濃飛樹脂軌道

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名作「きんぎょ注意報!」

2016-02-15 01:22:34 | カルチャー・メディア
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今回は古いもので…25年前の漫画になります。

きんぎょ注意報!、我輩はアニメから入りました。田舎、ドタバタ、能天気といった構成要素はドクタースランプアラレちゃんに似ていますが、少年漫画ではなく少女漫画の括りになるので当時の我輩には敷居が高かったです(爆)時系列的にセーラームーンが始まる前だから入りづらかったですね…「なかよし」連載だったし(爆)
主人公「わぴこ」と転校生「千歳」、千歳が連れていたピンクのきんぎょ「ぎょぴ」を中心に、日本の教育問題を根底から覆しそうなコメディーが満載されています。学校生活を楽しみたいという方にはバイブル的存在になるのかな!?
たしかに小中学生は元気であるに越したことはないです、ハチャメチャしながら育っていくものですよ。親や権力者がどうこう言う筋合いはないって感じた。

1991年に放送されていたアニメはなかなか再放送されず、2005年になってようやくDVDBOXになって見ることができるようになりましたが、この作品を埋もれさせてしまうのはあまりに惜しい。
夏休みなどに再放送させればいいのですが…少子高齢化のせいか!?地上波だと特番でも見ることができませんね。もうTV番組自体が老害化しているというか(爆)
※「老いては子に従え」という言葉が現世には通じないのですか!?
 少なくとも舞台である新田舎ノ中学校の校長は子供(生徒)を信頼していますよ!?
 生徒を恫喝したりせず、かなりの部分を生徒の自主性に任せている。
 その結果が良い方向に描かれているのがきんぎょ注意報!だったり。

主人公・わぴこの言葉「何もしなければどうにもならないけど、何かすれば何とかなるかもしれない」が気になっています…たしかにそのとおりで、他の漫画・アニメでも同類の言葉がよく出てきますよね。人生の真理を見事に突いてます。

この漫画・アニメ、少女漫画原作の割に「ドクタースランプ」に似ていたためか男性のファンが多かったりします。後番組「美少女戦士セーラームーン」に同じく、少女漫画ブームの牽引役ともされていますが、知名度はセーラームーンほどではないのが悲しいです(TT)
ただそれでも「少女漫画の壁を壊した作品」としては名作だと思います。