台湾旅行（テレサテン・野柳・袖珍博物館）

　前回のブログ記事【台湾旅行（九份観光）】からの続きです。

　11月7日（火）、台湾旅行3日目。

　私が台湾に行った一番の理由は、アジアの歌姫テレサ・テン（1953-1995）の墓参りをすることでした。

　当初、私1人で鉄道とバスを乗り継いで行く予定でしたが、お墓の近くにある 「野柳」 という景勝地へ行きたいというＮさんと2人でタクシーをチャーターすることにしました。

　宿泊したホテルスタッフのご好意でタクシー会社と値段交渉していただいた結果、4時間で3,000元（約12,000円）の運賃提示がありました。
　これで1人約6,000円の負担で墓参りと野柳観光ができます。

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　9時50分にガーラホテル前でタクシーに乗車。高速道路を通り片道約１時間の道のりです。
　運転手は60歳代（？）のＴさん。朴訥ですが優しいオジサンでした。

　日本語も英語も殆ど話せないとのことで、漢字の筆談と手振りで意志の疎通を図りました。
　どうしても意味が通じない場面では、Ｔさんが持っていたスマホの会話翻訳アプリを使うことで事なきを得ました。

　ガーラホテルは高速道路のインターチェンジ近くに位置し、ホテルを出発後すぐに高速道路に入り、東へ走行し30分ほどで八堵へ。

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　八堵から北上し萬里へ。
　萬里から海岸線近くを通り金山へ。

　金山から山道に入ります。舗装されているとはいえ道幅が狭いクネクネした山道を登ると、テレサ・テン紀念墓園に到着します。

　台北市街地のガーラホテルを出発したのは9時50分。1時間10分ほどタクシーに乗車し、墓園に到着したのは11時ちょうどでした。

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　左の奥にテレサ・テンが眠るお墓があります。

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　金色のテレサ・テンが待ち受けていますが、彼女が眠るのは左端のほうです。

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　テレサ・テンの冥福を祈り、記念撮影。

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　お墓から反対方向を撮影。チャーターした黄色のタクシーが小さく写っています。

　墓園には20分ほど滞在し、近くの萬佛塔と朱銘美術館を短時間だけ見学して野柳へ。

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　12時ちょうどに野柳地質公園に到着。
　80元（約320円）でチケットを購入し入園。

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　奇岩が点在しています。

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　女王頭と呼ばれる奇岩の前では大勢の観光客が記念撮影しようと並んでいました。

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　数十人が様々なポーズで記念撮影するので前に進むのが遅く、記念撮影は諦めました。右端が女王頭です。

　野柳地質公園を13時に出発し、ガーラホテルに到着したのは13時50分。ちょうど4時間の観光旅行でした。
　ホテルスタッフのＯさん、タクシードライバーのＴさん、大変お世話になりました。


　ホテル近くのお弁当屋さんで遅い昼ご飯を食べてから、Ｎさんの提案で台湾ミニチュア博物館 （袖珍博物館） へ行くことにしました。

　台北メトロを乗り継ぎ、駅から10分ほど歩いてビルの地下1階にある博物館に到着。

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　200元（約800円）の入館料は少し高いなと思いましたが、入館してビックリ。
　精巧なドールハウスやミニチュアがたくさん展示されていました。

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　傑作とされるローズマンションの前で記念撮影。

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　ローズマンションの裏側から撮影した部屋の一部です。

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　個人の経営らしいのですが、収集した作品の精緻な作りには驚かされました。

　女性の入館者のほうが多いと予想して入館したのですが、実際には男性入館者の方が若干多目で、男女問わず長時間熱心に展示品を見入っていたのが印象的でした。


　翌日11月8日（水）の台湾旅行4日目は、台湾鉄道を利用し猫村まで行きました。
　その様子は【次回のブログ】で。

台湾旅行（九份観光）

　前回のブログ記事【台湾旅行（小龍包とスィーツを堪能）】からの続きです。

　11月6日（月）、台湾旅行2日目の午後に小龍包で有名な中華料理店で少し遅い昼食を食べてから、九份という場所に向け貸切バスで15時半に出発。

　1時間弱の乗車で16時20分ごろに九份に到着。

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　細い急こう配の階段を登ること約5分。
　なんだかノスタルジックな店構えです。

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　現地ガイドさんの案内で阿妹茶楼という店でお茶をいただきました。観光客で大混雑のお店です。

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　阿妹茶楼は、2001年に公開された映画 「千と千尋の神隠し」 に出てきた 「湯婆婆の屋敷」 のモデルになったと噂されているお茶屋さんだそうです。日没後の17時10分に撮影。

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　急こう配の階段の両脇にあるお店の他に、左右に分岐した狭い小路の両脇のお店にも観光客が溢れていました。
　個性的なお店が軒を連ねていて、見るだけでも楽しいです。

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　観光客は日本人が7割ほどでしょうか。わざとピンボケで撮影。

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　一番高い場所から撮影してみました。小雨が時おり強く降る悪天候でした。
　地元の人によれば毎日雨が降るとのこと。　

　19時に九份を後にし、ホテルに戻ったのは20時ごろでした。


　翌日11月7日（火）の台湾旅行3日目は、テレサテンの墓参りをしました。
　その様子は【次回のブログ】で。

台湾旅行（小龍包とスィーツを堪能）

　前回のブログ記事【台湾旅行（忠烈祠と故宮博物院）】からの続きで、11月6日（月）台湾旅行2日目の午後からの様子です。

　故宮博物院の見学を終え、13時半ごろに中華料理店へ移動。


　現地ガイドさんが連れて行ってくれたのは、鼎泰豐本店という店でした。
　多くのガイドブックに掲載されている有名店らしく、大勢の観光客で店の前は大混雑。


　細く切った生姜・醤油・酢のタレでいただきます。
　名店というだけあって、なかなか美味でした。

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　お次は思慕昔というスィーツのお店です。

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　我々4人はマンゴーかき氷を注文。
　量が多く冷たさに頭がキーンとしてきましたが、これでミニサイズとのこと。

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　これは別の日にホテル近くの小さなお店で食べた牛乳＋小豆＋タピオカ＋寒天の甘味です。


　台湾旅行2日目の午後からは九份という場所を観光しました。
　その様子は【次回のブログ】で。

台湾旅行（忠烈祠・故宮博物院）

　前回のブログ記事【台湾旅行（札幌から台北へ）】からの続きです。

　11月6日（月）、台湾旅行2日目。

　台湾観光の定番ともいえる、忠烈祠と故宮博物院を見学しました。

　忠烈祠というのは、戦争などで殉死した英霊33万人を祀るため1969年に完成した祭祀場の名称です。

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　忠烈祠には朝の9時前に到着。
　すでに大勢の観光客で賑わっていました。それもそのはず、9時から始まる衛兵交替式を見るためです。
　なお、交替式は1時間おきに17時まで行われるとのこと。

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　白い制服を身にまとった海軍兵士が、まるでロボットのようにシンクロナイズさせた行進や銃剣捌きをしていました。お見事でした。

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　7名の衛兵の後を観光客がぞろぞろと付いていきます。

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　奥の正殿です。
　ここで英霊に手を合わせてお参りしました。

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　正殿から戻るところ。全員イケメンです。（笑）

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　衛兵の交替です。
　忠烈祠には30分ほど滞在し、故宮博物院へ移動。


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　9時40分に故宮博物院に到着。
　天気も良くて気温は30度ほど。11月とはいえ蒸し暑いです。

　一番有名な展示物は、何といっても碧玉で作られた翠玉白菜とのこと。
　実際、展示コーナーは入場制限で、百人ほどの長蛇の列でした。

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　10分以上並びようやく翠玉白菜を見ることができました。

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　大きさは10cmちょっとで、透明ケースで囲われています。

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　翠玉白菜のすぐ隣の透明ケースで展示されている、碧玉で作られた肉形石です。

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　肉形石が展示されている様子です。奥の方に翠玉白菜の展示ケースがあります。

　この他にも多くの興味深い展示物が数多くありましたが省略。

　故宮博物院の見学を終え、13時半ごろに小龍包で有名な中華料理店へ移動。
　その様子は【次回のブログ】で。

台湾旅行（札幌から台北へ）

　11月5日（日）から9日（木）まで4泊5日の日程で台湾旅行をしてきました。

　旅行の様子を数回に分けてブログに書こうと思います。


　11月5日、札幌の朝の気温は4℃。
　8時30分に自宅を出発。新千歳空港の国際線ターミナルには9時30分に到着。10時10分にチェックイン。

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　エバー航空の台北行きBR165便に68番ゲートから搭乗するところ。
　スーツケースを持たずにリュックサックだけの身軽な海外旅行です。

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　エアバス321-200型機は、ほぼ満席に近い状態。

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　12時過ぎに新千歳空港を離陸。

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　昼食です。飲み物はいつもどおり白ワインを所望。
　最近殆ど見かけなくなった、金属製のフォークとナイフに驚きました。
　日本と台湾の時差は1時間。時差ボケもなく快適で4時間ほどのフライトです。

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　現地時刻の15時過ぎに台北の桃園 （Taoyuan） 空港に着陸。

　入国審査は長蛇の列。
　台湾旅行を何度もしている隣に並んでいた男性によれば、こんなに並ぶのは初めてとのこと。1時間ほど列に並び、無事に台湾に入国。

　気温は27度ほど。湿度が高く、北国生まれの私には蒸し暑く感じました。
　バスに1時間ほど乗車し、台北市のビジネス街にあるガーラホテル （慶泰大飯店） に到着しました。
　
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　到着時にホテルを撮影し忘れたので、9日のチェッアウト時の画像です。


　翌日からの観光の様子は【次回のブログ】で。