地球にあしあと

地球の色々なところに足跡をつけてきました。

タンク・バン・プラフ山

2013年03月29日 | Weblog
2月にまた登山に行ったのだけれど、あまりに長い間アップしなかったので、もう忘れた…。

そして前回のサラック山の時にはH積さんが撮ってくれた写真を使わせてもらったりしたけれど、今回はずっと仕事がバタついていたので、H積さんのアルバムから写真をダウンロードさせてもらう暇もないまま(っていうか、見る暇もなかった)今日に至る。


気を取り直して…。

2月某日、前夜マカッサル出張から戻ったばかりなのに5時出発で登山へ。
タンク・バン・プラフはジャカルタから南に車で2時間ぐらい行ったバンドン近郊にある。
(バンドンは年末にS木さんとN里さんと一緒に行った。)
船をひっくり返したような形の山で、名前がそれにちなんでいる。


登山口の駐車場に到着してみると、なんと火山ガスが多く発生しているため、去年の夏から登山道は立ち入り禁止になっているとのこと!
ちなみに駐車場から見える火口はこんな感じ。




お鉢の周りを歩くコースがあるのに、入れない。



仕方ないので、お土産物屋さん通りがを冷かして、おやつを買い食いしたり。





景色はとても素晴らしい。









奥までは入れないけど、少しだけ散歩する程度の道は歩けるので、歩いてみる。
いや、距離は短くても意外と登山っぽいね。





そして様々な角度から火口を拝む。







ブラブラしたあと、当初から予定していた温泉へと向かう。
基本は下りなんだけど、これがまたきつくて足に相当負担がかかる。
この日の登山を目指して、ジムでジョギングなどして何気に準備していたにも関わらず、すでにちょっと膝が痛い…。




あの下が温泉エリアだな。






到着してみると、インドネシア人がわんさか足湯に浸かってるよ。






結構お湯、熱いんですけど!


足湯に浸かりながら、マッサージを受ける人もいた。
また、「お肌にいいよ~」と温泉の泥を売る商人なども。

我々一行は足湯に浸かりながら、例のごとく温泉卵を作って頂いた。
そして持参したおにぎりなどの昼食を楽しむ。
私はマカッサルで買ったオタッオタッも持参。

レトルトのシチューと白ご飯を持参したY永夫妻には脱帽だ。
発想がすばらしく、おいしそうでうらやましい。

ちなみに今回もすいかを丸々1個持ってきて、みんなに切り分けて下さったK原さんには感謝。



結局この日は軽いハイキングと足湯で終わってしまったのだが、その「軽いハイキング」も初心者たちは結構きついと感じた。
私も膝痛くなったし。
これ、当初の予定通り普通に登山してから足湯に向かったら、相当きつくて足がやられてしまったかと思う。
しかし、H積さんはじめ、グヌン会の最強メンバーたちには物足りないことこの上ない日だったろう。
帰国前、インドネシアでの最後の登山となったK原さんには気の毒だったかも。
それにしても、私はへなちょこなのに、どうして調子に乗って入会してしまったんだろう。。。


この日、登山はできなかったものの、買い物を楽しむことはできた。
バンドンはイチゴの産地。
タンク・バン・プラフの駐車場にも大勢のイチゴ売りたちが出没。
味見してみると、結構甘くておいしい。
(なかには「これ絶対砂糖漬けだよね」と思われる野イチゴもあったけど。)

登山、というかハイキングする前にすでにイチゴを購入。
Y永さんが値切ってくれた値段に便乗。

そして足湯の後、出口付近でもまた売っていたイチゴを購入。
2パックも買ってどうする、私。







その後、I藤さんの誘いでバンドン市内でランチ。
広大な敷地の中にヴィラ風のお食事処が点在するレストランで、上り下りがあって足がつらい!
トイレに行くにも遠いし、階段を上ったり下りたりしないといけないし…。


さて、ランチが済んでジャカルタへ戻る途中、かねてから狙っていた焼き芋を購入。




いや~、バンドンと言えばやっぱ焼き芋でしょ。
例のスメダン産のおいしいお芋をまたまた2㎏も購入。


さらに、バンドン名物の「アマンダのブラウニー」も購入。







かなり大きいので、週明けに事務所に持って行って、みんなに配った。
え~っと、スポンジ部分はおいしかったけど、上のチョコレートはやっぱり日本のチョコの方が断然おいしいと思う。

そんなこんなで、登山に行ったはずが両手にイチゴやらイモやらを抱えて帰るわけのわからない1日となった。
ちなみにMさんも私同様にイチゴとお芋を購入していたが、さらにマンゴスチンまで買っていた!
脱帽。


今年はグヌン会の登山とは別に、夏に中部ジャワにあるプルオケルトのスラメット山登山を計画している。
標高なんと3,428m!
登山サイトに”Sangat tinggi”(とても高い)と書いてある。
ちゃんと今から鍛えておかなければ、去年のグデ山の二の舞で大変なことになる…。