前回のブログ記事 【 2024年アメリカ皆既日食に持参する機材(その2)日周追尾装置 】からの続きです。
私が持っている赤緯微動として使えそうな部品は次の3種類です。
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左:ケンコー製の赤緯微動 中:ケンコー製の垂直微動 右:某製作所の赤緯微動
遠征用の機材は、中央の垂直微動に決定。少し剛性不足ですが軽いので選択しました。
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取り付け金具の加工中です。
アルミのチャンネル材をバンドソーで切断しフライス盤で切削後にボール盤で穴あけしています。
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微動装置をMark-Xの観測板に取り付けてみました。
ネジ穴が25個もあるのは、鏡筒の赤経方向バランスを取るための位置決め用です。
赤緯微動装置が観測板からのクリアランス(腕の長さ)をあまり取っていないのは皆既日食当日の太陽の赤緯が+7.5度ほどなためです。(太陽の位置が天の赤道に近いためです)
事前テストの結果で剛性が不足する場合は、1枚目の画像で一番右側の赤緯微動に変更します。少し重いですけど剛性も大事です。
ブログ記事 【 2024年アメリカ皆既日食に持参する機材(その4)事前テスト 】に続きます。
私が持っている赤緯微動として使えそうな部品は次の3種類です。
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左:ケンコー製の赤緯微動 中:ケンコー製の垂直微動 右:某製作所の赤緯微動
遠征用の機材は、中央の垂直微動に決定。少し剛性不足ですが軽いので選択しました。
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取り付け金具の加工中です。
アルミのチャンネル材をバンドソーで切断しフライス盤で切削後にボール盤で穴あけしています。
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微動装置をMark-Xの観測板に取り付けてみました。
ネジ穴が25個もあるのは、鏡筒の赤経方向バランスを取るための位置決め用です。
赤緯微動装置が観測板からのクリアランス(腕の長さ)をあまり取っていないのは皆既日食当日の太陽の赤緯が+7.5度ほどなためです。(太陽の位置が天の赤道に近いためです)
事前テストの結果で剛性が不足する場合は、1枚目の画像で一番右側の赤緯微動に変更します。少し重いですけど剛性も大事です。
ブログ記事 【 2024年アメリカ皆既日食に持参する機材(その4)事前テスト 】に続きます。
2017年の北米横断皆既日食をオレゴン州のセーラムで見て、今回私はダラスで見る予定です。
あとは天候が晴れる事を祈るばかりですね(笑
北米滞在楽しんでください。
2017年の北米皆既日食時、私はオレゴン州ポートランド近郊のマドラスという場所で見ていました。
今回は偶然同じ場所ですね。
晴れますように!