【阿蘇地方の景行天皇伝説】
『日本書紀』には以下のような阿蘇についての物語が書かれてあります。
景行天皇が阿蘇国に至られとき、その国は野原が遠くまで広がっていて一軒の人家も見えませんでした。
天皇は不思議に思われて、
「この国には人が住んでいるのか」
と仰られました。
すると、阿蘇都彦(あそつひこ)、阿蘇都媛(あそつひめ)という二柱の神がおられて、たちまち人の姿となって現れ
「私たち二人がおります。どうして人がいないことがありましょうか」
と申し上げました。
そこで、この国を「阿蘇」とお名付けになられました。
『日本書紀』より
阿蘇の草千里
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