『アエネイスミッション』[Aeneas Mission ]

建国の使命を抱くアエネイスのフアストミッションは自軍団自民族引き連れて炎上壊滅するトロイからの脱出である。

アルツハイマー型認知症の攻撃から健脳を守る<85>

2006-10-31 07:28:49 | アルツハイマー型認知症と闘おう
お詫び申し上げます。
       (1)今日のブログの文中で、健康診断受診者としなければならな          いところを、健康診断受信者としたこと。
       (2)昨日と今日の通し番号を1番間違えたこと。
                深くお詫び申し上げます。  山田秀雄

アルツハイマー型認知症の攻撃から健脳を守る <86>

2006-10-31 06:38:22 | アルツハイマー型認知症と闘おう
アルツハイマー型認知症とサプリメント。(1)
サプリメント(栄養補助食品)を使用している人が増えてきています。東京医科大学病院では、健康診断受信者に対して、聞き取り調査を行ったところの調査結果によると、調査した人たちの43%の人が、過去1年間のあいだにサプリメントを使用している実態が把握されたのです。これは、健康診断に病院を訪れるという高い健康志向の人たち故に、やや高率の結果が出たものと思われています。

アルツハイマー型認知症の攻撃から健脳を守る <85>

2006-10-30 07:09:11 | アルツハイマー型認知症と闘おう
アルツハイマー型認知症と知力も使う、身体も動かす。(最終)
頭脳を働かし、知力を使い、身体も動かし、そして、気持ちを<快>にする生活を続けることが大切です。一例をあげると、ダンスがいいようです。SEXもスポーツです。
アルツハイマー型認知症を発症させる危険因子は、沢山あります。いずれにしても、これらの日々の生活状態が、発症のいくつかの危険因子の働きをストップさせ、明るい元気な明日を約束をしてくれることと思います。軽い気持ちで運動に励もう。そこに明るい明日があります。

アルツハイマー型認知症の攻撃から健脳を守る <83>

2006-10-29 07:53:47 | アルツハイマー型認知症と闘おう
アルツハイマー型認知症と知力も使う、身体も動かす。(26)
<シスターマリーの物語 ラスト>
彼女は、84歳となるまで教鞭をとっていたのです。101歳という高齢になるまで、強い知的好奇心と知的活動を維持していたのです。脳内に病変があっても認知症的症状が外部に現出しなかったのです。
シスターマリーの事例は、私たちに大切なことを教えてくれています。

アルツハイマー型認知症の攻撃から健脳を守る <82>

2006-10-28 06:46:02 | アルツハイマー型認知症と闘おう
アルツハイマー型認知症と知力も使う、身体も動かす。(25)
<シスターマリーの物語 2>
彼女は、自体の解剖を承諾していたのです。死後解剖の病理所見によると、脳の重量が、870グラムと考えられない軽さだったのです。通常の脳の重量は1200グラムくらいなのです。通常値の72%と、著しい脳萎縮だったのです。そのうえ、神経細胞の脱落、老人斑、原繊維の変化が多数あったのです。病理診断では、あきらかにアルツハイマー型認知症だったのです。 明日に続きます。

アルツハイマー型認知症の攻撃から健脳を守る <81>

2006-10-27 08:11:51 | アルツハイマー型認知症と闘おう
アルツハイマー型認知症と知力も使う、身体も動かす。(24)
<シスターマリーの物語1>*須貝佑一著岩波新書<ぼけの予防>より
シスターマリーは、すぐれた彫刻等で名高い、パリのノートルダム修道院の修道女です。彼女が死亡した年齢は、101歳でした。彼女は、100歳をこえても、しっかりした生活を維持していたのです。認知症とみられる症状は全くなかったのです。彼女は、100歳という高齢であるにもかかわらず、MMSEのテストの得点は、27点という高得点を獲得する、とても聡明な人だったのです。<テストは30点満点>明日につづきます。

アルツハイマー型認知症の攻撃から健脳を守る <80>

2006-10-26 08:19:06 | アルツハイマー型認知症と闘おう
アルツハイマー型認知症と知力も使う、身体も動かす。(23)
知力も使う、身体も動かす。余暇にする趣味活動や知的活動、そして、運動とアルツハイマー型認知症との関連についての調査研究は、かなり多いようです。ニューヨーク マンハッタン地区の65歳以上の高齢者1772人ついての約3年間の調査研究でもブロンクス地区の調査研究とほぼ同様の結果がでています。

アルツハイマー型認知症の攻撃から健脳を守る <79>

2006-10-25 09:46:20 | アルツハイマー型認知症と闘おう
アルツハイマー型認知症と知力も使う、身体も動かす。(22)
5年間にわたって追跡調査した結果の紹介です。ところは、アメリカ ニューヨークブロンクス地区の75歳以上の高齢者469人の人たちについての調査結果です。5年の間に認知症になった人は、124人でした。そのうちの約70%(90人弱)の人がアルツハイマー型認知症だったのです。その人たちは、余暇をどのように過ごしていたのか。余暇活動をしない人たちを100として、その発症比率は、(1)新聞、雑誌などをよく読む人たちは、65くらい。(2)クロスワードパズルなどをする人たちは、60くらい。(3)楽器等の演奏をするひとは、30くらい。(4)チエス、オセロなど盤を使うゲームをよくする人は、30弱。(5)ダンスをよく楽しむ人は、25くらい。の数値なのです。それも週3回以上、頻繁にしている人に効果がでているそうです。

アルツハイマー型認知症の攻撃から健脳を守る <78>

2006-10-24 07:31:14 | アルツハイマー型認知症と闘おう
アルツハイマー型認知症と知力も使う、身体も動かす。(21)
浴風会病院では、この32人の方たちに外来診療に来ていただき、インタビユーに応じてもらったのです。この方たちの2人をのぞいて、全員の方が、毎日、何らかの趣味活動や知的活動を続けていたのです。主だったところをあげると、74歳男性<物理学の研究> 81歳女性<山歩きと植物の観察を20年> 79歳男性<週のうち3日は、クロスワードパズルとクイズに没頭> 80歳女性<パソコン歴5年> 76歳男性<菊づくりと園芸を15年>などなどであったそうです。(岩波新書<ぼけの予防>より)

アルツハイマー型認知症の攻撃から健脳を守る <77>

2006-10-23 07:31:17 | アルツハイマー型認知症と闘おう
アルツハイマー型認知症と知力も使う、身体も動かす。(20)
脳にアルツハイマー型認知症の病変が起こっても、その症状が発現するとは限りません。岩波新書<ぼけの予防>の執筆をされた、須貝佑一様の病院、浴風会病院での頭の集団検診でも、頭を使っていると<ぼけ>ないかもしれないという事例がみつかっているそうです。
在宅の高齢者(65歳以上)443人の頭部のCT検査とMMSEテストを行い、その結果、97人の人に年相応以上の脳の萎縮がみられたそうです。そのうちの多くの人は、MMSEテストの得点がやや低めであったにもかかわらず、その中でも32人だけは、脳の萎縮がアルツハイマー型認知症がうたがわれる状態なのに、MMSEテストの結果が、満点だったのです。  明日に続きます。