地球にあしあと

地球の色々なところに足跡をつけてきました。

チャレンジ!餃子!

2006年09月29日 | Weblog
先日ブログで「餃子の皮がない!」と嘆いていたら、2人の友人から餃子の皮の作り方を教わりました。
ありがとうございました!
インターネットってすごい。


昨日、我慢できずにやってしまいました。
餃子の皮作り。


日本では強力粉やら薄力粉やら色んな種類がありますが、海外ではそういうのないのでは?
アメリカで売っていたのも"All purpose flour"のみ。
ベトナムでもこれ。


「つべこべ言うな!小麦粉は小麦粉だ!全目的に使え!」って感じ?



さて、今日はあくまでお試しに皮を作ってみることにしたので、夕飯としては期待していません。
ですから夕飯は別にマーボー春雨で済ませました。


そして夕飯後、小麦粉・塩・水をコネコネして、生地を作り丸めました。



そして冷蔵庫で寝かせてから成形に取り掛かるのですが、生地を延ばす麺棒がありません。
スーパーをチェックしたのですが、やはりありませんでした。

で、仕方なくオリーブオイルの瓶で代用。



ここで一つの壁が!
どうやったら丸~く綺麗に形作れるのだーーー!?
以前テレビで見たように、生地をクルクル回しながらやるも、いびつな形にしかならず。
しかも生地の加減が分からず巨大な皮に・・・。

やっていくうちにだんだん慣れてきてマシにはなってきましたが、やっぱり大きくていびつ。



でもそれなりに完成したので、「これは実際にタネを包んでみなければ!」と思い、急遽タネ作り。
ひ~ん、平日の夜に何やってんの、私ぃ~。


急いでタネを作り、包んでみると、とんでもなく不細工で大きな餃子が完成!(涙)


これも手作りの良さとしましょう・・・。


作りたての皮って柔らかくてフニャフニャしてて包みにくい。
でもそのお陰で形がいびつでも皮をぐい~っと延ばして包んでしまうことができます。

餃子が完成すると、「これは2つ3つ焼いて試食してみねば!」ということになり、急遽焼きました。
夕飯後でお腹一杯なのに・・・。

余った分は冷凍しておくのですが、明日友達のHuongさんと一緒にご飯を食べることになっており、この餃子がうまくできていれば家で餃子を食べようと思ったのです。


で、焼きあがったのがこれ。



焼き上がり後の形が悪いのは餃子そのもののせいではなく、水溶き小麦粉をかけて「羽根」を作ったからです。あしからず。


食べてみた感想。

う~ん・・・・・・。
おいしいけど、・・・やっぱ皮ぶ厚いな。

こういう餃子もあるけど、私はもっと皮が薄くてパリッとしたのが好き。

と言うわけで、人に食べてもらうのはやめにします。
残った餃子は今度水餃子にしてみよう。


まあ、大体コツが分かってきたので、今度またリベンジということで薄めの皮作り頑張ってみます。

月餅の季節

2006年09月27日 | Weblog
中秋の名月も近づき、そろそろ月餅の季節です。
中国でも来週国慶節ですね。

会社で契約している公用車のレンタル会社の社長さんが、月餅を持ってきてくれました。



中には小ぶりな月餅が9個。


早速スタッフと1個試食。

「う~ん、まあまあかなぁ」
「この、中身ジャムみたいなのが嫌ねえ」
「中国産だからねえ」
「もっと色んな種類入ってないのかな」

などなど、人から頂いておきながら罰当たりな私達。

一人一箱ずつ頂いたので、自分の分は家に持ち帰り早速ベトナム語レッスンのおやつに。
よくみてみると、4種類入っていました。

私は月餅とかあんまり食べないので困っていると、先生が「教室に持っていけば生徒がたくさんいるからあっという間になくなる」というので、残りは持って帰ってもらいました。

ついでに私が大量に作ったぜんざいも進呈。
私にとっては甘すぎて「もう結構!」というおやつも、先生にとっては「おいし~いっ!」なのでした。

激甘おやつを食べつつ、毎回私の家に来たら体重計に乗って溜息をつく先生。
かわいい。


もうすぐ私が住むアパートからも月餅の貢物があるはず。
また誰かにあげよう。

ベトナムで取引先などから贈り物がもらえるのは、この時期とテト(旧正月)の時期。
特にテト前は、クッキーやお茶、お酒など色んなギフト詰め合わせバスケットがもらえるので、スタッフと山分けしてルンルンの時期なのです。

あと、日本と同じでカレンダーもたくさん頂きます。
旧暦が載っている現地のカレンダーは便利です。
ベトナムでは、「今日は旧暦で何月何日なのだ?」ということが知りたいことがあるので。

結構みなさん迷信深く、「1日はお寺参り」とか、「15日以降は犬肉を食べる」とか、「この日は日が悪いので集金には行かない」とか、色々あります。

ちなみに本日は旧暦で8月6日です。
来年のテトは2月17日からですよー。

日曜ごはん

2006年09月25日 | Weblog
日曜日。

今日は餃子を作りたい!と思い、徒歩10分程のところにあるスーパーへ。
日曜の朝は人通りも少なく、気持いいです。
一時と比べるとずい分と湿度が下がり爽やかな気候になったとは言え、快晴の本日、歩いてるだけで汗がたっぷり出ます。

もうすぐ中秋節なので、道端には月餅を売るお店が軒を並べ、提灯などぶら下がっています。
ああ、もうそんな季節か。
そういえば今日は近くのティエンクワン湖でチャリティマラソンやってるな。
今年もまたこの暑さでは不参加な私。

さて、期待に胸を膨らませ、スーパーへ入ると・・・な、無い!
餃子の皮がありません!!
そう、これもベトナムの現実。
いつも同じお店で同じものが手に入る保証はないのです~。

う~ん、う~ん、ショックだ。
諦めきれず、悩んだ末に代わりに春巻きの皮を購入。
でも日本のやつじゃないから、他のスーパーでも買えるんだよね。
わざわざこのお店に来たのにぃ~。

しかも密かに楽しみにしていたイングリッシュマフィンもありません。(涙)
腹いせにブルーベリージャムとおかめ納豆(2パック入り)を買いました。
冷凍してあるおかめ納豆は、明らかに賞味期限のシールが貼りかえられているようですが、仕方ありません。手に入るものしか手に入らないのです、ここでは!
納豆菌は大腸菌より強いから大丈夫。死なない、死なない。

ショックに打ちひしがれつつ、トボトボ帰宅。
お昼ごはんは昨日の残り物+まだ半分凍っている納豆。
久しぶりに食べた納豆はおいしかった。(凍ってなければもっとおいしい)
もっと一杯買っておけばよかったかな~。

夕方スーパーへ行き、春巻きに入れる用のきくらげや春雨を購入。
ついでに豆板醤も。近々麻婆豆腐を作ろうと思います。
最近、だんだんエンゲル係数が上がりつつあります。

その夜。
餃子に未練を残しつつ、春巻き作りに取り掛かりました。
具を準備して、さあ巻こうと思ったら、、、、ちょっとサイズ小さいな。
まあいいや、1枚目は問題なく巻けました。
ところが、2枚目以降、全然うまく巻けないのです!
皮がどうしてもくっつかない!
乾燥しているのだなと思い、皮の上に濡れ布巾を置きつつ、淵には小麦粉を溶かした水を塗りつつやってもどーにもこーにもくっつかない!

この世の中にこんなにもくっつかない春巻きの皮があっていいのかーーー
悪戦苦闘し、何枚かの皮を無駄にしつつ、どうにかこうにか巻きました。
なんだか形も悪いし、ぱっとしないなあ・・・。中の具はおいしいのに。
一応くっついているものの、すぐにパラパラとはがれて開いてしまいそうな春巻き。
このままでは、油で揚げた時に大爆発し、大惨事になるのではないかという不安が頭をよぎります。




と、とりあえず揚げてみよう。
揚げてみると何故かうまく巻けた最初の1個が崩壊。
な、何故?!
でもその他のはなんとか形を保ったまま揚げることができました。
途中で1個、小爆発を起こしましたが、なんとか大惨事にならず無事でした。

そして完成品。



あっ・・・。今日食べる分だけ揚げて、残りはそのまま冷凍しようと思っていたのに、気が動転して全部揚げてしまいました。。。
どうする、この春巻き。
作り始めた時間も遅く、しかもくっつかない皮に手間取って時間がかかってしまったため、揚げ終わったらもう夜の9時ぐらいになっていました。
ご近所さんに持っていくには遅すぎる時間帯。
明日になれば皮はふにゃふにゃになっておいしくない。
人様に差し上げるには出来たてでなければーーー!
えーん、結局全部自分で食べるしかないのかー!?

疲労感を感じつつ、とりあえず夕食。
春巻き、キャベツ、トマト、温奴、ご飯、味噌汁。



あ、せっかく作ったチャーシュー食べてない。
明日、明日。。。

春巻きは、自家製ひき肉&エビもちょぴり入れたので大変おいしゅうございました。
皮もパリッとね。

でも、もう当分揚げ物は(作るのも食べるのも)いらない。。。

なんとなく敗北感の残る日曜ごはんでした。

土曜ごはん

2006年09月25日 | Weblog
グルメブログ自炊編。

大好評だったので、続き。
 ↑ 誰に?って、母に・・・。


土曜日、朝から市場へ出かけることに。
何故なら久しぶりにたっぷりお肉を買っておこうと思ったから。
何故朝に行くかというと、あの衛生状態では捌かれて数時間以内のお肉を買わないとやばいから。

いつも私が買っている野菜売りの女の子は、以前は平日も週末も朝からいたのですが、最近は朝一の時間帯にはいません。たぶんどこか別の場所で売っているのでしょう。
なので市場の中へ直行。

ハノイも最近秋の気配が感じられるようになりました。
朝晩はとても涼しいです。
また、早朝に霧が立ち込めるようになったことからも、季節の移り変わりを感じます。
これから冬にかけて、毎日どんより霧雨の降るうっとおしい季節になります。
今はまだ昼間は快晴で暑いですが。

さて、まずは秋の味覚、梨を買いたいのです!
この前豊水梨を買ったらとってもジューシーで甘くておいしくて感動したので。

とある果物屋さんで値段を聞くと、「1キロ30,000ドンだよ」とのこと。
むむっ、確か2週間前に隣の店では倍の値段だった。
しかも売り子の女の子が無愛想で、全然負けてもくれなかった。
それに比べここのお店のおばちゃんは、ハノイの人にしては珍しくとても愛想が良い。
しかも隣の半分の値段なので、これから果物のごひいき店はここに決めた!
ついつい2キロ(4個分)購入。重い・・・。

次に肉屋へ。
相変わらず客引きが激しい肉屋さん。
私は何を血迷ったか、ここでも2キロも購入してしまいました!
・・・いいんです、色んな大きさに切って冷凍しておくから。
それに普段自分一人だとお肉なくてもいいけど、人が来たときに肉なし料理で引け目を取らないほど立派なものを作る腕はございません。
特にベトナム人は豚肉大好き。
豚肉なしの食卓なんて、という感じです。

そう、ここで言うお肉とは豚肉のことです。
牛肉も少しは売ってるけど、硬くておいしくないし、ベトナム人はもっぱら豚肉を好みます。
あと、鶏肉は丸のまま売っているので、買っても家で捌くのがちょっと・・・。
犬肉もしかり。(←絶対買わないけどね!)

すっかり重くなってしまった袋を提げて、次は八百屋さんへ。
もう季節も終わりであろうゴーヤ、オクラ、ブロッコリーを購入。
しめて25,000ドン!高いっっっ!
オクラやブロッコリーは結構お値段が高いのです。(アスパラとかも)
それに加え、いつも買っている店じゃないのでボラれている分も合わせると、信じられない値段に。
なんとなく値切り損ねてそのまま支払ってしまいました。

今日は雷魚も買いたかったけど、欲しいと思った時に魚売りのおばちゃんが見つからず。
魚は生きたまま売ってるので、その場でさばいてもらわないといけません。
カエルも生きたまま売っています。
カエル肉は好きですが、自分で捌いて食べる気にはなりません。ぞぞっ!

もうちょっと他に買いたい野菜があったのですが、あまりに重くなってしまったのでとりあえず帰宅。

これが買ってきたもの。日本より色が薄いゴーヤ、巨大なオクラ、梨も大粒。


さあ、ここからが大変です。
大きなお肉の塊を捌かねばなりませんから!

こういう時に例の肉切り包丁が活躍。
しかし、肉の塊と格闘すると、それだけで汗だくです。
外から見るとそうでもないけど、中にいっぱい脂肪がついていて、取り除くのが大変。
どうにかこうにか用途別に切り分けて、さらに小分けにしてラップをして冷凍庫へ。
残りはミンチに。

またまた、自家製ミンチということでトントンカンカン叩きます。
もうこれはすごい運動量。
この週末はテニスしないから、これで代用ということでいいか。
お肉を叩く音があまりにうるさく、大工仕事でもしてるのかと思われそうです。
まさかご近所から苦情などくるまいと思っていたら、ピンポーンと呼び鈴が!
ドキッとして恐る恐る出てみると、ハウスキーパーさんでした。ホッ。焦った。

お肉の処理が終わると、買ってきたブロッコリーを下ゆでして、これも冷凍。
どっぷり疲れたのでしばし休憩してから、お昼ご飯は早速ゴーヤの炒め物です。残り物のひじきの煮物を添えて。


結局、あんなにたくさん買った肉を食べてない~。
でも大丈夫。一部のお肉は今仕込んであるから。
本に載ってた豚肉のウーロン茶煮を真似て、ジャスミン茶で煮たものを醤油ダレに浸けて冷蔵庫で寝かせてチャーシューを作っているのです。明日食べます。
ジャスミン茶は、この前ダナンの市場でお店の人に「蓮茶だよ」と騙されて買ってしまったものがたくさんあるから・・・。(全く油断ができないベトナム。。。)

その日は昼寝などしてしまい、夕方になってからもう一度市場へ。
今度はいつもの野菜売りがいたので、そこでまた野菜を購入。
卯の花(かどうか知らないけど)を久しぶりに見たので買いました。
以前買ったときは確か春先。夏場は姿を消していて、また今になって出回っているようです。
ちなみに野菜売りはどんな野菜でも「これ、お肉と一緒に炒めるとおいしいよ♪」と言ってきます。
あんた、その料理法しか知らんのかい!とツッコミたくなります。
この卯の花も「炒めると美味しい」という彼女の言葉に逆らって、茹でて胡麻和えにすると、とってもグー!

ところでベトナムでは常連さんなのに時々とんでもなく質の悪いものを掴まされる時があるので、本当に気が抜けません。


さて、晩御飯です。
実は本日のテーマは「残り物を使い切る」でもあります。
日本で、「これ便利かも!」と思って買ってみたけど、全然使わないものとかあるのです。

例えば「ピーナッツ和えの素」。
う~ん、賞味期限切れてる。
卯の花にからめて食べましょう。

例えば「北海道のあずき」。(←これは母による持ち込み)
賞味期限を大きく切れたものが大量に冷蔵庫の中に。
これはデザートのぜんざいとなりました。

まだ頂き物の「紅しょうが」の使い道を考えあぐねています。
量が多すぎて一体どうやって使ったらいいのか分からない。
どなたかお知恵を!(揚げ物は却下。)


というわけで、晩御飯は炊き込みご飯(以前作って冷凍してあったもの)、オクラ、トマト、卯の花?ピーナッツ和え、残っていたレンコンで作ったキンピラ、残り物野菜のスープです。


これって何の花?


そしてデザートのぜんざいも。
はちみつなど加えてまろやか~な甘さに。


あ~、とってもヘルシー。
ヨガで汗をかいたあとに食べると格別です。
このまま健康オタクになってしまいそう。(うっとり)

あれ?今日あんなにお肉買ったのにやっぱり食べてないやん・・・。

まあ、よい。明日がある。

がんばった

2006年09月19日 | Weblog
昨日は月曜日だと言うのに(しかも前日はオペラ観賞で帰宅が深夜になり寝不足なのに)何故か元気で、がっつり晩御飯を作ろうという気になりました。

仕事帰りにいつもの市場でいつもの野菜売りの元へ。
本日はカボチャがありますねえ。
そうだ、カボチャのポタージュスープを作ろう。

私が「半分に切って」と言う前に、野菜売りが「お姉さん独り者だから、ちょっとでいいのよね」と、包丁を取り出します。
・・・うるさい。余計なこと言うな。

やや気分を害したものの、何種類か野菜を購入し帰宅。
さあ、お料理にとりかかります。

まずはカボチャを煮ます。
ちょっと和風味にしたかったので、カボチャの煮つけを作る要領で。




カボチャを煮ている間、冷凍庫にずっと前からある豚肉をなんとかしたいなと思いました。
う~ん、でも何を作ろう。しばらく肉料理は作っていないし。
こっちの市場では塊のお肉しか手に入らず、日本料理に重宝する薄切り肉は日本食を扱うような特殊なスーパーに行かないと売っていません。
また、ミンチは市場でいかにも不衛生っぽい機械でミンチにしてもらうか、大手スーパーで「売ってたらラッキー」というチャンスにかけるかです。

そこでふと思いつきました。
うちのアパートには備え付けの出刃包丁(みたいなの)があるではないですか!
それでお肉を叩いて自分でミンチにすればよいのです。

やってみると、これがなかなか良い具合です。
ちょっと包丁が重いけど、面白いようにミンチが出来て行きます。
これなら今度またギョーザ作れるなあ。
エビを叩いてエビしんじょもいいかぁ?




叩いていると楽しくなってきて、思わずそこにお味噌を少し混ぜてさらに叩き、混ぜ込む。
でもこの時点で私は何を作るか全く考えていません。
どうしよう、お味噌混ぜたら和風だなあ。
肉団子スープにするには、もうカボチャスープ作り始めてしまってるし。

ということで、和風ミニロールキャベツにしました。
何故ミニかというと、キャベツが小ぶりだったからです・・・。
何故和風かというと、お肉に味噌を混ぜ込んでしまったからです・・・。
味付けはお出汁だけでさっぱりと。

そうこうしているうちにカボチャの煮つけができあがり、それを裏ごしします。
裏ごし器のような気の効いたものがあるはずもなく、普通のざるで。(目が粗くてあまり裏ごししてる意味がないようにも思われます・・・。)
裏ごしは画的によろしくないので写真には撮りません。

裏ごししたカボチャにコンソメスープと牛乳を加え、ポタージュに。

そして完成図。



どうだ!この真ん中のハート(ちょっと形が崩れてるけど)、かわいくなぁ~い~?
生クリームなどというハイカラなものはないので、ヨーグルトで描いてみました。

我ながら満足です。
お味もグー!
おかあさん、見てるぅ?



その後・・・。
「このカボチャポタージュの冷たいバージョンを明日ベトナム語の先生に食べさせてあげよう!」と思い立ち、余ったポタージュをさらに牛乳で延ばし、再び火にかけました。

すると・・・、そのまま忘れてしまい、洗濯やアイロンがけをした後でキッチンにはいると・・・。
あ、、、、やってしまいました。
水分が飛んで無残な姿になったかつてのカボチャポタージュがそこに・・・。(涙)

いつかまたリベンジします。

以上、がんばった夕飯でした。

オペラ

2006年09月18日 | Weblog
モーツァルト生誕250年記念ということで、ハノイのオペラハウスでオペラ「Magic Flute」が上演されました。





オーストリアから指揮者とステージ監督を招いて、ハノイフィルハーモニーとベトナム人オペラ歌手の皆さんが出演です。

え~っと、結論から言ってもいいですか?


う~ん、イマイチ!!!(ごめん!)


フィルハーモニーの演奏はOKです。
主役のプリンセス役の女の人もOKです。

でもそれ以外のキャストのレベルが低い!
歌も演技もレベルが低い!

あと、コスプレみたいな女の人とか、「これは幼稚園の学芸会かいな?」と思わせる着ぐるみとか出てくるんですけど・・・。





これって本場ウィーンでもそうなの?!?!
誰か教えて!
(一緒に行ったNさん曰く、「ポーランドで見たオペラもこんな感じだった」とのことです。)

途中でパンフレットを見て知ったことですが、舞台のオペラ歌手は全員芸大の学生さん。
なるほど、私達は学生の発表会に付き合わされているのね。


開演前の挨拶が長く、しかも全部ベトナム語。
どうやら話の筋を延々と説明しているようです。
後で英語でも同じことを言うのかと思ったら、それはありませんでした。
何故?お客さんの大半は外国人なのに。

舞台上部に小さなスクリーンがあって、ドイツ語で歌を歌っている間はベトナム語で字幕が出、お芝居部分になるとセリフは全てベトナム語なのでスクリーンには英語の訳が出ます。
でも、スクリーンの字幕操作もミスが多く、結局話の筋が分からんぞ~!

午後8時に開演。
終わったのは11時半。

長い、長すぎる!
しかもハノイのオペラハウスの椅子は思いっきり座り心地悪くて疲れた!
当然のように客席から携帯電話の音鳴る!
当然のようにその場で話す!
舞台の袖を裏方さんが出入りするのが客席から見える!
そして相変わらず場内をコウモリが飛んでる!(きっと住み着いてるのね。。。)

などなど、色々あって疲れましたが、せっかくおめかしして出かけたので、モーツァルトと共に写真を撮りました・・・。




さて、ようやく全て終わると、「果たして帰りのタクシーは足りるんだろうか?」という疑問につきあたります。
オペラハウスから出ると10~15台ぐらいタクシーがいましたが、全て白タク!
白タクに乗るか、徒歩で帰るか考えた末、徒歩に決めました。
家まで約15分です。
女性2人で11時半に夜道を歩いても大丈夫なのがせめてもの救いです。

帰り道、Nさんが言います。「ベトナムにしては頑張ったほうだよ。何もないよりマシじゃん」
そうです。確かにそうです。
偉いなあ、Nさん。

オペラハウスでは毎週のように何かコンサートをやっているようなので、懲りずにまた行ってみます。
乞うご期待。


赤ちゃんが生まれました!

2006年09月12日 | Weblog
いえ、私にではございません。(そんなことは分かってる?)
お友達のいまじゅんさんちにです。

かわいい男の子で優志(ゆうじ)くんといいます。
ちっちゃい~。足もかわいい~。



先日、友人のMさんと2人でドヤドヤと押しかけ、いまじゅんさんの奥さんのベトナム手料理をたっぷりご馳走になり、食後のフルーツまで頂いて帰って来ました。(私達は一体何しに行ってるんでしょうか?!)


ところでいまじゅんさんから聞いたベトナム出産事情はかなり大変そうです。
病院は満員で、場合によっては一つのベッドに2人とか3人(出産後なので2親子か3親子?)寝させられるとか・・・。(絶句)
だから当然、出産の翌日には家に帰されます。
下手すると午前中に生むと午後に帰れと言われてしまうことも?
今年は年回りが良くて妊婦さんであふれかえっているから、余計に病院もいっぱいなのかも知れませんね。

また、ベトナムでは生まれた赤ん坊をぐるぐる巻きというぐらいしっかり包む風習らしく、クーラーもなく暑い院内なのに、さらにその上に毛布をかぶせたりもするそうです。(赤ちゃんは熱中症で死なないんでしょうか・・・。)

う~ん、ところ変わればです。
ベトナム人がたくましく育つのも分かる気がします。

優志くんも是非、たくましい子に育ってください。

地方出張 その2

2006年09月11日 | Weblog
ダナンに2日間滞在した後は、いざ、ホーチミンへ!

ホーチミンは商業都市で、ハノイより断然発展しています。
人口もハノイの2倍近くいるし、バイクの数が半端じゃない!

ハノイから出てきた田舎モンの私には、ホーチミンでお買い物することが何よりの楽しみです。
日本人観光客が訪れる、ドンコイ通りなんか行っちゃお~っと
もうすっかり仕事を忘れてルンルン気分です。

ちなみにベトナム語の先生から「ホーチミンはひったくりがいっぱいで危ないから気をつけて!時計やネックレスはしないこと!携帯電話も見せないこと!お金持ちに見せないこと!」と脅かされていたので、ホーチミン市内で写真は撮ってません。ホテルの中のみ。
カメラ持ち歩いてるとひったくられるから。
あ、あと、ダナンでも写真撮っていないのは、地元民に徹するためです。
現地の食べ物など、色々お見せしたいのはヤマヤマですが、いつも写真ばっかり撮ってるとしらけるから。


ホーチミンでの宿泊先は5ツ星ホテルなので、いきなり洗練されています。
部屋に置いてあるフルーツもスイカ&パイナップルではありません。(そんなにいいものでもなかったけど。)



着いた日のお昼はスタッフとローカル食堂で食べました。
ご飯におかずを2品ほど選び、それにスープもついてきても百円ちょっと。
やはり食事は小奇麗なレストランよりも、汚い食堂や路上に限ります!

帰り道でココナッツジュースを購入。
ナチュラルなココナッツの果汁はおいしい。



ホーチミンに来て気づいたことは、「ダナンより言葉が通じる!」ということでした。
いやあ、やっぱ中部の訛りはすごいわあ。
ホーチミン弁の方が断然分かりやすいです。

ここでも余談ですが、中部や南部では、路上の看板などの文字が発音通りに表記されていることが多く、標準語の発音記号と違うので、私のようなベトナム語初心者には辛いものがあります。
そう、一体どれが正しい書き方なのか分からない!
標準語の辞書を持っていても、中部や南部では役に立たないなんて。
逆に言えば、書いてある通りに読むと南部では通じるということですな。

夜ご飯はいつもスタッフとは別々です。
というのも、スタッフはホーチミンにいる親戚や友人などに会いに行くからです。
私はホーチミンに行くといつも一人で訪れる中華料理屋さんがあるのですが、この日はジャンクフードを選択しました。
ここにはハノイにはないロッテリアがあります
ようやく最近ハノイにもKFC1号店が開店したのですが、こういうハンバーガーのチェーン店などはなく、時々無性にジャンクフードが食べたくなるのです。

発見。
ベトナムのファストフード店はFASTではない(早くない)。。。
別に混んでもいない店内。セットメニューを注文したら、番号札を渡され、結構待たされました。
う~ん、日本のマクドナルドだとあっという間に出てくるぞ。

お持ち帰りにし、公園を横切っていると、どうやらホーチミンでは「蹴まり」のようなものが流行ってるらしいことに気づきました。
バドミントンの羽に似たものを蹴って遊んでいるグループがたくさんいました。
なかにはネットを張って本格的に試合しているチームも。
なんだろ、あの蹴まり専用の羽みたいなもの。
市販されているということは、結構メジャーな遊びに違いない。

ホテル前までたどり着いたら、ばったりスタッフに会ってしまい、ジャンクフードを食べることがバレてしまいました。(お、お恥ずかしい・・・。)
いやあ、でも久々に食べるとおいしかったです。

ハンバーガーにチリソースとつまようじが付いてくるところがベトナムチック。




翌日、先生の言いつけを守り、ずい分と汚い格好で、ボタンのあるポケットに現金をねじ込んでドキドキしながら外出しました。
なんせ、田舎者ですから、用心用心。
迷わずドンコイ通りへ向かいましたが、そこへ来るのは日本人だけと言っても過言ではないくらいなので、お店に入ると当然のように日本語で話しかけられます。
普段は100%ベトナム語で話しかけられるという日本人の友人Nさんでさえも、ドンコイ通りでは日本語で話しかけられるそうです。
そう、ベトナム人はこんなところで買い物しないのです。

ここでは是非、ハノイで手に入らない、かわいいバッグを買いたいと期待していたのですが、今ひとつ良い物が見つからず、結局ハノイでも売ってるようなバッグを買ってしまいました。
でも値切りに成功したから良しとしましょう。

買い物で歩き回ってどっぷり疲れ、夕方空港へと向かいましたが、まだ私の1日は終わらず。

つづく。

地方出張

2006年09月08日 | Weblog
少し前になりますが、地方出張へ行ってきました。
行き先はダナンとホーチミン市。

ダナンを訪れるのは、旅行も含めこれで3回目ですが、やっぱり人が少なくてのどかだわあ~。

宿泊先は、わりと最近できたばかりだというホテル。
ダナンには海岸沿いのリゾート地には5ツ星ホテルがあるものの、市内中心部にはないらしく、3ツ星になります。
現金を持参しているため、部屋の中に金庫があるという条件で探したところ、スイートルームとなりました!(いや、そうは言ってもベトナム地方都市の3ッ星ホテルです。1泊4,000~5,000円程度で、クレジットカードも使えません。)

部屋に入ってみると広い!さすがスイートルームだ!(笑)



そして部屋にはビーチサンダルが・・・。



「PUMA」かと思ったら、「FUINA」と書いてあります。(爆笑)



ホテルの窓から裏手を見ると、結構裕福そうな大きなお家が並ぶ新興住宅地がありました。でも右の方へ目を移すと、トタン屋根の町並みがありました。



しばらくして、ホテルスタッフがお水とフルーツを持ってきてくれたのですが、う~ん、スイカとパイナップルか。しょぼい・・・。



とりあえず、地元の市場で購入したランブータンとボンボン(←北部にはない果物)を食します。
写真手前のがボンボンです。ちょっと外見はイモにも似たような感じで、でもブドウのように房になっています。



皮をむいてみると、こんなかんじで、中も房になっています。


味は、グレープフルーツにも似ていて、でもすっぱくない、ほんのり甘いのです。
私はこれが結構好きで、いつもダナンやホーチミンに出張に行くと買って帰ります。
北部では売ってないので、ハノイの人はあまり知らないようです。

さて、仕事が終わるとスタッフと一緒にローカル食を楽しみました。
道端で焼いている焼き鳥のようなものとか、お米の粉で作ったクレープ状のものとか。
どれもおいしいです~。
あと、ベトナム風お好み焼きであるバインセオも、ハノイで食べると大きいのに、こっちで食べると小さいのが4個ぐらいついてきて、それをさらにライスペーパーで巻いて食べるということを発見。

1日目の夜はスタッフの友達のTanさんと合流し、バイクにまたがって海岸沿いへ。
野外のビアホイ(おやじが良くたまる飲み屋)で海鮮料理を堪能!
焼いたエビとか、さつま揚げとか、魚の鍋とか。

ここでも文化の違いを発見です。
ハノイはお茶文化なので、ごく当たり前に「チャダー(冷たいお茶)」を注文したら、「そんなものはない」と言われました!
え?じゃあみんな何を飲んでるの?

見渡すとビールやコーラなどを飲んでいるようです。
そしてハノイでは女性はお酒を飲みませんが、ダナンでは女性もビールをガンガン飲んでいました。
なるほど。
でも熱いお茶と氷を持ってきてもらい、無理矢理チャダーを作って解決。

食後はちょっと浜辺を散歩してから、お茶を飲みに小じゃれたカフェへ。
お店の前のガーデン風の席でお茶を飲んでいると・・・、

でっかいネズミが走り回ってる~

ひぃぃぃぃ。。。。

ハノイでも良くネズミは見かけますが、いや~ん、2匹もいるぅ~。
足元に来ようもんなら、「きゃあ~!」と叫んで両足上げる・・・みたいな。
それにしても疲れるカフェだ。

余談ですが、ベトナムの生き物はのんびりしています。
ネズミが走り回っているといっても、走る速度は結構遅いです。
聞くところによると、ベトナムではゴキブリもとにかくのろく、どんな人でも一発で仕留めることができるそうです。

さて、最初にスタッフのお友達、Tanさんに会ったとき、スタッフは「彼はダナンの方言を話すので、聞き取れないかもしれませんよ~」と言いました。
私は、「あ、大丈夫。どうせ私のベトナム語なんてたいしたことないから違いは分からないし。」と答えたのですが、しばらく共に過ごしてみると気づきました。

何言ってるかさっぱり分からん

ハノイならもう少し会話が通じるのに、彼の話はほとんど聞き取れない!
Tanさんはほとんど英語ができないので、思いっきりダナン弁で親切に色々話しかけてくれるのですが、とにかく分からん!90%以上分からん!

ところで私はTanさんに電話番号を聞かれました。

・・・。
君のうっすら英語&コテコテのダナン弁と、私のうっすらハノイ弁で、一体どうやってコミュニケーションを取ろうと言うのだね


2日目もホテルに帰ったらまたまたスイカとパイナップルが届きました。(がっくり)


配置デザイン変わってるだけやん!
と、ダナンのホテルで一人ツッコミを入れる私でした。


つづく