地球にあしあと

地球の色々なところに足跡をつけてきました。

旅の友

2010年02月24日 | Weblog


地図とアーミーナイフ。

友の会のNさんに教えてもらったこの地図、結構いい

Victorinoxのアーミーナイフは、お祝い返しカタログから選びました。

クレデンシャル

2010年02月13日 | Weblog
サンティアゴ巡礼の旅に向けて、日本カミーノ・デ・サンティアゴ友の会よりクレデンシャル(巡礼手帳)を発行してもらいました。






このクレデンシャルは巡礼者の身分証明ともなる巡礼パスポートで、アルベルゲ(巡礼宿)に宿泊する時にも必要ですし、博物館や帰りの飛行機で巡礼者割引が受けられるそうです。
(飛行機の割引は座席数限定らしいので、無理かもしれませんが…。)

また、日本でいうところの御朱印帳みたいに、巡礼中に訪れた教会やアルベルゲ、バルなどでスタンプを押してもらい、証明とします。

もちろん現地でも発行してもらえるのですが、日本発行のクレデンシャルはまだ新しく、現地で他の巡礼者たちとクレデンシャルを見せ合った時に珍しがられていいのではないかと思い、今回は日本発行のものにしました。
(「今回は」ということは、まだ一度も行く前から今後何度も挑戦することを前提にしています。)

表紙は日本らしいデザインで、熨斗風のCの字に菊と桜の絵が描かれています。




表面2ページ目には巡礼地図が描かれています。
いくつもルートがあります。
背景の波も日本の伝統的な模様です。





3ページ目右側は個人データ記入欄で、下の部分には巡礼の手段(徒歩/自転車/馬)が書かれているので、自分の巡礼手段を選んで○をつけます。




私は馬が好きなので、「馬巡礼もいいな~」と思っていましたが、何かで読んだところ「最近は馬に草を食ませる場所も少なくなっており、大変」とのことでした。
そ、そうですよね~。
生き物を連れて巡礼するには、それなりの責任も伴うし、食べ物や水もちゃんと確保してあげないといけないし、蹄のメンテナンスも大変に違いない。

そういえば伊勢街道のお宿にも、「昔は人ばかりでなく馬でも到着したから」という理由で「宿」の字のにんべんを外していたことを思い出し、馬と人間は古くからパートナーだったんだよなぁと感心しております。

ページ左側は、サンティアゴ・デ・コンポステーラに到着した際に、現地の巡礼事務所で到着の証明となるスタンプを押してもらうスペースです。



4ページ目には、発行場所である東京カテドラル聖マリア大聖堂のスタンプが押されています。





そしてその左側は、現地の巡礼開始地点でスタンプを押してもらう欄。





ジャバラになっているページに、道中各地でスタンプを押してもらいます。





巡礼者の心得。
署名が必要です。






さて、裏面に参りますと、カトリックの教えが書かれています。





そして最後はカテドラル略図。




普段は石を積み上げて閉ざされているけれど、聖年の今年に入る直前のセレモニーで大司教が銀の槌で壁を崩した聖なる門(La Puerta Santa)。
今年はここをくぐることができます。


聖年の今年、サンティアゴ・デ・コンポステーラに巡礼すると、全ての罪が赦されるそうです。
この身に積もり積もった罪を、きれいさっぱり洗い流してきます!