地球にあしあと

地球の色々なところに足跡をつけてきました。

衝撃の事実…

2012年04月30日 | Weblog

何が衝撃かと言うと、


スイッチがないので吸い込まないんだと思っていたうちの換気扇が、、、





手前にスライドすると「ゴォ~」という音と共に機能したこと!



しかもライトまでつくやん!


いやもう、ビックリです。


教えてくれたのはお向かいに住むS部さん。
たまたまお昼休みに一緒にアパートへ戻ってきた時に、なぜそういう話題になったのかは忘れたけど、「換気扇、スイッチありませんよね?」って聞いたら、「え?スイッチっていうか、手前にスライドしたらオンになるでしょ?」と言われた。

「えええ?!ちょ、ちょっと今うちに見に来て頂けませんか?」

ということで、S部さんがうちのキッチンに入り、「ほら」って換気扇を手前にスライドさせると、あ~ら不思議。

S部さんいわく、「海外でよくこういうタイプの換気扇がある」とのことだけど、私がいた海外で一度もこのタイプにはお目にかかったことがないので全く気付かなかった。
危うく2年間間違ったまま過ごすところでしたわ。

あ~、聞いてみてよかった。

私   「な、なんか私他にも間違ってることありますかね?」
S部さん 「なんでも聞いて~♪」


ついでにS部さんの部屋を見せてもらったら、同じ1ベッドルームだけど形が違って私の部屋よりも広いタイプだった。
いいな~。


換気扇問題が解決し、それからは毎日換気扇をつけて料理しているが、音がうるさいしまた電気代食いそうだな…。


手作り石鹸の会

2012年04月29日 | Weblog
ナチュラル志向で石鹸や化粧水を手作りしているS木さんのおうちで、手作り石鹸講習が行われた。

お誘いのメールには「マスクとゴーグル持参」と。
ええっ?!
石鹸作りってそんなに危険を伴うものなの?


まずは手袋、メガネ、マスクで武装しつつ、劇薬指定の苛性ソーダの分量を量る。




苛性ソーダはインドネシアではわりと簡単に買えるらしいが、日本の薬局で買うときは判子持参と本に書いてあった。


次に精製水の分量もきっちり量る。





苛性ソーダに水を混ぜると化学反応が始まり、温度が75度に。






危険なのでこの作業はバスルームで。
温度が下がってくるまでバスルームの換気扇を回し、放置。


その間、配合する油を量る。
使ったのはマカダミアオイル。
香ばしいナッツの香りがする。




結構高級オイルを使うので、手作りとはいえ安くはない。



苛性ソーダ水の温度が適温に下がったところで、油と混ぜ合わせる。
これも緊張する一瞬。




すでに空気中の苛性ソーダに反応して目が痛くなってきた。


混ぜていくとだんだん色が変わり、




最後はチョコレート色になった。




これを数人で交代しつつぐるぐるかき混ぜること約20分。
その後、寝かせる。



寝かせてる間に、S木さんが作ってくれた健康メニューのご飯を頂く。
十穀米のきのこ炊き込みご飯、高野豆腐の煮物、ナスの味噌和えなどなど。



食後、2回目の石鹸作り作業に取り掛かる。

また苛性ソーダ水が冷めるのを待つ間、今度はS木さん手作りヨーグルトにナタデココ、アロエ、パパイヤを入れて食べる。
う~ん、とことん健康。


苛性ソーダ水が冷めたら、今度はパーム油など、2~3種類の油を混ぜる。




今度のはクリーム色。





本来、一晩置いてから型に流し込むのだが、最初に作ったマカダミアオイルの石鹸がいい具合に固まり始めたので、もう型入れしてしまうことにした。

牛乳パックに流し込む。




型が広がってしまうので、形を整えるためにタコ紐でしばる。






あとはラップをかけて置いておく。




石鹸は型から出した後も数週間乾燥&熟成させる必要があるらしい。
う~ん、息の長い作業だ。

それにしても、手作り石鹸がこんなにも危険を伴う作業だとは知らなかった。


帰り際、来月帰国予定のS木さんから色々と物資を頂いた。

スリランカの紅茶。




スリランカの葛根湯。
ものすごいスパイスがいっぱい入っていて、体が温まりそう。




オーストラリアのナチュラル石鹸。
サンダルウッドの香り。




なぜか羊羹。
これは来週末山に行くので行動食にしよう。




十六穀ごはん。




蒸気でホットアイマスク。
日本の技術はすごい。




写真がとてもきれいなガイドブック。




そしてジャカルタの地図。




いや~、色んなもの頂いたなあ。

そういえばアパートの1階にあるジムの掲示板にも帰国する人からの「譲ります」チラシが張ってあったなあ。
扇風機が欲しいと思ったけど、その時手ぶらだったので、その場で電話することもメモることもできなかった。

あとでまたチェックしてみよう。

アフタヌーンティー@The Dharmawangsa

2012年04月23日 | Weblog
日曜の午後、ホットヨガつながりのメンバーでアフタヌーンティーを楽しんだ。

場所はThe Dharmawangsaというコロニアル調の落ち着いた感じのホテル。
こんな素晴らしい場所がジャカルタにもあったんだ!











スコーンがめちゃめちゃおいしかった!




スコーンはお代わり自由だけど、そんなに食べられない…。



インドネシアのお菓子もついてくる。




余ったものはお持ち帰りOK。



いやあ、くつろぎの空間でいいんだけど、死ぬほど冷房がきついのが難点。
全員、寒い寒いと凍えてた。。。
次はしっかり防寒対策をしてから行かねば。

パサラヤ

2012年04月15日 | Weblog
今日はブロックMにあるPasarayaというデパートに行ってきた。
バティックやインドネシアのお土産物が豊富と聞いている。


もっとローカルチックなデパートかと思っていたら、結構建物はこぎれい。







普通にポロだのピエール・カルダンなどのブランドショップがある。
ジャカルタ中心部の高級デパートほどの品ぞろえとセンスではないが、靴やバッグもかなりたくさんある。

でも全体的にお客さんはすごく少なくて空いている。
日本人っぽい人もあんまり見かけない。


お昼前に到着したので、まずはランチを食べることにした。
地下のフードコートへ行くと、まだちょっと時間が早いせいもあり、閑散としていた。
KFCなんかも入っている。

何を食べようか迷った末、客引きのお兄さんにつられてインドネシア料理に。

Soto Ayam、鶏肉のスープとご飯のセット。




インドネシア料理を注文すると、ほとんど必ずと言っていいほどゆで卵(もしくは煮卵)がついてくる。
コレステロール的には困るんだけど、残すのもなんだから食べている。

スープはちょっとカレー味で、鶏肉とキャベツと春雨が入っていた。

おそらく、インドネシアの食べ方としては、ご飯とスープは別々にせず、ご飯の上にスープをかけて食べるんだろうな、と思う。

ということで、春雨が入っているのでご飯にかけるのも変な気がしたが、かけて食べてみた。
周りの人が誰も反応しなかったので、この食べ方は合っていると思う。


食後、デパート内をくまなく散策。
2階はイスラム教徒用の衣料品フロアで、パーティーで着るのであろうキラキラしたスパンコールなどがついた服や、これまたキラキラのジルバッブ(スカーフ)など多数。
でもどれもセンス悪い…。
うちの事務所のオシャレなAさんなら絶対こういうところで買い物はしないであろう。

3階はバティックやお土産物のフロア。




バティックだけでなく、イカット(かすり)の生地や製品がずらりと並ぶ。
すごい!ここ結構いいかも!



バティック素材の小物類もかなりの数あり、値段もお手頃。
このフロアもお客さんはポツリポツリしかいないが、私以外はほとんど西洋人客だった。


ここで、巻きスカート買っちゃった~




ついでに30%オフになっていた、伝統的なバティック柄のワンピースも。
今度バリに行くので頭の中はすっかりリゾート。




本当は出張時にジャケットを着なくても正装とみなされる、バティックのシャツを買いたかったのだが、デザインが日本人的にはイマイチなのよね…。
特に女性ものは。
子供用のバティックシャツはすごくかわいいと思った。

ここで気に入った布を買って、気に入った形のシャツなりワンピースなりを仕立ててもらうのが一番いいと思う。
そのためにはサンプルとなる服が必要。
う~ん…。


それから、インドネシアで絶対買おうと思っていた、ワヤン・クリッの人形を入手。
ジャワ島やバリ島の伝統芸能、影絵芝居の人形たちだ。




本体は水牛の革でできており、棒は角で作ってある。
色はオリジナルカラーのものはもっとカラフルだけど、こっちのバティックカラーというちょっと落ち着いた色の方が気に入った。

この1対の人形は夫婦らしい。
店員の説明は決まって「ロミオとジュリエット」。
札に書いてあるストーリーと読むとこうだ。

「昔々、とある妻がなんちゃらにさらわれました。夫が必死に取り返しに行き、無事に連れ戻すことができました。が、夫は妻が処女であるか疑いました。そこで妻は『では証拠を見せるので私に火をつけてください』と言いました。夫が妻に火をつけましたが、妻は全く燃えませんでした。これで妻の潔白が証明されました。めでたしめでたし。」

…みたいな。
え?火がつかなかった時点で魔女っぽいから有罪が証明されたのかと思ったら逆だったんですね?
っていうか、これを「ロミオとジュリエット」と呼ぶには無理がありませんか?


…。まあよい。
他のキャラクターの人形もあるが、店員的にはこのインドネシア版ロミオとジュリエットが一押しらしい。

人形は木でできたものとかもあったけど、やっぱり革製のがいいな。
他にもバンドン伝統の人形やら何やら、広大なフロアにものすごい数のお土産物が売っていて、楽しい。


他にもバリ島のお土産のオシャレな石鹸や、家具などありとあらゆるインドネシア土産がここに揃っている。
もっと早く来ればよかった、パサラヤ!
毎週来たいぐらいだ。

一応全フロアをチェックしてみる。
上のフロアには冬物衣料の売り場もあった。
インドネシアではどこへ行っても必要のない、毛糸の帽子や手袋、ダウンジャケットなど。
きっと富裕層が寒いところへ旅行に行ったり、スキーに行くときに買うんだろうな。
いや、まてよ、来月登ろうと思っているグデ山は2,000メートル以上あって上の方はかなり寒いと言ってたな。

よく見ると同じフロアの一角に登山グッズ売り場もあった。
もちろん日本ほどの品ぞろえは全くないが、一応Karrimorのザックとか寝袋らしきものも売っている。
トレッキングシューズになるとさらに品数は限られるが、一応売っている。
値段まではチェックしていないが、結構高いと思われる。

一番上のフロアは旅行カバンなどの売り場で、こっちはかなりの数の商品が置かれていた。
う~ん、やっぱり進んでいるなあインドネシアは。(ベトナム比較)




各フロアにごじゃれた感じのカフェもあり、お客さんが少ないのでくつろげそうだ。
一通り見た後1階に戻り、疲れたのでカフェでお茶をしたいと思ったが、また上の階まで行くのが面倒だったので、ついつい1階にあったスタバに入ってしまった。



ああ、変わり映えのしない行動をとっている。
やっぱり上のカフェに行けばよかったか。


本当はせっかくブロックMまで来たので、パパイヤスーパーで最近売り出されたという塩麹を買いに行きたかったのだけど、パサラヤですっかり満足してしまい、そのまま帰ることにした。
塩麹はつい先日、日刊じゃかるた新聞で紹介されたばかりなので、きっとジャカルタ在住の日本人主婦が殺到して売り切れているに違いない。
ほとぼりが冷めたころに買いに行こうっと。

電気代

2012年04月08日 | Weblog

原発がないインドネシアでは、電気代がものすごく高い。

入居して2か月、初めて水道光熱費の請求が来た。
(結構時間差あるのね。。。)


電気代は、2月4日から3月1日までの1か月間で488,000ルピア(約4,600円)だった。
これに必ずVAT(付加価値税)10%が付くので、合計536,880ルピア(約5,000円)。
高っ!

明細を詳しく見てみると、この期間の使用料は534kw。
ピーク時とそうでない時で値段設定が違うようだ。
ピーク時は1kwhあたり21.810%x1,200ルピア=261.72ルピアと書いてある。
ノン・ピーク時は78.190%x800ルピア=625.52ルピア。
平均すると887.24ルピア/kWH(約8.3円)なんだって。

ちなみにどの時間帯がピークアワーなのかは書いていない。


1人暮らしで平日の昼間は留守だし、普段からこまめに電気は消すようにしてるのに、4,600円は高いなあ。
例のW木さんに聞いてみると、われら高級アパートの住民は最も高い電気代を払わされており、インドネシア一般庶民の電気代はもっと安いらしい。
「金持ちから取る」という姿勢が徹底されている。


ちなみに水道代はというと、たったの87,850ルピア(約820円)。
VAT込みで96,635ルピア(約900円)。
ほぼ毎日浴槽にお湯をため、洗濯もほぼ毎日している割には思ったより全然安い。

しかし、電気代・水道代に加えてさらに手数料VAT込みで600円近く取られているのは一体どういうことだい?
いわゆる「共益費」みたいなのは最初に一括払いしたはずだけど…。

とにかく、高級アパートに住んでいると、あれやこれやとお金を取られる。
「金持ちなんだから、払って同然でしょ」というスタンスである。


話はちょっとそれるが、私の前任者が元ホテルインドネシアという由緒あるホテル併設のアパートに引っ越した。
家賃もうちより高い、高級中の高級と言ってもいいのかもしれない。
場所もジャカルタのど真ん中だ。

が、建物が結構古いらしく、ドアはきちんと閉まらないし、エレベーターは異常に揺れるそうだ。
ロビーに居住者用のコーヒーサービスがあるそうだけど、コーヒーを持ってエレベーターに乗り込むと、あまりの揺れにコーヒーがこぼれたとか…。
ちょっと想像つかないんですけど…。


「どこの国の建設会社ですか?」と聞いたら、「ローカル」とのこと。
こっわ~。
地震が来たらどうするんですか、M澤さん!

その他のビルやアパートでも、中国が建てたものは同様に問題がたくさんあると聞いている。
韓国企業でもよくないそうだ。
ましてや、インドネシア企業には無理があるやろ…。
地震国インドネシアでは、日本の建設会社が建てた建物しか選んじゃいけない気がする。

ちなみにうちは鹿島建設です



さらに、家賃も高く、設備もガタガタなくせにM澤さんの部屋はキッチンがとてつもなく狭いそうだ。
うちは1ベッドルームでキッチンが小さいなあと不満に思っているが、M澤さんの部屋は2ベッドルームなのにうちよりもさらに小さいキッチンしかついてないとか。
アパートのスタッフに「キッチンが狭い」と文句を言うと、「このアパートに住む人は料理なんかしません」と返されたそうだ。

そんなことはないだろう!
自分でしなくたってお手伝いさんを雇って作ってもらうし、人を呼んでパーティーだってするに決まってる。
なんか、色んなことに無理があるよ、そのアパート。

3連休 つづき

2012年04月08日 | Weblog

3連休最後の日は、このまま家でグダグダしていてはいけないと思い、お気に入りのダルマワンサスクウェア(この前髪を切った美容室が入ってるモール)へ出かけた。


ALOHAという名前の、別に内装がハワイアンでもなんでもないネイル屋さんに入ってみた。
「マニキュアとペディキュアしたいんだけど」と伝えると、ペディキュアは椅子が埋まっているので、マニキュアだけならOKと言われた。
仕方がないのでカウンターでマニキュアだけしてもらうことにした。

設備的にもスタッフの腕前的にもマニラで行ってたネイルサロンと同じぐらいだけど、ここはいくらだろうと思っていたら、ごく普通のフレンチネイルで120,000ルピア、日本円にして1,200円弱だった。
マニラでは500~1,000円ぐらいでできたので、やはりジャカルタの方が物価が高いと思う。





マニキュアをしてもらっていると、モデルのように長身で、美川憲一のようなギラギラのスパンコールの服を着た女性が店内をウロウロしていた。
どうやらこの店のオーナーらしい。
従業員に対してえらそうな態度を取っている。

結構べっぴんさんだな~と思ってみていたら、韓国人だった。
どうりで店内にちらほら韓国コスメのポスターがあるわけだ。
そしてこのお店、ネイルだけでなくアートメイクもやってるらしい。



ネイル終了後、ジェラート・カフェという名前のイタリアンカフェみたいなところでランチ。
どんなお店でも、モールに入っているお店であればメニューには必ずと言っていいほどナシゴレンなども載っているのがお約束か。

いつもならアジアン料理好きなのでインドネシア料理を注文するところだが、今日はあえてパスタにしてみた。
なんとなく、この西洋人率が高いオシャレなモールだもんで。

パスタはごく普通においしかった。
東南アジアでよくある(いや、スペインでもあったか)、茹ですぎてべちゃべちゃになっているということもなかった。

食後、ダルマワンサスクウェアの中をぶらぶらする。
キッチュなデザインのカラフルな布バッグや小物など、かわいいものがたくさん売られているが、なんせ価格が日本並み。
バティック柄のショルダーバッグは約8,000円。
大きめのトートバッグは1万円。
う~む、途上国にいるお得感が全く感じられない。
どうしても欲しいデザインならいいけど、妥協して1万円はなあ…。
ということで、結局何も買わなかった。


ダルマワンサスクウェアの中には、ピラティスのスタジオとか、マッサージ店とか、フィギュア屋さんとか入っていた。
その辺の新しいショッピングモールにはないような、ちょっとこだわりのある商品のお店がいくつかあるので見ていて楽しい。
ただし、お客さんの数が少ないので、お店には結構入りにくい。
ここに入っているスーパーも高級志向でこだわりの品が並んでいる。


一通り見た後、自分の生活圏へ戻り、SOGOの下のスーパーで買い物。
途端にお客さんの数多いなあ。

お、チラシがイースター特集になってる。




イースターだけに卵がセールになっていたり、




こんなかわいいクッキーも出回っている。




しかし、国民の90%以上がイスラム教徒なのに、イースターて。