地球にあしあと

地球の色々なところに足跡をつけてきました。

TWG

2015年07月24日 | Weblog
近所のモールに一年半ぐらい前にオープンしたTWG。



最初、てっきりトワイニングかと思っていたけど、友達に「違うよ。TWGだよ。シンガポールの。」と言われ、「え?バッタもん?」と思ったら、シンガポールの老舗高級紅茶店だった。
でも色合いとか、書体とか似てない?
しつこいようだけど、てっきりパチもんかと…。
イギリスのTWININGSの方が先だし…。


日本では丸の内と自由が丘にあるんですね。
ジャカルタでも今のところ2か所かな?
結構お高い。



知人の結婚のお祝い返しで、TWGの紅茶詰め合わせを頂いた。






モスクワとかイスタンブールとか、世界の都市をイメージしたパッケージと味のブレンドが楽しい。


ちなみにTWG、お菓子やお料理はおいしいけど、出される紅茶の量が少なくて個人的にはやや不満。
ポットには浅いティーカップ2杯分しかお茶が入っていないので、正直足りない。
ポットの中には茶葉はなく、すでに抽出されたお茶が入っているため、中国茶のようにお湯を継ぎ足してもらうこともできない。
なのであんまり行ってない。
以前Yさんが注文したお茶に対して「味が薄い」とクレームしたら、ティーソムリエみたいな人がやってきて、「これはこういうお茶です」ときっぱり。
ふぅ~ん。


ちなみにジャカルタにはマリアージュ・フレールもあるが、どうもインドネシアで飲むお茶はおいしくない。
水のせいなのか、お店の人の淹れ方のせいなのか…?

インドネシア人は元々手づかみで物を食べる文化だったためか、あまり熱々のものを口にしない。
なので「温かいものは温かく提供しなければいけない」という考えが薄い。
スタバのラテがちょっとぬるかったり、高いお店で頼んだ紅茶がぬるかったりすると、心底がっかりだ。
以前働いていた時、職場でお茶のお代りに行ったら、お茶くみの女の子がわざわざ目の前で熱々の緑茶を冷水で埋めてから渡してくれたことがある…。

それから間違いもつきもの。
以前マリアージュ・フレールで茶葉を買ったら、店員のミスで実際より高い値段で売られた…。
クッキーなどと一緒に買ったのでその時すぐに気付かなかったけど、後でレシート見たら値段間違ってた。
ただでさえ高いのにぃ。

スーパーでも商品をレジに持っていくと棚にあった表示価格と違うことが多々ある。
最初の頃は何度か「値段違うよ」とクレームしてその場で返品したりしてたけど、逆にセールとも何とも書いていないのにレジを通したら割引になっていることもあるので、収支はトントンであると判断し、細かいことにはこだわらないようにしている。
店員のミスでBuy 1, Get 1 Freeなのにそうならなかった時もあるし。
でもわざわざ店まで戻ってクレームするのも面倒なので放置。
他で得をしていることがあると信じたい。

神経質過ぎるとここでは生きていけない。

ミスタードーナツ

2015年07月19日 | Weblog
日本も連休だけど、インドネシアも連休真っ最中。

1か月続いたラマダンがようやく明け、レバランと呼ばれる大型連休に入っている。
16日から21日までの休みが基本だが、会社によってはもっと長く休みを取っているし、インドネシア人の多くは有給(や無給も?)などを使ってずいぶん長い間留守にしている。
お陰でラマダンが終わる前から渋滞が緩和。

ラマダン明けはいつものジャカルタがうそのようにこんなにスッキリ!
さすがにMRTの工事も止まっている。




そして普段はスモッグで曇っている空気がかなりクリアに。






各家庭や会社で雇われている使用人もこの時期はボーナスやプレゼントをたくさんもらい、実家に帰省。
某飲食店でこんなものを見つけた。




Pembantu pulang, tetap kenyang.
荷物を持って嬉しそうにドアから出ていくお手伝いさんと、食材を手に四苦八苦している様子の主人。

インドネシア語の先生には未確認だけど、たぶん意味合いとしては、「お手伝いさんが帰ってしまい、もううんざり。」みたいなことだと思う。
最初は臨時のお手伝いさんを紹介する会社のチラシかと思ったけど、どうやらお手伝いさんもいなくて自分で料理するのが大変だからお店に食べに来いと言っているようだ。



このレバラン休暇、相方の会社の知り合いが登山に誘ってくれていたのだが、ドタキャンというか、休暇に入る一週間ぐらい前に「体調が悪いのでキャンセルしたい。」と言われた。
恐らく体調うんぬんではなく、単に気が変わっただけ。
元々は中部ジャワにあるムルバブ山という山に行こうと誘われておりOKしていたが、その後「やっぱり道がすごく混むから、ジャカルタに近いタンク・バン・プラフにしよう。」と。
レバランなので道が混むのは最初からわかってるやろと思いつつ、そちらもOK。
が、結局のキャンセル。
インドネシア人と約束するとドタキャンされるか、遅刻されるか、すっぽかされることが多いのであまり気が進まない。

レバラン休暇はみんなが帰省やら旅行やらで大移動するため、飛行機などのチケットはずいぶん前から予約しておかないとどこにも行けない。

そんなわけで、我が家はどこにも行かず(行けず)のんびりまったりと過ごしている。
と、同じくジャカルタ残留組のお隣さんから「今日はお昼まで会社の車が使えるので、どうですか?」とのお誘いを受けた。
急な話だったけど、せっかくなので最近モール・オブ・インドネシア(MOI)という国内最大モールにできたばかりのミスター・ドーナツを希望。
お隣さんもミスター・ドーナツは先日息子が買ってきてくれたけど、MOIは初めてとのことで一緒に行ってきた。


こちらがミスター・ドーナツジャカルタ第1号店。






品揃えはこんな感じ。




オールドファッションはプレーンのはなく、チョコなどがかかったもののみ。
そしてポンデリングはMOCHIなんとかっていう名前で売られていた。
餅っぽい触感なのでその方が分かりやすいのだろう。
こちらで人気の抹茶系の商品も多かった。

インドネシアにはクリスピークリームとか、激甘系のドーナツ屋ばかりなので、たまにあっさり甘さ控えめのミスタードーナツが食べたいと思うことがある。
6個で42,000ルピアなので、450円ぐらいか。


レバラン初日は閉まっている店が多く、大きなモールは午後から開店。
でもモールの中のテナントは休んでいるところも多い。
もちろんミスタードーナツには事前に電話して開いてることを確認してから行った。
日本でいうお正月みたいな感じなので、みなさんのんびり二度寝したりして過ごされているのか、特に午前中のモールは空いている。


ミスド店内の様子。





ちなみにカウンターの奥にやたらとウジャウジャいる店員の数がインドネシアを物語っている。



ところでMOIは巨大モールで、内部に遊園地が入っている。

こういう回転いす系のものや、




空飛ぶ絨毯系のもの、




メリーゴーラウンド、




ゴーカート他遊具多数。






大きなおもちゃ屋さんもあり、子供連れで1日中遊べるような施設になっている。
聞いた話では、スケートリンクも入ってるらしい。
我々の目的はミスタードーナツだけなので、目的のドーナツを購入し、周りの店をちょっと冷かしただけで退散。

レバラン中で道が空いていて渋滞フリーなので飛ばしに飛ばして、それでも片道30分かかるから、やっぱ遠いなMOI。



こちらが購入したドーナツたち。
味は日本と同じ。




日本みたいに縦に入れて小さな箱にしないで、ベタッと並べて置いて箱が大きくなるのがこちら流。
見た目大きく豪華なのが喜ばれる。

いずれコンビニでミスド商品を取り扱うようになるらしいが、家の近くのモールに入って欲しい。
ちなみにMOS CAFÉはある。
ライスバーガーのライスの粘りが足りず、食べているうちにポロポロ崩れるのが難点だが、味はおいしい。


次の目標は、これまた最近できたばかりのイオンモール。