アルツハイマー型認知症にはならない。 ＜６＞

アルツハイマー型認知症とたたかうことは、私たちひとりひとりの意識的な努力が
いるのです。心身の健康なうちにやっておくことであり、習慣の領域までにしておくことが大切だと考えられます。

認知的な予備力を身につけるには、自分自身が積極的に頭脳を使う日常活動をする、これが大切なのです。それも微笑んで、愉快に楽しくやることです。苦痛に思われることはやらないことです。

これを当人の意思ではなく、周囲が＜しなさい＞では、少々問題があります。当人がしぶしぶ従うのではいけないのです。周囲の人たちの考えの先行では効果がありません。やる当人のストレスの方が心配です。