望遠鏡を動かすモーター用のバッテリーを使う場合、厳寒期だと急激にバッテリー容量が下がり、最悪の場合は電源が落ちてしまうことがあります。
1月27日(金)から28日(土)にかけ、マイナス20度の環境下で写真に写っているバッテリーを使いましたが、この時は1時間ほどの使用でもディスプレイの電源表示は100%のままで変化が認められませんでした。
しかし、厳寒期の長時間使用には不安があります。そこで、バッテリー自体が冷えないように保温用のケースを作ってみました。
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段ボール箱の内部の5面に断熱材を貼り、外側には塗装用の養生テープを貼りました。電源用シガーソケットケーブルの穴を開け、1時間ほどで完成です。バッテリーを保温箱に入れ、上面に断熱材を乗せて使用します。
バッテリーは2022年6月に購入した「Jackery ポータブル電源240」という製品です。重さ3.1kg、定格容量16.8Ah/14.4V(241.9Wh)です。
保温ケースの効果を測るため、1月29日(日)の深夜から30日(月)の明け方前まで4時間ほど、到着時のマイナス21度から撤収時のマイナス29度までの外気温に晒し、マークX赤道儀のモーター駆動をさせてみました。
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テスト風景です。
最後まで駆動は順調で、撤収時のバッテリー残容量は99%でした。つまり、容量的には何ら問題はないはずですが、厳寒期には電気容量が残っていても急にダウンしてしまうことがあるらしいので注意が必要ですね。
なお、気温は新たに購入したマイナス50度まで測定できる温度計で測定。その詳細は次回のブログ記事に書く予定です。
1月27日(金)から28日(土)にかけ、マイナス20度の環境下で写真に写っているバッテリーを使いましたが、この時は1時間ほどの使用でもディスプレイの電源表示は100%のままで変化が認められませんでした。
しかし、厳寒期の長時間使用には不安があります。そこで、バッテリー自体が冷えないように保温用のケースを作ってみました。
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段ボール箱の内部の5面に断熱材を貼り、外側には塗装用の養生テープを貼りました。電源用シガーソケットケーブルの穴を開け、1時間ほどで完成です。バッテリーを保温箱に入れ、上面に断熱材を乗せて使用します。
バッテリーは2022年6月に購入した「Jackery ポータブル電源240」という製品です。重さ3.1kg、定格容量16.8Ah/14.4V(241.9Wh)です。
保温ケースの効果を測るため、1月29日(日)の深夜から30日(月)の明け方前まで4時間ほど、到着時のマイナス21度から撤収時のマイナス29度までの外気温に晒し、マークX赤道儀のモーター駆動をさせてみました。
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テスト風景です。
最後まで駆動は順調で、撤収時のバッテリー残容量は99%でした。つまり、容量的には何ら問題はないはずですが、厳寒期には電気容量が残っていても急にダウンしてしまうことがあるらしいので注意が必要ですね。
なお、気温は新たに購入したマイナス50度まで測定できる温度計で測定。その詳細は次回のブログ記事に書く予定です。
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