見されてました。ぞぞっ。

あまりに写真が怖いので、ブログ掲載は見送ります。。。

ネバーアゲイン、ゲテモノ!

ひな祭り

2006年03月13日 | Weblog
友達からひな祭りカードが届きました!
立体になっていて、かわい~!
早速オフィスに飾って癒されています。(まわりのベトナムチックな置物は気にしないで下さい)


こちら、正面から見た図。



こちら、斜めから見た図。


え?ひな祭りはとっくに終わってるだろうって?

ベトナムの郵便事情をなめてはいけません。
届いただけでもありがた~いのです。

ああ、ラッキーだった。感謝、感謝。

Quan An Ngon

2006年03月13日 | Weblog
きのこ鍋の翌日、また外食しました。

近所にあるQuan An Ngonというお店です。
屋外席はガーデンスタイルで、テーブルを取り囲むように屋台風の建物が屋根を連ねています。
ベトナム各地の料理が食べられて、ホーチミンでも人気のお店。

4人で色々注文したのですが、最初にOc(オック)を注文。
Ocというのはタニシなのですが、Sさん曰く、「川のOcの場合は本当のタニシだけど、海のOcの場合はサザエのようなもの」ということです。
どっちが出てくるのかな~と思ったら、サザエ風でしたので海のものと思われます。


手前右がOcです。


その他にもベトナム風お好み焼きのBanh Xeo(バインセオ)や、葉っぱに包んで発酵させたソーセージのNem Chua(ネムチュア)、ベトナム風さつま揚げのCha Ca(チャーカー)などなど、どっさり注文。




ところで店内ではどこかのガキンチョが、ラジコンの車を走らせて走り回って遊んでいます。



ベトナムでは内と外、自宅と公共の場の区別があまりないので、こういうシチュエーションで親が叱ることもありません。

以前、このお店で食事をしていたとき、隣のテーブルの子どもがお皿を床に落として割ったときも、お母さんは「んもうっ!」という顔をしただけで、特に店員さんに「すみません」と謝るわけでもなく、全く動じずでした。(もちろん割れたお皿を片付けるそぶりなど見せない)

なかなか文化とは奥深いものです。

きのこ鍋その2

2006年03月13日 | Weblog
またまたきのこ鍋に行ってきました。
実は私はこれで3回目です。
きのこ鍋は出汁が良く出ておいしく、日本人ウケは良いのです。



前回行ったとき、「最後にご飯入れるとおいしいのにね~」という話になり、ためしにお店の人にご飯がないか聞いてみましたが、あっさり「ない」と言われました。
ベトナム人は具入りのお粥やスープをかけたご飯などを食べるくせに、なぜか「お鍋のあとの雑炊」はなじみが無く、怪訝がられます。なぜ?
日本人が雑炊を食べるのに、ご飯にお味噌汁をかけると行儀が悪いと言われるのと似ているでしょうか。

さて、今回はスタンダードに鶏肉にしました。
前回は量が足りなかったので、今回は4人前のセットメニューのきのこを2倍、さらに最後の麺、Banh Daも追加でたくさん頼み、お腹一杯食べました。

やっぱりきのこ鍋はおいしいです!
そしてやっぱり最後にご飯と卵を投入したい衝動に駆られます!

そうだったのか

2006年03月09日 | Weblog
普段仕事で書類などにサインした後、自分のサインにかかるように会社印を押しています。
日本ではちょっとしたレターごときにわざわざ社印を押すまではしないのですが、ベトナムでは形式が大事なので(?)ほぼ必ずそうします。

今日、Thuyさんから「ベトナムではハンコを押すときはサインの左側、自分のサインの頭3分の1にかかるように押します」と教えられました。
へぇ~!そうだったのか。私はいつも日本式にサインの右側、自分のサインの最後らへんにちょっとかかる感じで押していました。
過去の書類を見ると前任者もそうしていることが多いです。(サインのど真ん中というケースもよくありましたが。)
でもベトナムの会社などからもらったレターの印を見ると、なるほど、Thuyさんの言うようにサインの左側におしてあります。

ほほぅ。ベトナム文化のあらたな発見。

っていうか、Thuyさん、もっと早く教えてよ~!



今日は食べ物以外の真面目なお話でした。

女性の日

2006年03月08日 | Weblog
今日は「女性の日」です。
ベトナムの「女性の日」は確か去年の秋頃にあったので、今回のは「国際婦人デー」らしいです。

そしてやはりこの日は男性から女性に花束などがプレゼントされます。
オフィスでも色々とイベントをやったりするようです。

で、うちも頂きました!


オレンジのバラは前日Hauさんが自分で買ってきたもの。

花束は、奨学金に応募してきた人達からの贈り物です。(幸いにも2人とも受かっていました。ホッ。)
偶然にも二人ともほぼ同じ名前・・・。
そうか、この名前の人はナイスガイなのだな。覚えておこう。

それにしても綺麗でしょ~?
調子に乗って3人で写真撮りまくりました。





うちのオフィスは女3人なので、今日は女性の日を記念して、そろってランチを食べに行きました。
スタッフのリクエストはなんと、日航ホテルの飲茶ランチ!おおっ!
一人9ドルで食べ放題なのですが、ホテルゆえにサービス料などもかかり10ドルちょいになります。
スタッフの給与レベルなどを考えると、10ドルのランチというのはかなり高価です。(日本人で言う1万円ぐらい?)気合入ってます。

今日はよその会社でも豪華ランチをしているに違いない。
ホテルまでの路上でもいたるところで花を売っています。(ちなみに学生はこの時期、ちょっとしたお小遣い稼ぎのために、自分で花を仕入れて売ったりするそうです。)

レストランに到着すると、中国人の団体観光客が来ていて賑やかでした。
いつもは閑古鳥が鳴いているレストランなのですが(でも飲茶はおいしい)、こうやって団体客を受け入れると儲かることに気づいたのでしょうか。
しかし中国人がベトナムに来てまで何故に中華料理を?!(確かに日本のおじさんもすぐ日本料理屋に行きますけど。)

またまた写真。


ここではテーブルの上におとなしめの料理が並んでいますが、実は写真を撮る前にすでに一通り点心を食べています。
さらに撮影後もチャーハンとか、春巻きとか、最初の方に注文して忘れていた野菜料理などが今頃出てきたりして、「く、苦しい~」と言いながら必死に食べました。
スタッフも普段のランチはものすごく控えめな量なのに、こういう時はガッツが入っています。

結局チャーハンなど余ってしまい、もったいないから「もって帰りたいよねー」というと、スタッフが「聞いてみましょうか?」と言います。
「食べ放題なのにもって帰れるわけないと思うよ・・・。」と答えると、「そういや、前にもソフィテルプラザ(これまた5ツ星ホテル)の飲茶バイキングで、蒸しケーキ余った分もって帰っていいか店員さんに聞いたら、断られました。」だって。当たり前や。あんたら確信犯やね。

普段は食が細いスタッフも、デザートだけは別腹です。
おなかはち切れそうになりながら、1人あたり2品ぐらいの勢いでデザートも食べてしまいました。
ごっつあんです。

会計の時にはレストランからのプレゼントでチョコレートもゲット。


今日は良い1日でした。
それにしてもベトナムは贈り物社会で大変そうだ~。


関係ないですが、今月はホテルニッコー・ハノイでたこ焼き売っています。
5個入り2.5ドルと10個入り4ドル。
Happy Hourの17:00~20:00しか売ってないんですよね。
わざわざ仕事帰りにタクシー使ってまでニッコーへたこ焼き買いに行くべきかどうか・・・。
悩む関西人。


・・・。やっぱりグルメBlog。

ギョウザ

2006年03月06日 | Weblog

先日、ベトナム人の友達から「66 Ba Treu(←住所)に日本食を売ってるお店があるよ」と教えてもらいました。

 

ん?その住所のあたりには確か「Western Canned Food」というお店があったはず・・・。
名前の通り、洋物の缶詰のお店かと思い、これまで素通りしてきたけど、本当に日本食なんか置いてるんだろうか?

 

疑いつつも、自宅から徒歩でいける範囲なので行ってみました。
普通のスーパーでも多少のものは売っていますが、もっと本格的な日本のものが欲しいときは、元西友で今は「Uni Mart」という名前になっているお店に行かなければいけないのですが、これが遠くてタクシーを使わないといけません。
徒歩で日本食材が調達できるなら好都合です。

 

さて、お店に着くと2つの看板があります。「Western Canned Food」と「Mini Mart」。
あ、ここはMini Martでもあったのか?!(っていうか、どっち?)
Mini Martはスーパーです。


お店の前には地元在住の主に外国人向けの情報交換ボードがあり、「バイク売ります」とか、「ベトナム語家庭教師紹介します」とかのチラシが貼ってありました。

 

早速中へ入ってみると、狭い店内に輸入品がびっしり!
日本・韓国・中国・アメリカ・オーストラリアなどなど、世界各国からの輸入品が所狭しと並んでいます。おおっ、これはすごい!
日本食在のコーナーには、そばや梅干なども置いてあります。
また、懐かしの「はごろもシーチキン」があるかと思えば、向かいの棚にはアメリカでお世話になった「Bumble Bee」ツナ缶もあります。

 

おおっ、中国製の湯葉を発見。今度買ってみよう。
おおっ、タコスの皮もある!トルティーヤも。
ああ、イギリス産のハーブも一杯ある。バジルとか欲しいな。
う~ん、感動。

 

ぐるりと店内を一周し、全体像を把握。
冷蔵コーナーには中国や香港の生麺もあるし、麺好きの私はそそられます。
そしてなんと冷凍庫におかめ納豆発見!
ギョウザの皮も発見!
舞い上がる私。

 

が、しかし!それらの輸入品は、とてつもなく値段が高いのです!
すごく小さいお店なのに、一体私はどれぐらいの時間をそこで過ごしたでしょう。
店内をウロウロし、悩みまくり、とりあえず今日買うものを決定。

 

それは、

 

1.ギョウザの皮
2.イングリッシュマフィン

 

以上!

 

えーっと、おかめ納豆が欲しいのはヤマヤマですが、まだ日本から持ち込んだ乾燥納豆が残ってるのでしばらくはそれで我慢。
それから乾物は以前たっぷり持ち込んでいるので、まだ買わなくても大丈夫。
ハーブは高すぎて断念。
たまに他のスーパーでオイル漬けのバジルを買ってパスタに絡めているので、当分それだけでいいです。(それも結構高いけど。)ローズマリーとかオレガノとか欲しがってはいけません。

 

ギョウザの皮は、日本のやつが懐かしかったので。
こっちの春巻きの皮などは売っていますが、ちょっと分厚い気がします。

 

イングリッシュマフィンはまだここでしか見たことがありません。
いつも食パンか、時々クロワッサンやチョコデーニッシュを買いますが、もうちょっと違うものも食べたいと常々思っていました。
どこかにベーグルも売っていないでしょうか?

 

しっかし、おっそろしく高いのですよ。
ギョウザの皮は40,500ドン(約300円)もするし、イングリッシュマフィンも似たような値段でした。
ベトナムでこんな高価な買い物をしてよいのか、心がチクチク痛みます。

 

その日、冷凍していたひき肉を使って早速ギョウザを作りました!
パチパチパチ~。


今から包みます。



完成図。


ああ、感動です。
ごちそうさまでした。

ちなみにスーパーではめったに生肉やひき肉は売っていません。
通常は市場でお肉を購入するのですが、これがまた不衛生なんですわ。。。
さらに、市場で買ったお肉をその場で機械でミンチにしてくれるのですが、ちょっとその機械を通るお肉を想像するのが怖い・・・。
ちゃんと機械の中が衛生的に保たれているのかどうか・・・。
スーパーでパック詰めされて売られているものが衛生的に処理された保証はどこにもないのですが、なんとなく気持ち的にお肉はスーパーで、野菜は市場で、と自分の中で分けています。


テニス

2006年03月06日 | Weblog

最近ずっと仕事が忙しく、残業+休日出勤が続いていたのですが、それでも心身の健康を保つため、お友達のいまじゅんさんと週末に2時間テニスをしています。
まだこれで3回目。

1回目の参加者は、いまじゅんさんと当時ベトナム出張中だったMさん。(その日の深夜便で帰国だと言うのに、テニスをさせてしまいました。)

2回目は、いまじゅんさんに加え、某NGO職員のKさん(結構うまい)と、インターンで来ているW君(コーチができるほどうまい)が参加。

3回目は、いまじゅんさんとKさん。W君は休みを取って列車でベトナム縦断旅行中でした。(うらやましい!) いまじゅんさんも以前コーチについて習っていたのでお上手です。
私がラリーの足を引っ張っているのは明らかです。(くぅぅ、元テニス部なのに。)



私としては、恐らく10年ぶりぐらいじゃないだろうかと思われるテニス。
1回目の後は2日間、筋肉痛でとても辛い思いをしました。しかも親指は水ぶくれ。


 2回目のプレーの後は、筋肉痛の度合いはかなり軽くてすみました。
でも、せっかく治った親指の水ぶくれが再発。

さて、3回目。気合を入れて臨みましたが、最初から手首が痛い。。。なので今日はいまじゅんさんとKさんにたっぷりプレーしてもらって、私は控えめに・・・と思っていたのですが、途中でハプニング発生!いまじゅんさんの靴底がベロリと剥がれてきてしまったので、途中棄権。(バラしてごめんなさい)

結局後半は私とKさんで、疲れた体に鞭打ってプレーし、気がついたら3人の中で私が一番長くやっていたのではないかと思われる結果となりました。でもお陰で最後の方は少し上達してきました。

テニスの後はカフェに寄って濃厚なチーズケーキを食べることが慣習となりつつあります。ですが、この日はちょっと暑くてかなり脱水気味だった私は、甘いケーキを口にする気にならず、飲み物だけにしました。
すると、男性2人が甘々のケーキを食べて、私がドリンクのみという、おかしな構図になってしまいました。

 
こちらが濃厚なHighlands Caramel Cheese Cake(左)と、Vietnamese Coffee Cheese Cakeです。


 
カフェから見た交差点風景。なかなかお洒落ではございませんか!


この花はなんでしょう?


さあ、お蝶夫人目指してこれからも頑張りましょう!(でもこれからだんだん気温が上がってくるので、テニスなんかやってられなくなるのかも知れません。)


おかあさん

2006年03月02日 | Weblog
前にも書いたとおり、私には馴染みの野菜売りがいます。
最近では彼女のお母さんにまで面が割れてしまっており、お母さんにもよく声を掛けられます。(母娘そろって売っている時もあれば、どちらかが売っている場合もあります。)

路上の行商人は意外とよく通行人を見ているものです。
いつもの野菜売りのお母さんは、通常道路の方を向いて座っているので、見つからないだろうと思って黙って後ろの歩道を通り過ぎると、必ずいつの間にか振り向かれていて見つかります。
お母さんの座り位置と私の通る歩道には多少距離があり、その間に他の売り人や通行人、木などで雑然としているにも関わらず、ほぼ必ずと言っていいほど見つかるのです。後ろに目がついているのか?
そして遠くからでも「エムォ~イ!(お~い!)」と大声で呼ばれてしまいます。
お、お母さん、恥ずかしいからそんな大声で呼ばないで。。。
買わないときも仕方なく愛想笑いを返します。(あ、周りの方々、呼ばれたのは私です。)

ここで豆ベトナム語講座。
年下に呼びかけるときは「エム」、自分よりちょいと年上の女性に呼びかけるときは「チ」です。
従って、娘の方は私を見ると「チオ~イ!」と呼んできます。分かりましたか?
豆ベトナム語講座終わり。

最近ではアパートのドアマンにさえベトナム語で世間話を振られるようになりました。
いつもは英語で話しかけてくれるのに、不意にベトナム語で「お昼ご飯食べた?」と聞かれ、慌てて「ゾーイ(もう食べました)」と答えたり。
気が抜けない毎日だわ!