地球にあしあと

地球の色々なところに足跡をつけてきました。

ジャカルタツアー

2012年12月22日 | Weblog
チャイナタウン翌日、同じアパートに住むM本さんというおじさんと2人でジャカルタツアーを企画していたので、カフェバタビアのリベンジ。

前日はチャイナタウンツアー終了後、自宅でちょっと昼寝をし、その後またM浦さんの送別会で夜遅くまでワイワイやってたので疲れているが、遊びのためならいたしかたない。

送別会は大人のビストロなのに、いつものごとくMさんの息子のR君も参加。
当たり前のようにそれぞれのツーショット写真にも割り込んできた。(笑)
おいおい、記念のツーショットなのに全部あんたが入るんかい。





さて、日曜は朝10時半ぐらいの遅めスタートでM本さんの会社の車でコタへ向かう。
相変わらず朝から渋滞していたので、1時間ほどかかってカフェバタビアへ到着。




オランダ統治時代の建物でとても雰囲気がいい。







店内には色んな有名人の写真が飾られている。







メニューは西洋料理、中華料理、インドネシア料理。
昼間っからビールなんか飲んじゃったりして、ご機嫌。






カフェバタビアの向かいには国立博物館があり、その近くにもワヤン(人形)博物館他いろいろある。
前日行ったマンディリ銀行博物館やチャイナタウンも徒歩圏内。

博物館前広場には貸自転車屋(写真右下)もあり、派手な色をした自転車がずらりと並んでいる。




なぜか自転車と同じ色の派手な麦わら帽子とヘルメットまでセッティングされており、「あれ被って乗るの恥ずかしいな~」と思わせるのだけど、インドネシア人は普通にそれを被って乗ってた。

大道芸人も来ていて、真ん中のおじさんが鞭でビシバシ若者をしばき、しばかれた若者が火を吹いたり火を食べたりする芸をする。




が、火を食べる役の若者、口に火を持って行っては「あちちち!」ってなる場面が続き、現場の笑いを誘っていた。
芸じゃなくて、本気で熱かったみたい…。
ちゃんと修行してから来いよ。

もう少し時間があればコタの街並みを散歩したかったのだが、なにせ渋滞で移動に時間がかかるので、日本人がやっているお土産物屋さんに行くために、昼食後はすぐにジャカルタ南部へ移動。

高級住宅街の一軒家をお店として営業しているその店は、日本人好みの品々やラッピングが特徴。(値段は高い。)


ここで買ったお気に入りナンバー1はこちら。



サテ(焼き鳥)売りの天秤棒ミニチュア。
超かわいい!


ちゃんと炭火でサテを焼いていたり、葉っぱに包んだ食べ物(何かわからないけど)がざるに入っていたり、




炭火を仰ぐ用の団扇もついていたり、




ソースの瓶もくっついている。





もう片方にはショーケースの上に鍋に入った辛そうなソースと、丼に入ったとうがらし&かんきつ類。




サテもこんなにいっぱい!



お客さんから受け取ったらしいお金も置いてある。
芸が細かい!




このミニチュア、すっごい気に入ってたのに先日アパートのハウスキーパーによって壊されてしまった。
どうやら掃除のときに雑に扱って落としたらしく、一部パーツが外れてしまった。
アパート側が責任を持って接着剤でくっつけ直してくれたのだけど、日本人的な観点からみるとやや仕事が雑なので、やっぱり自分で修理すればよかった…。
次また壊されたら弁償してもらう!


その他購入したものは、バティック柄のスリッパとか、




木製サンダル。




かかとを乗せる部分が特徴的なデザイン。




こういうサンダルは、ジャカルタで一番古いサリナデパートにも売っていて、そっちの方がたぶんちょっとだけ安かったと思う。

あとは石鹸やフェイスシート、ピアスなどを購入。
やっぱ日本人好みのものを置いてくれてるわ、ここ。


お買い物の後はブロックMへ行き、マッサージ。
Bali Heritageという名前の大型マッサージ施設がある。
1.5時間の全身マッサージでチップも入れて2,000円弱。
雰囲気は大衆的だけど、なかなか力強いマッサージでよかった。


帰りは車を使わずバスにチャレンジ。
ジャカルタには「トランスジャカルタ」という、専用バスレーンを走るため渋滞知らずのバスがある。
エアコン付で人数制限もあるので、ギュウギュウ詰めになることはない。
スリに遭う確率も比較的低く、安全なので外国人が乗っても安心。
(ただし、平日の通勤時間帯はギュウギュウ詰め。)

料金は一つの路線で3,500ルピア(約35円)。
これ以外のバスだともっと安いけど、車体はボロボロ、ドアすらついていない、スリ多発でとても外国人が乗れるものではない。

普段ブロックMからタクシーで戻ってくると必ず渋滞して時間がかかるのだけど、トランスジャカルタではスイスイ走ってあっという間に自宅近くのバス停までたどり着いた。
今度もまた乗ってみよう♪

うちの近くのバス停からコタまで路線1本で行けるから、チャイナタウンにも渋滞せずに行けるぞ~。

ちなみにバスが到着するまで待っているのが暑く、バスがなかなか来ないときはだんだん人が増えて初詣状態(引き返すに引き返せない)になるし、人数制限はあるものの、到着したバスに人々がダーッと流れ込むので要注意。
しかも、バス停とバスのステップの間が異常に広く開いてるので、落下注意。
なかなか子供や高齢者には厳しい途上国のバス事情。


下車後、M本さんと2人で日本食屋でまたビール。
串焼きなどを楽しみ、満腹&ご機嫌で帰路についた。


ああ、2日ともよく遊んだ週末だった。
満足。

チャイナタウンツアー

2012年12月19日 | Weblog

職場のY本さんが所属しているIndonesian Heritage Society主催のツアーに参加した。
Heritage Societyとは、各国の文化や歴史を研究したりするNPOで、多くの場合エクスパット(駐在員)の奥様方が平日のお昼に集まって勉強会をしたり、市内観光ツアーや博物館ツアーを行っている。
Y本さんいわく「ベトナムにもあったからメンバーになっていた」とのことだが、私はそんなものの存在を知らなかったので損してたな~。

ちなみにY本さんと私はベトナム滞在時期がかぶっており、同じアパートに住み、共通の友人もいたのにお互いのことは知らなかった。
数年後にこうしてインドネシアで同じ職場になるなんて、不思議。


さて、Indonesian Heritage Society主催のチャイナタウンツアーは、コタという地区のマンディリ銀行博物館に9時集合。
土曜だというのに朝8時半にアパート出発。

到着するとすでに何名かの参加者が集まっており、その大半は年配の西洋人だった。
やっぱ朝早いからかな…。


このマンディリ銀行博物館、昔オランダ統治時代からの銀行の建物で、重厚な感じがとってもグー!






1階のフロアには巨大な台帳が展示されており、何百年も前の帳簿がみられる。






久しぶりの博物館でテンションが上がってきた♪

Aせんせ~、ちなみに顔ハメありましたよ~。(誰も利用しておらず。)





10人程度集まっていたので、ツアー代金はたったの6万5千ルピア(約650円)。
インドネシア人の若い女の子がガイドを務めてくれた。

まずは銀行博物館の地下にある金庫室からツアー開始。




当時の様子を再現するマネキンがいきなり出迎えてくれる。




昔の金庫の鍵が展示されていたり、




あちこちにタンスぐらいの大きさの金庫が置かれている。




金庫の扉には当時お金などを預けていた会社の紋章がついている。










こんなセーフティーボックスも。







証文はオランダ語(と思われる)のものと中国語のものがあった。








その他、様々な展示があるがなぜか電気が消えていて暗かったり、改修作業が進行中だったりして、展示しているのかしていないのかよくわからない状況だった。









マンディリ銀行博物館を出て、いざ、中華街へ!
コタに隣接するグロドック地区というところがいわゆるチャイナタウン。

車、バイク、人が行きかい、露店がつらなるごちゃごちゃした道を歩く。
それにしてもこの日は雨期とは思えないほどカンカン照りで暑い!

カキリマ(移動式屋台)などがみられる細い路地にある昔の建物を外から見学し、






(猫ちゃんがいた)





かつて華人が住んでいた中国風の家も外から見学。




屋根の上には悪霊を閉じ込めるための壺が置かれている。




悪霊を跳ね返すために鏡が置かれている場合もあるそうだ。

ガイドの女の子に「日本でもそう?」と聞かれ、「う~ん、同じような迷信はあるけど屋根に壺は置かないかなあ」と答えた。
日本だと鬼瓦とかでしょうか。



またまた細くて混沌とした路地を抜けて大通りに出ると、教会やら、




ビルの隣に中華風の建物やら、いろんなものが混在していた。





一行はさらにチャイナタウンの奥深くへと進む。









しばらく歩いて、とあるお寺に到着。









なんか、仏教のお寺が久しぶりで懐かしいな。















占いというか、おみくじを引くために餃子に似た形をした赤い木片2つを両手で持って、拝みながら足元に落とし、表裏それぞれが出れば神様(仏様?)にお伺いが立てられるというシステム。




このおばちゃん、何度目かのトライでようやくお伺いを立てることが許され、この後おみくじのようなものを引くのだが、その際に足元に落としたその木片を足でぐいっと横によけた。

…。アメリカ人のそういう粗暴なところが嫌い。
まがりなりにもさっきお祈りしてた木片でっせ。
それを足蹴にするなんて信じられない。


それはさておき、お寺の中には仏像やらお供えものやら色んなものがあった。





















なかなか楽しかったなあ。


次に移動した先にはカトリック教会が。




一見教会らしからぬ建物と扉だけど、中に入ると結婚式進行中。






表の駐車場には新郎新婦が乗ると思われる車がスタンバっていた。




結婚式をひやかし、さらに次の場所へと歩を進める。




そして、チャイナタウンでもっとも古いと言われている金徳院というお寺に到着。









さっきのお寺とはまたちょっと趣が違う。
こっちのほうがかなり広い。






大勢の人が巨大なお線香を手に、一心不乱に拝んでいる。
ひざまずくためのクッションまで置いてあったので、私もお線香は持っていないものの、クッションの上に跪いて拝んでおいた。







次々と参拝客が訪れるので、スペースを空けるため次々と古いお線香やお札が燃やされていく。





こちらの台はお供え物を準備する台。




このような大量のお供え物。




お線香やろうそくも大量に売られている。





ところでこのお寺、コウモリの絵が描かれていたのが印象的。






お参りを済ませ、さらに華人たちでごった返す市場へ。













とにかく汚いし、臭いし、ごった返していてすごい喧噪。
でも楽しい。





最後は漢方薬局などが並ぶエリアを通過。





「萬成」というお店ではちょうど漢方薬の調合をやっていた。










ショーケースの中にはあの高級食材、つばめの巣も。




ここではお灸や針などもやっている。





漢方薬局通りをさらに進むと、水槽に巨大なヒル!




ヒルに体の血を吸わせる治療法が紹介されていた。ゾッ!





さらに進むと今度はコブラの乾燥肉やら生血を売る場所が。






おじさんがわざわざコブラがカマをもたげるようにして見せてくれた。





いやあ、盛りだくさんで楽しかった!



最後はノヴォテルホテルの敷地内に残されている、昔の市長邸宅を見学。









なんか、ホテルの近代的な建物と中華風建物が混在していて不思議な空間。




建物裏手の池は心地良いスペース。








本当は建物が閉まっていたので内部見学不可なのだけど、守衛のおじさんがわざわざ開けてくれたので、中を拝見。













この竜の操り人形かわいいなあ。
どっかで売ってないかなあ。




ここまででツアー終了。
午前中に始まってお昼ごろに終わる2~3時間のお手軽ツアー。

時間は短いけど、暑いし、道は混沌としてるし、排気ガスはすごいしで、参加者一同、かなりどっぷり疲れる。


この後希望者があれば、「カフェバタビアというオランダ時代の建物を利用したカフェレストランでランチ」だったのだが、なんと参加者全員「用事があるから帰る」とな!
えーーー?!私、カフェバタビアに行きたくて楽しみにしてたんですけど!

連れのY本さんも「お昼に待ち合わせがあるから」とのことで、誰一人参加者おらず、計画流れる、みたいな。
泣く泣く私もカフェバタビアをあきらめて帰路についた。


いやあ、それにしてもこういうツアー楽しいなあ。
私もHeritage Societyの会員になろうかなあと思ったが、年会費が50万ルピア(約5,000円)と意外にお高いことが分かったので、当面はY本さんから情報を得てゲスト参加にとどめようと思う。

クリスマス

2012年12月15日 | Weblog
これ、プラザスナヤンのイベントホールにあるクリスマスコーナー。




おうちの前にいるサンタ、「10万ルピア払ってサンタさんと写真」のためにいるのだが、平日の昼休みで誰もサンタと写真を撮る客がいないため、暇そ~に足をブラブラさせて座ってるとこ。
インドネシアのサービス業は緊張感ゼロです。

それにしても、イスラム教徒率が高いこのインドネシアでクリスマスって。
明らかにイスラム教徒な人たちもお金払ってサンタと写真撮ってるもんね。
日本と同じで商業的クリスマス。



某日、うちのアパートで住人を招待してのパーティーが催されたので行ってきた。
6時半始まりだったが、ここはインドネシアなのでどうせ時間通りになんか始まらないだろうと思って7時過ぎに行くと、そこは鹿島建設、きっちり6時半スタートだったらしく、オープニングで聖歌を歌い終わったちびっこ達が帰っていくところとすれ違った。

アパート内のレストランは1階の室内と2階のテラス部分に分かれており、1階には前菜やケーキなどの冷たい料理が、2階には温かい料理が用意されているらしい。








やけに太って黒縁の丸メガネをかけた、雰囲気の違うサンタがおり、子供たちにプレゼントを渡していた。




このサンタ、絶対インドネシア人や。
どうせならちゃんとお金払って西洋人でも雇えばいいのに、やっぱインドネシア人の人件費安いからなあ。


1階では最初にお寿司を堪能し、チーズやハムなども楽しんだ。
ちなみにお寿司はおいしかったけど、ちょっと前に日本大使公邸の夕食会で食べた料理とは比べものにならない。
みなさ~ん、海外でも本物の日本料理が食べられる場所は、大使公邸ですよ~。


しばらくして2階へ移動。
ここでは色んなブースで揚げ物や焼き物を作っていた。






クリスマスらしく、ターキーがおいしかった。




全体的に野菜が少なく、2階で久しぶりにお肉ばかり食べて満腹に。


その後もう一度1階に降りてケーキなどを食べつつ、友人らと談笑して終わり。



クリスマスコンサート

2012年12月09日 | Weblog

同じアパートに住むMさんが立ち上げた、ママさんゴスペルグループのクリスマスコンサート@ジャカルタのヤマハ・ミュージック・ホール。

外観はそうでもないが、内部はおしゃれな感じのホール。
こじんまりとしているので、間近でコンサートを鑑賞できる。
クリスマスにちなんだ曲を数曲披露。









その後、ゲストのAnneさんによる独唱。
インドネシア人の声楽家である。





さすがにプロだけあって、その歌声は素晴らしく、感動したので思わずコンサート後に「すごくよかったです~♪」と声をかけた。

ピアノもインドネシア人の有名なピアニストによる伴奏だった。


コンサートは1時間ほどで終了。
隣のクラウン・プラザ・ホテルに移動し、モロッコ&インド料理屋さんでランチ。









ランチ後はそのまま帰ろうと思ったが、Y本さんに「ドキュメンタリーフィルム見に行きません?」と誘われたので行ってみることに。
15時開始のため、時間つぶしに徒歩でプラザ・スマンギという超ローカルなモールへ移動。
そこに新しくできた、Rosereveというエステに。

日本の化粧品を使用し、日本でトレーニングを受けたセラピストがいるとか言うことが売りだったけど、行ってみたら今日は日本語を話せるスタッフはおらず。
初回20%オフだというので、とりあえずベーシックなフェイシャルコースを受けてみた。
最初の肌診断のときはかろうじて英語が話せるスタッフが対応してくれたが、実際のフェイシャルが始まるとインドネシア語オンリー。
う~ん、日本からの友達を連れていくにはややハードルが高いかも。

腕前はまあまあ良くて、気持ちよかった。
1時間ぐらいと聞いていたのに、結構時間が長かったらしく、終わったころには15時。
あ、、、映画は15時始まりだった。

インドネシアなのであまり気にせず、映画館へ向かう。
到着時、15時半。
別に咎められも、止められもせず、30分遅れで堂々と上映中の映画館に入る。

結構きれいな映画館で、椅子も座り心地がよく、寝てしまいそうだ。
ジャカルタで開催中のインターナショナル・フィルム・フェスティバルの最終日。
各地の映画館で色んな国の映画を上映している。
今日見たのはタイの映画。
バンコク大学の学生らのチアーリーディングチームのドキュメンタリー。
アメリカでの世界大会に出場しメダルを獲得するまでの物語で、なかなか面白かった。


映画のあと、帰ろうと思ったが話の流れでまたまた「パシフィック・プレイスにでも寄っていきますか」ということになり、また寄り道。
パシフィック・プレイスは高級モール。

今、ジャカルタのモール中クリスマスムード一色。
ほとんどがイスラム教徒のはずなのに、サンタさんと写真を撮る子供たちもいる。









このモールには日本食屋がたくさん入っており、大戸屋も入っている。(高いけど)
日本の甘味が置いてある店に入り、「京都ぜんざい」なるものを注文してみたが、味も見た目も合格ラインには達していなかった…。

味亭という名前の日本食やラーメンを提供する店なのに、メニューには「間茶ソフト」(抹茶か?)などの間違いが散見されたので、オーナーは日本人じゃないのかなあ。。。

パシフィック・プレイス内をうろうろし、地下にある高級スーパーKem Chicksを物色し、どっぷり日が暮れてから帰宅。
今日はよく遊んだ一日だった。


ちなみに昨日も同じアパートのAMさんちで鰻ランチをごちそうになった後、同じく同じアパートのY本さんとテニスをしたので、珍しく土日とも活動的な週末となった。

週明けも色々と予定が入っている。
チケットが入手できたら、火曜日にBoyz II menのコンサートに行く予定。
取れるかな~、チケット。

Restoran Marche

2012年12月09日 | Weblog

プラザスナヤンの中にマルシェというレストランが入っている。




知らなかったのだが、スイスが本店でヨーロッパ各地に展開するチェーンらしい。

Y本さんとお昼に行ってみた。

すると入り口でスタンプ用紙を渡される。
店の中はメニューごとにコーナーが分かれていて、スタンプラリーさながら、あちこち回って受け取った料理につき1個スタンプをもらい、最後に精算らしい。




う~ん、昼休みのさくっと食事したい時間帯に、こんな面倒で時間のかかることを。
おかげでお昼時なのに店内はガラガラ。




内装が凝っていて、ここはディズニーランドか?みたいな。

スキーのリフトを模したボックス席前で記念撮影。
(結局エンジョイしてる私。)




出口付近はお土産物売り場だった。





パスタとスープを食べたのだけれど、出来上がるのに時間かかるし、お盆を持ってウロウロしないといけないし、味はあんまりおいしくなかったし、もう行かないかも…。



Cafe Mondo

2012年12月09日 | Weblog
クマンにあるおしゃれなカフェ。
日本人が経営している。






壁にはインドネシアの古い女優さんなどのポスターが貼ってあったり、インドネシアの古いレコードジャケットを売っていたり、レトロな雰囲気満載のカフェ。




もう閉店後の夜11時過ぎにお邪魔したのに、快く招き入れてくださったので、ちょっとお茶。
このヤカンもレトロだ~。




ちなみにこの日、同じくおしゃれエリアのクマンにある新しいイタリアンで女子会だったのだが、夕方タクシーが捕まらず1時間遅刻。
ジャカルタの渋滞は病的な域に達しており、ようやくタクシーを捕まえたものの、クマンへの入り口付近でまた渋滞。
平日の夕方に出かけるのは至難の業である。


そしてその1週間後、また夕方に出かける用事があったので、今度こそはとアパートのフロントに朝からタクシー予約をしておいた。
が、夕方になってアパートロビーに行ってみると、「タクシーはまだ来ていません」とのこと。
ムッとする私を前にスタッフがあたふたと電話をかける。

待つこと15分、一向にタクシーは来ない。
恐る恐るスタッフが「すみません、タクシーを今外まで呼びに行ってますので少々お待ちください」と。

待ってもやはり来ない。
すると別のスタッフが「夕方5時から8時まではタクシーはありません」と言い出す。

私「はぁ?私、朝から予約してあるんですけど!」

スタッフ「でもこの時間帯はタクシーを捕まえにくいので、プラザスナヤンの前に行った方が…」

私「プラザスナヤンにタクシーが来ないから、わざわざアパートで予約してるんでしょ!」

スタッフ「はぁ…。今探しに行ってますが、どうします?待ちます?」

私「っていうかどうしたらいいのよ!すでに大事なアポに遅れてるんだけど、どうすんのさ!じゃあ誰か代わりに車出してくれんの?」

スタッフ「はぁ…、なんとかします…」


ちなみに私はこれまで1回もクレームしたことのない優良レジデントだった。
が、この時ばかりは噛みついた。

その直後、友達から奇跡的にタクシーを拾ったという連絡が来たため、こっちまで回ってもらってピックアップしてもらった。

インドネシア歴の長いその友達から聞いたところによると、こっちのシステムでは「予約」イコール自分のタクシーが保証されているわけではなく、予約時間の30分ぐらい前になったらスタッフ(おそらく守衛)が道路に出てタクシーを拾ってくるだけだとのこと。
衝撃の事実である。

が、百歩譲って、

じゃあ30分前から見つけて来いよ!!!

と思うわけである。


翌日、スタッフに激怒したことなどすっかり忘れていた私は、アパートの廊下でスタッフとすれ違った際、機嫌よく「こんばんは~♪」とあいさつしたのだが、相手がめちゃくちゃ気を使った様子で「Hikkiさん、お元気ですか?」と聞いてきた。
そこでようやく思い出した。
あ。私昨日この人に吠えたわ。(^^;)

まあよい。
いつもおとなしいのにたまに激怒する方が、いつもクレームしてるより効き目はあるだろう。
インドネシア人には優しく接したところで反省はしない。
やんわり注意しても効き目は全くなく、同じ失敗を繰り返す。
怒られると、次もまた怒られたくないがために一応必死になる。
反省とかカスタマーサービスとは別の次元の話。


ちなみにうちの事務所の秘書のAさんも、普段はいい人だけど粗相があった時にやんわり注意しても全く効き目なし。
が、はっきり注意すると明らかに不機嫌になり、数日間引きずる。
やっかいなので、もうすぐ契約満了したらそのまま辞めてもらうことにした。


サラック山

2012年12月08日 | Weblog

久しぶりの登山。
ジャカルタから南方向に車で空いていれば1時間以内、混んでいれば何時間もかかるボゴールという町の近郊にあるサラック山。
標高は2,000メートルちょっとなので、前回登った3,000メートル近いグデ山と比べるとかなり楽。

「2時間程度のハイキングですよ~」というY田君の言葉に騙され、いや、励まされ、また「温泉掘って入りましょ~」という言葉にそそられて参加決定。
同じく「ハイキングですよ」というセリフに騙され、普段運動不足の人たちも参加表明し、十数名集まった。


同じアパートに住むM本さんの車に乗せてもらい(今回は運転手遅刻せず)、朝5時にアパートを出発、集合場所のボゴールのKFCへ。
土曜日の早朝は道が空いているので、45分ぐらいであっさり到着。




車5台に分乗して集まる予定だが、ここはやはりインドネシアなので「○○さんの車、ちょっと遅れま~す」という連絡が入り、時間つぶしにKFCカフェでコーヒーを飲む。
運転手のせいであったり、交通渋滞のせいであったり、はたまたインドネシア人化している本人のせいであったりで、日本人同士の待ち合わせでも時間通りに全員そろうことはまれである。


さて、しばらく待って全員がそろったので、KFCからサラック山の登山口へ向かう。
ボゴールは町だけど、そこから畑やら田んぼやら段々畑やらあるのどかな(でもバイクがうじゃうじゃいる)田舎の風景の中を走る。
ちょっと標高が上がって涼しくなり、硫黄のにおいがしてきた。

「ようこそサラック山へ!」と書かれたゲートをくぐる際、料金を徴収するおじさんがいた。
「2万ルピア」と言われたが、運転手が「そんなわけねーだろ」と1万ルピアだけ渡して走り去った。
よく考えれば、たぶんこの料金徴収は正規の入場料徴収ではなく、その辺の住民が勝手にやってることだと思う。
これが日本人が運転する車だったりしたら、「2万ルピア」と言われるとあっさり「あ、そう」と思って支払ってしまうが、さすがインドネシア人の運転手、相場がわかってるらしく相手にしなかった。
でも一応1万ルピアは払うのが礼儀(?)らしい。

途上国ではそういうことがよくある。
交差点や駐車場などで、警察官でも係員でもないのに勝手に交通整理をし、小銭をもらう人があちこちにいる。
たまに支払わない運転手もいるかもしれないが、たいていの場合2,000ルピア程度の小銭をみんなが支払っている。
ちりも積もれば山となるので、意外とあの人たち稼いでいるのかも。
その代わり、毎日排気ガスを吸い、交通事故の危険にさらされながらの仕事(?)だけど。


さて、こちらが登山口。




いざ、出発。




なんか、ボーイスカウトみたいな、同じ赤いスカーフを首に巻いた少年らがたくさんいた。




さて、サラック山は「ハイキング」とはいえ、事前に聞いていた情報では「川の中をジャブジャブ進んでいく」とのこと。


最初は濡れないようにしてるんだけど、















もう濡れなきゃどうしようもない場所もある。





準備のいい人はスパイク付の長靴を着用。
それ以外の人は足元ずぶ濡れ。

ハイキングと言いつつ、結構ハードな部分もあり。








岩の上にカエルさんがいたり、




生姜の赤いきれいな花が咲いていたり。




ふぅ、やれやれ。
半袖の人は蚊に刺される。





ハードな行程を超え、ようやく温泉がわき出るエリアに到着!














ぐつぐつと煮えたぎるお湯の温度は90度以上。





川の中にも温泉がわき出てるスポットがたくさん。




でもガスが多く出ているところは危険なので、場所をじっくり選んで温泉掘り開始。




掘ったり、石で水をせき止めたり、川の水で温度調整したりと難しい。


本当は全身入るつもりで水着を持って行っていたのだけれど、川底が硬くてうまく掘れず、足湯だけに。



でも極楽~♪

ビールなんかも飲んじゃったりして。
(すっかりぬるくなっていますが。)




そして、準備のいい人たちは卵とストッキングを持ってきていたので、温泉卵づくり。
こんなに真っ黒に!




卵によって、仕上がり具合が違うけど、これは結構うまくいったやつ。




さらに驚愕の事実。
登山にすいかを持ち込んだK原さん。









こんな重いもの背負って下さってありがとうございました。


帰りも同じルートなので、過酷な川渡りあり。










岩がゴロゴロしていて足場も悪いので、やはり往復はしんどい。
膝が痛くなってきた…。



ヘロヘロになって下山すると、またまた準備のいい人たちは、クーラーボックスに入れて車の中に置いていた、冷えたビンタンビールで乾杯。




下山直後のこのビールのおいしいこと!




いや~、疲れたなあ。
足、痛いなあ。









この後、車でジャカルタに戻りブロックSというディープなエリアにある韓国料理屋でカムジャタンを食べよう!ということになり、出発。

が、渋滞でえらい目に遭う。
山を下りてしばらく、ボゴールの町へ入る手前で悪魔の渋滞。
そこで1時間ぐらい足止めを食う。
反対車線は流れているので、おそらく警察でも出て迷惑な交通整理を行っているのだろう。
インドネシアでは警官による交通整理が迷惑な結果となることが多々ある。
意味もなく一つの車線を止めてしまうので、止められたほうは大渋滞。


ところで同乗しているT田氏、親切で面白い楽しいおじさんなのだけど、間違いなくアル中ではないのかと。
これからジャカルタで飲み会だっていうのに、「ビールを買って車の中で飲もう!」と。
え…。
トイレとか行きたくなるし、嫌やん…。

ボゴールに出る手前の村で入った食料品店では、ビールは売っておらず。
そらそうだろ、この辺イスラム教徒だらけ。
もうちょっと都会に出ないと堂々とビール売ってないよ。

その後もう少し下って町エリアでコンビニに立ち寄り。
ここでもビンタンゼロという、ノンアルコールビールしか売っていなかった!
それでも未練が断ち切れないのか、そのビンタンゼロを購入したT田氏。

飲んでみると、、、アップルサイダーですね。。。
なぜビール味にせず、わざわざアップル味にしてあるのか意味が分からん。

そしてさらにボゴールへ出る手前の大渋滞中に再びT田氏はコンビニへ。
そこでめでたくアルコール入りのビンタンビールをゲット。

ちなみにT田氏、私と同じく足を痛めてるので、足を引きずりながら歩いている。
(後日、「靭帯切断で全治3か月」と判明。)
それでもコンビニにビールを買いに行くその執念…。


1時間後、ようやく渋滞を抜け出し高速に入りガンガン走る。
が、ジャカルタ手前でやっぱり渋滞。
ううう、時刻はもう夜8時。
お腹すいた~、カムジャタン食べたい~。

3時間以上かかってようやくジャカルタの韓国料理屋に到着。

カムジャタンとは、トロトロに煮たお肉とジャガイモのお鍋。
エゴマの葉っぱも苦くておいしい。







ナムルやチヂミもおいしかった~。




最後は麺で〆。
(インスタント麺です。)




あ~、膝と渋滞はつらかったけど、楽しい登山だった。
(決して「ハイキング」ではない。)


ぞういや登山前のY田君の話では、「ゴール付近で3人のインドネシア人が合流予定」だったなあ。
でもそんな人たち見当たらなかったなあ。
インドネシアでの人との約束とは、そんなもんである。
守られる前提でいると振り回されるので、最初から期待しないこと。