ボクは今でも、ドキドキじゃなかった、時々、本屋へ立ち読みしに行く。
子供の頃からの習性なのかもしれない。
低学年の頃は専らマンガが主体。
高学年になる頃にはカッパブックスのHOW TO本なんかを読んでドキドキしていた。
中学校の頃は大藪春彦の小説なんかを読んでいて、ソレを教師に没収されたことがある。
高校時代は、村上春樹や村上龍なんかを専門書みたいに読んだりしていて、ソレをマネして短編小説なんかを書いてみたりした。
大学時代は、洋物のホラー、SFにこだわっていた。
だけど、ボクは、時代物、文学物にものにはメッポー弱い(三島由紀夫は別)。
ま、そんなことはどうでもいいんだけど、こないだチームの練習のあとに、リョー坊と本屋へ行った。
ドロドロに汚れた練習着とスパイクの少年は一目散に児童書コーナーへ。
ボクは雑誌コーナー→文芸単行本コーナー→文庫本コーナーを物色。
しばらくして帰る時間になった。
「リョー坊、帰ろう」
「ちょっと待って、これ、読み終わるまで・・・」
「本、汚すなよ」
ボクは出口付近のマンガ雑誌コーナーでエロ漫画を読みながらリョー坊を待った。
リョー坊が出てきた。
「なんば読みよったとや」
「押入れのはなし、あ~、怖かったぁ~」
今日、図書室から借りてきて読んでいた本の題名は、
『プールで死者がよんでいる』
「おとーさぁ~ん、あのねぇ、こどものころねぇ、コワくて眠れんかったことってあったぁ?」
「あ~、そぎゃんと、しょっちゅうだったバイ」
「今日、眠れんかんしれぇ~ん」
「そういうときは、素振り100回したら眠れるけん」
「ワカッタ!」
子供の頃からの習性なのかもしれない。
低学年の頃は専らマンガが主体。
高学年になる頃にはカッパブックスのHOW TO本なんかを読んでドキドキしていた。
中学校の頃は大藪春彦の小説なんかを読んでいて、ソレを教師に没収されたことがある。
高校時代は、村上春樹や村上龍なんかを専門書みたいに読んだりしていて、ソレをマネして短編小説なんかを書いてみたりした。
大学時代は、洋物のホラー、SFにこだわっていた。
だけど、ボクは、時代物、文学物にものにはメッポー弱い(三島由紀夫は別)。
ま、そんなことはどうでもいいんだけど、こないだチームの練習のあとに、リョー坊と本屋へ行った。
ドロドロに汚れた練習着とスパイクの少年は一目散に児童書コーナーへ。
ボクは雑誌コーナー→文芸単行本コーナー→文庫本コーナーを物色。
しばらくして帰る時間になった。
「リョー坊、帰ろう」
「ちょっと待って、これ、読み終わるまで・・・」
「本、汚すなよ」
ボクは出口付近のマンガ雑誌コーナーでエロ漫画を読みながらリョー坊を待った。
リョー坊が出てきた。
「なんば読みよったとや」
「押入れのはなし、あ~、怖かったぁ~」
今日、図書室から借りてきて読んでいた本の題名は、
『プールで死者がよんでいる』
「おとーさぁ~ん、あのねぇ、こどものころねぇ、コワくて眠れんかったことってあったぁ?」
「あ~、そぎゃんと、しょっちゅうだったバイ」
「今日、眠れんかんしれぇ~ん」
「そういうときは、素振り100回したら眠れるけん」
「ワカッタ!」