地球にあしあと

地球の色々なところに足跡をつけてきました。

日本カミーノ・デ・サンティアゴ友の会

2009年11月28日 | Weblog


今日は日本カミーノ・デ・サンティアゴ友の会の集いen関西に行って参りました。
写真は会場でもらった資料と、ハズレなしの抽選会でもらったポスターです。


一言でいいますと、もうすっかりテンションあがりました!


午前中は、映画「サン・ジャックへの道」の鑑賞。
これがまたコメディタッチで面白いのなんのって。
思わずDVD欲しいなというくらい気に入ってしまいました。
これを見れば巡礼が分かるというのではなく、単純にコメディ映画として面白いです!

休憩をはさんで午後からは「集い」です。
会員、非会員、巡礼の道を旅された様々な方のお話を聞いたり、これから巡礼するぞー!という人たちと決意を固めあったり、とても楽しいひとときでした。

色んなルートを何度も歩かれている方、自転車や徒歩で挑戦された方、少しずつ細切れに歩いてゴールへ近づきつつある方など、多くのツワモノさんたちから直接情報を仕入れることができて、本当に実りの多い1日でした!

でもやはり気になるのは、参加者の年齢層の高さ…。
登山とかでもそうなんですけど、リタイア組とか本当にお元気ですよね。
日本のシニアは元気だな~、イキイキしてるな~と嬉しくなる半面、一体日本の若者たちは何をしとるんかね?!という疑問がわきます。

どうしても働き盛りの世代は長期休暇を取りにくいので、ピースボートでもリタイア組と大学生組が大半を占めていました。
でも、ピースボートはともかく、巡礼の道は一度に制覇しなくても、何年もかけて少しずつ歩みを進めて行く方法だってあります。
なのに若者はどうして参加しないんだ

余談ですが、最近韓国の若者巡礼者が多いそうです。
なんでも有名な女性が紀行本を出版してブームになったとか。
日本でも黛まどかさんがフランスの道を踏破して本にしていますが、一部の人の間でしかブームになってないような。。。


それはさておき、今日実際の経験者のみなさんから具体的なアドバイスなども頂き、来年のゴールデンウィーク頃にチャレンジしようというモチベーションが上がりました。
Sarriaから残りの100kmを歩かれたご婦人の話も大変参考になったので、私もその辺りからか、それよりちょっと前からにしようかな。

仕事をしているとどうしてもまとまった休みが取れないので、最初は巡礼証明書がもらえるギリギリ100kmをゴールまで歩き、今後何年もかけて少しずつ色んな道をたどっていこうかな。


ちなみにマドリッドからサリアまではバスで7時間ぐらいだそうです。
(歩く前からどっぷり疲れそうですね…。)
マドリッドのカミーノ・デ・サンティアゴ友の会のハビエルさんとも名刺交換しました。
巡礼に行くときに連絡すれば、サリアから一緒に歩いてくれるとのこと。
(あ、実はこれちょっと微妙。スペイン人と一緒に歩いたら言葉の面で頼り切ってしまうから、自分で旅を乗り切ったことになりそうにない。できれば旅は1人でしたいです。)


とにかく、今日は素敵な人たちにたくさん出会えて、本当に嬉しい1日でした。

あ~、でも私も3カ月ぐらいかけて全行程歩きたい!
次の契約を更新しなければ、3か月でも4カ月でも時間あるんだけど、、、という魔の誘惑が

ウォーキング

2009年11月23日 | Weblog
ウォーキングのトレーニングのため、週末に2日間続けて鶴見緑地公園(一昔前に花の万博が開催された場所ですね)まで行ってきました。
自宅からは直線距離で約5km。
往復10kmウォークだとまあまあなトレーニングじゃない?


1日目はあいにく雨でとても寒かったのですが、翌日は良いお天気で暖かく、歩きやすかったです。

自宅からそこそこ近いにも関わらず、ここ何年も鶴見緑地公園には来ていないような。
近くの鶴見イオンモールにはたまに来るのに。
公園内の施設には仕事で来たのに。


すごーく久しぶりで中がどういう風になっていたか覚えていないので、とりあえず標識を見て乗馬苑を目指しました。
久しぶりに間近でお馬さんが見たい!

が、到着してみると馬場に馬1頭もおらず…。
近くでミニ馬車を引くポニーしかいませんでした。

がーん。

厩舎の方に回ってみましたが、遠~くにちらほらお馬さんが見える程度。
しかも木が邪魔して見えにくい!
怪しいですが、木の陰から目を凝らし、かなり離れた厩舎で寛いでいるお馬さんたちを盗み見して我慢。
くぅぅ、また今度会いに来るから待っててね。


仕方なしに公園内を散策。
もうすっかり忘れていましたが、花博の時は国際庭園とかあったんだ。

今はこのように看板と一部建造物が残されているのみで、何やらうらさびしい感じがします。




オランダ庭園があった場所は、やや奇麗。




オーストリア庭園跡。
当時、音楽の都をイメージしていたと思われます。





中国庭園の建物。
以前は中に入れたと思いますが、今は入れません。




いずれも草が生い茂り、寂しい感じがしますね。


なぜだかアニメのコスプレをした女の子たちが各庭園で写真を撮っていました。
しかも複数のグループがいました。
なんかここ、コスプレ写真の穴場なんですか?


紅葉はまだ今ひとつな感じがしますね。








風車前は真っ赤な花が咲き乱れ、奇麗でした。(別にここ、オランダ庭園じゃないんですけど…。)




120ヘクタールある公園は、今は市民の憩いの場となっています。




でもやっぱり整備された緑の空間よりも、自然の山の方が好きだなあ。

心中天網島(しんじゅうてんのあみじま)

2009年11月21日 | Weblog




久しぶりに文楽を観に行ってきました。

私が観たのは「心中天網島」の方。
もう一方の「芦屋道満大内鑑」は、昔「葛の葉子別れの段」を観たことがあるので、今回はパス。


去年は2回ぐらい文楽を観ましたが、今年は気づけば全然観てませんでした。
ちょっと最近落語に偏りすぎだったかな。
いや、今年はシルク・ドゥ・ソレイユも2公演観たし、落語とサーカスの2本立てな1年だったかも。(と、早くも今年を振り返り。)

今年は追い込みでまだまだ落語聞きます!

実は狂言もチケット取っちゃったし、年末の歌舞伎もチケットが取れれば行きたい。
伝統芸能三昧で今年を締めくくりたいと思います。


さてさて、久しぶりの文楽で心躍っていたのに、あろうことか序盤でちょっとウツラウツラしてしまいました!
すすすすいませんっ

眠くなるなんて、あれ?私って文楽ファンじゃなかったっけ?
それともこの演目が自分に向いてない?

などなど思ってしまいましたが、途中からばっちり目も覚めて、その後は食い入るように見入っておりました。(最初のウツラウツラは、ちょっとしたパワーナップだったようです。

いや~、やっぱりいいわ、ぶ・ん・ら・く

休憩時間に和服姿の上品そうな年配の方に「おひとり?」と声を掛けられ、みかんを半分頂いてしまいました。(みかんくれるあたり、関西っぽいですか?しかも半分にちぎって。)

そのお方は、元々は歌舞伎ばかり観ていたそうですが、ここ3年ほどは文楽に目覚めたそうです。

「やっぱり蓑助さんがいいわよねえ」とか、「小春役の人、えーっと名前なんだったっけ?」としきりに話を振ってこられるのですが、すいません、私は不勉強なものでそういう深い話にはついてゆけませぬ。

ひとしきり文楽と歌舞伎の役者さんの話をし、「それじゃあ失礼」と去って行かれました。
いつもはご主人と来られるそうですが、今日はおひとりのようで、しかもいつもは2等席なのに今日は当日券が1等席しか空いてなかったから1等席で観ているとのこと。

私も今度は奮発して1等席で観てみようかなあ。
だって近くで人形の顔とか仕草みたいし。

言葉を聞く落語と違い、見た目で楽しめる歌舞伎や文楽は外国人客も多いのですが、やはり全くの英語字幕なしでは文楽はきついと思います。
演目にもよるかもしれませんが、派手な立ち回り場面ばかりじゃないから、家の中でしっとりと人情話が進んでいても、言葉が分からないと全く楽しめませんから。

案の定、外国人客は寝まくってました。
でも休憩時間中に帰ってしまわずに、最後まで観るところはえらいかな。

なんで文楽、英語字幕出さないんだろう。
戸田奈津子さんの映画字幕並みに、エッセンスだけを伝える短文でいいから出せばいいのに。

私が翻訳業だったらそっち系の翻訳手がけるかも。
もっと日本の芸術の良いところを知ってもらいたいし。
現実には通訳・翻訳は嫌いなのでそのような根気もないのですが…。
(嫌いな割には仕事で通訳・翻訳せざるを得ないこと多いけど。)

文楽は大阪が誇る文化です!
上方落語とともに守っていきたいものです。

最近のアフガンネタ

2009年11月14日 | Weblog
以前、アフガン人友達のAmenehの赤ちゃんの写真をアップしましたが、続いてSister-in-LawのHavaからも6月に無事出産済みとの連絡が来ました。

こちらも男の子です。
なんか周りに男の子の赤ちゃん多いなあ。


横向きにかぶった帽子がかわいい。




アップもキュートです。




そういや名前の連絡なかったなあ。

久々にみるHavaの写真も、さすがに出産後でふっくらとしていて、相変わらず笑顔はありませんが元気そうに見受けられます。
早くお祝い送らなきゃ!


という話をアフガン人研修員のAhmad君にしていたら、私にアフガン土産をくれました。
ほら、私って外国人にはモテるやん?(←知らんがな!)


Ahmad君、結構私の好みのタイプではありますが、途上国の人には手を出さないポリシーなんで自制してます。(どうせ相手めちゃ年下だし。


Ahmad君からのプレゼント、ティータイムに使えばいいかしら。


気持ちをあげて行く

2009年11月07日 | Weblog
風邪も治り、調子が上がってきたので気持ちも上げて行きましょう


文化の日は予定通り、取引先のNさんと仁鶴独演会デート。
Nさんとは前回も落語デートを試みたのですが、思いがけずチケットが完売してしまっており、泣く泣く延期となったのでした。




さて、仁鶴師匠の落語は本当に味のある素晴らしいものでしたが、なにせ場所がNGK。
今までわりとこじんまりした会場でしか聴いたことがなかったのですが、今回はなんと2階席の一番後ろ!

参りました…。

表情見えません、仕草見えません…。


一つ目の演目、「兵庫船」は高尚過ぎて、正直あまり理解できませんでした。
落語初体験のNさんもしかり。

これで「落語は難しい」とか「落語はおもしろくない」という第一印象をもたれてしまったらどうしようかとヒヤヒヤしていたのですが、二つ目の演目、「崇徳院」にはNさん大喜び。

なぜかと言うと、Nさんは「百人一首好き」だからです。

ほほぅ。
外見は美人で話し方も甘い感じですが実はかなりの毒舌なNさん、ミイラ好きだったりして趣味も一風変わっているのは知っていましたが、百人一首もお好きでしたか。
なんだかますます惚れましたわ。

百人一首が功を奏して、Nさんも落語の魅力に気づいてくれたようです。

さっそく次の落語の約束も入ってま~す。
落語はやっぱり繁昌亭やな!
ネバーアゲイン、落語@大きな会場。



さて、伝統芸能以外の関心事といえば。

そろそろ自分の中でスペインに向けて気持ちを盛り上げつつあります。




サンティアゴ巡礼については、普通のガイドブックではちらりとしか書いていないのですが、ロンプラのこのシリーズはそこそこサンティアゴにページ数を割いているので買ってみました。
洋書なので視点がアメリカやヨーロッパからに偏っていて、アクセス情報などもヨーロッパ中心ですが、内容はそれなりに参考になったと思います。

書店の店頭ではこれと言った本も見つからないので、あとはアマゾンで買うか~。
ロンプラにもお勧め本載ってたし。


明日はお天気もいいので、思いっきり歩いてみたいと思います。

ディアゴスティーニ

2009年11月01日 | Weblog


ディアゴスティーニのシリーズって、ついつい欲しくなりません?
創刊号だけ安いのも、うっかり手を出してしまう所以ですよね。

いつも新しいシリーズが発売されるたびに買いたい衝動に駆られるのですが、歯止め利かなくなると怖いのでぐぐっと我慢してます。
あと、ハズレだと怖いから。

確か以前、漫画でつづる歴史シリーズを買ってみたことがあるのですが(それがディアゴスティーニだったか別メーカーだったか記憶があいまい)、いまいちだったので創刊号だけで辞めてしまったこともありましたっけ。


今回、でもオペラシリーズには手を出してしまいました。
魔が差したかよ。。。
だって創刊号カルメンだったから。。。

全部を買うつもりはないのですが、好きなものと気になるものだけ買おうと思っています。
隔週で発売されていますが、購入が追いついてないので今のところこの4本。

カルメンは元々好きでCDも持ってるので、今回ウィーン国立歌劇場での映像も見られて良かったです。
それにドン・ホセ役がプラシド・ドミンゴだし。


椿姫はまあまあ、魔笛はNG、迷ったけど買ってみた蝶々夫人は思いのほか良かったです。

蝶々夫人の会場が、ヴェローナ音楽祭の野外劇場だったのはすごく良かった!
是非一度この野外劇場でお芝居見たい!


昔の収録のもあるので、このDVDシリーズの映像の質的にはあまり満足してないのですが、でも舞台演出がいい作品だとやっぱり視覚的に見ていて楽しいです。

まあ、カルメンも蝶々夫人もちょっとブサイクだけど、オペラなんで歌い手の実力重視ですしね。

蝶々夫人に出てくる着物姿の西洋人たちの違和感も、見てるうちに若干和らいでくるし、スズキ役の人なんかかなりしっくりなじんでたし、何より最初はブサイクだと思っていた蝶々夫人が、最後の方では美しくさえ見えてくるから、歌い手さんの感情表現を含めた力量たるやすごいものだと思います。


魔笛がなぜかとても退屈で面白くなかったので(しかもDVD2枚組で長い!)、このまま幾つか気になる回のを買い続けるか悩ましいところです。
次のアイーダは買った方がいいかなあ…。


芸術の秋です。
年内に行きたいのは以下3つ。

1)錦秋文楽公演@国立文楽劇場
2)狂言VSイタリア仮面劇@山本能楽堂
3)歌舞伎の吉例顔見世興行@京都南座

う~ん、支出が悩ましいわあ。
文化の日には仁鶴さんの独演会も行くのに。
今月は甥っこの誕生日もあるのに。

魔がさしてアマゾンでガイアシンフォニーのDVDも買っちゃったし。
風邪ひいて引きこもってると、DVDに走ってしまうのね。


はあ、、、芸術の秋よねえ…。