1969/04/09に生まれて

1969年4月9日に生まれた人間の記録簿。例えば・・・・

白川河畔で考えた

2006-03-07 22:13:20 | 雑談の記録
白川河畔で考えてしまったこと。

この前の日曜日,ムスコの造形展を観た後のことなんだけど,鶴屋に寄って18日予定のとあるライブのチケットを購入した後,その日は天気がすっごくよかったので,昼ごはんは,外で食べようということになった。それで,鶴屋地下のDONQでパンを買って,飲み物は生鮮食品売場で買って,そして一路,白川公園に向かったんだけど,結局,白川河畔の階段状になったコンクリート護岸に腰を下ろしてお昼をとることにした。

早春の暖かい風に包まれて,家族の面々は思い思いに選んだお気に入りのパンをほお張りながら,対岸の巨木は楠,銀杏,欅かな?とか,橋の下から誰かがこっちばずっと見よるごた~,いや~それは錯覚よ~,なぁんてシアワセな会話を弾ませている傍らで,ボクはこんなことを考えてしまっていた。

大甲橋付近から上流側を眺めると,白川は,ほぼ直線状になって見えるんだよね。下流側を眺めてもだいたい直線状なんだ。

白川は,ずっと上流の方から子飼橋近辺までは蛇行が著しいけど,そこからニュースカイホテル付近までは殆ど直線状になっていて,これが加藤清正の治水事業の結果であることは明白なんだけど。それにしても,明午橋から大甲橋付近にかけては,なんでこんなに川幅が狭いのかな~って思ってしまう。
確か,子飼橋カイワイから白川は天井川になってるはずなんだけど,それが昔から変わらんとすれば,清正公さんには,是非,当時からこの辺は拡幅してもらいたかったなぁと思った。清正公さんも完璧ではなかったってことかなぁ?。
おかげで,この区間の川幅が狭いことが今でもネックになっていて,白川の流下能力を極端に低下させている原因になってるんだよな~。
現在は,両岸に巨木が茂っていてナカナカいい景観に見えるワケだけど,見方を変えればナカナカ危険な状態でもあるんだなぁ,コレが・・・。

コレからは,温暖化が進んでメリハリのある気候に変わって,ソーテーガイの降雨量に見舞われることは必至だし,河川改修が早いか,災害が早いか,どっちが早いかなぁなんて考えてしまった日曜の午後0時半だった。

んで,まぁ,話しはすっ飛んじゃうけど,こんなふうに考えると,川辺川ダムとかは早めに作った方がいいんじゃないのかなぁと思ってしまう。ダム作りは本意じゃないけど,ダム反対派の人には刺されるかもしれないけど,将来の気候変動のことを考えるとナンカ心配に思えてしまうのだ。
奇しくも,今日の報道で,熊本県が川辺川の利水事業は非ダムの独自案を農水省に提示したことを知ったワケだけど,ボク個人としては,利水事業は非ダムでOKと思う。けど,治水に関してはダムに頼らざるを得ないのじゃないかなと思うんだな。うん,平時からダムに湛水する必要はないと思うんだけど,洪水時に流下量を調整できるようなダムであれば,環境に対する負荷も小さいハズだし。水没予定地に住んでいた大多数の人は,既に代替地に転居しているワケだし・・・。

部外者が無責任なことをあんまり言っちゃぁいけないと思うけど,川辺川ダムについては,そろそろ,決着を着けなくちゃいけない時期だとホントにそう思う。

温暖化に伴う気候変動のことに気付けば,首長だって,自ずと結論は出せると思うんだけどなぁ。
そんな首長さんのために,独法の地球シュミレータセンターのHPを紹介しとこうと思う。
http://www.es.jamstec.go.jp/esc/jp/
コメント
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