濃飛樹脂軌道

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飛騨の栗こわい弁当

2013-05-31 22:22:56 | 乗り物・旅行・グルメ
古いノートPCの中はタイムカプセル、昔の画像が詰まっています。
その中から本日は12年前の駅弁が出てきました。
飛騨金山駅の栗こわい弁当

あれは忘れもしない2001/09/30、特急「北アルプス」号車内で撮影しました。
この日は名古屋鉄道(名鉄)の経営スリム化で赤字の支線4線が利用者減で廃止、同時にJR東海へ直通する特急「北アルプス」号もこの日が最後の運行となりました…さらにその頃、飛騨金山の駅弁製造業者「美濃屋」もコンビニ普及などによる鉄道利用者の駅弁離れが問題となって同日限りで閉店と相成りました。高山本線で駅弁が今なお残るのは美濃太田と高山くらいです。
その「飛騨の栗こわい弁当」の中身を映した画像がありませんが、ふたを開ければ6個の「栗入りおこわ」が入っており、これが名前の由来とわかります。おこわ以外に何が入っていたかは不明です。
値段は当時の駅弁相応で、味はもう一度食べてみたくなる病み付きの味でした。

飛騨金山駅は我輩の記憶にしっかりと残る駅で、高山~美濃太田間の普通列車に乗っているときも飛騨金山の長時間停車を利用して駅弁やおにぎり・お茶などを売りに来た記憶があります。現行ダイヤでいう4718Dのスジで17時頃美濃太田着だから、岐阜へ向かう旅客へ売り込んでいたのでしょう。美濃太田駅利用者の我輩も1~2回お世話になっていました。
この駅弁がなくなった理由のひとつに、ワイドビューひだ号の普及で窓の開かない列車が多くなったことが挙げられるでしょう。この時期コンビニが飛騨地方へ普及してきたのでダブルパンチを食らった恰好ですか。

叶わぬ夢ではありますが…もう一度「飛騨の栗こわい弁当」食べたいっす。