★星空日記コリメート風goo★

星や旅などの話題を「ひらい」が札幌から発信。2010年開設。2022年7月にteacupからgooへ引越しました。

2024年5月11日深夜の低緯度オーロラ

2024-05-17 06:00:00 | 天体の記事
 これまで低緯度オーロラを北海道で見ようと数年前から何度か挑戦してみましたが、見ることが叶いませんでした。

 2024年5月10日(金)の夜から大規模な太陽フレアの爆発に伴う地磁気の乱れで、北海道で低緯度オーロラが見えるかもという予報が出ていました。この日は全道的に悪天候が見込まれ遠征は中止。

 翌日の5月11日(土)も地磁気の乱れが続き低緯度オーロラの発生確率が高いとのことで、初山別方面まで遠征することを決意しました。

 17時に札幌の自宅を出発。国道275線を通ります。道の駅「サンフラワー北竜」で途中休憩。


 道の駅のモニュメントを背景にした夕焼けです。雲があるものの月が見えています。5月11日19時12分に撮影。

 北竜町碧水から左折し国道233号線へ。北竜ひまわりICから無料の自動車専用道路を通過。留萌市で国道239号線に入りひたすら北上。苫前町の手前で国道232号線を通り初山別天文台前の駐車場に到着したのは21時ちょうどでした。

 天文台横の駐車場でテスト撮影したところ、薄雲を通し北の空広くに赤っぽいオーロラが写っているのにビックリ仰天。天文台前の街路灯が眩しすぎるため、近くの農道脇の駐車場まで移動しました。蛙の合唱を聞きながらカメラをセット。


 薄雲が少なくなった際には赤っぽいオーロラが見えてきました。このくらいの明るさになって赤っぽいことが裸眼でもようやくわかりました。
 なお、低緯度オーロラの色彩を強調した画像を多く見かけますが、上の画像はJPEGの撮って出し画像です。画像処理は文字入れしただけで画像強調処理など一切していません。

 上の画像を撮影する前に15秒露出でタイムラプス撮影した202枚の画像を動画編集し、Youtubeにアップしておきました。
【 低緯度オーロラのタイムラプス動画 】 前半は薄雲のせいで低緯度オーロラがはっきりしませんでした。
 なお、この動画をNHKのスクープBOXに投稿したところ、5月13日18時からの「ホットニュース北海道」というテレビ番組で他の3人が撮影された画像と一緒に紹介されました。

 徐々に曇り始め完全に曇ってきたため2時に現地を撤収。
 留萌から厚田へ抜ける国道231号線を通り海岸沿いをひたすら南下。


 途中の雄冬岬の駐車場で白銀の滝を見ながら小休憩。5月12日5時に撮影。

 帰宅したのは7時少し前でした。往復約500kmを安全運転に徹したせいか、軽自動車スペーシアは27km/Lと最高燃費を記録しました。 24.0km/Lを記録しました。(単純計算を間違えました)

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