前編の1号クンの羽化の失敗で、落ち込んでしまった私ですが、まだ同じ状況の2号クンがいます。
救ってあげなくては・・・
これは2号クンの記事です。
9月12日
キアゲハ1号クンが蛹になったこの日、2号クンは相変わらずパセリの葉っぱをムシャムシャ食べ続けています。
9月14日
プラケースに上り始めました。
上を向いたり、下を向いたりを何度か繰り返し、蛹になる準備をしています。
9月15日
朝みると蛹に変身していました。薄緑色のきれいな蛹です。
ちょっと不気味ですが、蛹になるときに脱いだ洋服が落ちています。
洋服だけでなく、頭の部分も見えますね~
9月17日 変化なし
9月20日 変化なし
9月21日
ちょっと茶色になってきました。
この日、1号クンは蝶になりました。→
こちら
でも、私の勉強不足のため、羽が伸びず、かわいそうな結果になってしまいました。
2号クンだけは、立派な蝶にしてあげなくては・・・
調べました。
ツルツルなプラケースの側面でもちゃんと羽化できる方法を・・・
それがこの網です。
球根が入っていた網ですが、蛹の上部にセロハンテープで貼り付けました。
サナギから出てきた蝶がつかまるところです。
ティッシュペーパーを貼り付けている方もおられました。
網を貼り付けようとしたら、アクシデントがおこりました。
蛹の体に巻いてあった糸が切れてしまったのです。
蛹は逆さまになってしまい、辛うじて、お尻だけがケースにくっついていてブラブラの状態でした。
これも調べました。
木綿糸を背中にかけてこれもセロハンテープで止めました。
1本では不安定だったので、2本かけました。
糸が邪魔で、蝶が出てこられないのでは・・・?と心配しましたが、蝶は蛹のお腹の方が割れて、出てくると言うことを知り、一安心・・・
この一件で、ネットのありがたみをしみじみと感じたのです。
知りたい情報が丁寧に書かれているのです。
書いた方もきっと私と同じ経験をしたのでしょうね。
参考にさせていただいたHPやブログの方、本当にありがとうございました!
9月25日
蛹が真っ黒に・・・
1号クンの時は、こんなに黒くなかった。もしかしたら、いろんなことがあって、中で死んでしまったのか・・・?
9月26日
朝プラケースを見たら、なんと蝶になっているではありませんか!!
私がセロハンテープで付けた網にしっかりつかまって・・・
2号クン立派な蝶に変身です。
1号クンのこともあったし、手探り状態で、飼育してきたので、この変身は最高の喜びです。
それに、何ともいえないきれいな羽の色。
ナミアゲハとよく似ていますが、キアゲハは羽のつけ根が黒ずんだ色彩で塗りつぶされたようになっていてナミアゲハのような縞模様になっていません。
(wikipedia)より
正真正銘のキアゲハですね!
ちょうど日曜日だったので、KNちゃんを呼んで、一緒に放してあげることにしました。
きれいな蝶にKNちゃんも大喜び!!
「はらぺこあおむしが、ちょうちょになったんだ~~~!」ってね・・・
しばらく見ていたら、飛び立ちました。
初めにとまったのは、甘夏の木。
次がこの柘植の木です。
なんとこの木には、翌日までとまっていました。
翌日は雨降りだったのですが、この場所にそのままでした。
羽が濡れてしまって大丈夫なのか心配しましたが、雨の中、動かないと言うことが2号クンの判断だったのだと思って、見守ることに・・・
翌々日見たときには、飛び立った後でした。
無事にどこかへ飛んでいって今頃美味しい蜜を吸っているかしら・・・?
アゲハチョウの幼虫は、あと3匹います。この3匹はキアゲハではありません。
こちらは、今日2匹蛹になりました。
今度は、止まりやすい棒を何本も入れてあげたのですが、なんと1匹は、天井のふたのところで蛹になってしまいました。
親の心、子知らず???
「何でよ~~~」
今度は、天井にも網を張らなくてはなりません・・・
当分、アゲハチョウの観察は続きます。
寒くなってから蛹になると、冬を蛹のまま過ごして、春になってから蝶になるそうです。
さて今日蛹になった幼虫は、いつ蝶になるのでしょうか・・・?
蝶になったらこちらの様子もUPしますので、よかったら見てくださいね!(来年かも・・・
)
長い記事に、お付き合いいただき、ありがとうございました。