濃飛樹脂軌道

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怪盗セイント・テール

2016-02-22 19:27:06 | カルチャー・メディア
主よ、種も仕掛けもないことをお許しください(-_-)~~~

この御題も3度目の投稿ですが、個人的に忘れられない物語ですので書かずにはいられません。
90年代は少女マンガ全盛期でありましたが…個人的に特にハマッたのがこの「怪盗セイント・テール」でした。
きんぎょ注意報!、美少女戦士セーラームーン、魔法騎士レイアース、あずきちゃん…当時の「なかよし」は大人気漫画が多数輩出されていたためか、男女を問わず人気のあった作品が結構あったように思います。

この作品は運動神経抜群の少女・羽丘芽美が、シスター見習いの深森聖良に救いを求めにきた人々のために怪盗セイントテールへ変身し、マジックや仕掛けを駆使して必要なものを盗み出して事件を解決に導く勧善懲悪系のストーリーが基本フォーマットです。
もちろん怪盗モノに探偵や警察といった追っ手は必要不可欠ですが、それがクラスメート・アスカJr.こと飛鳥大貴であります。この少年探偵とは最初はツンツンした関係だったものの、回数を重ねるごとに恋心が芽生えていくのは流石に少女マンガ。時に気恥ずかしい思いをしながらもハマッていきましたよ(自爆)。
アスカJr.も実はいいキャラで、いつもあと一歩のところでドジ踏んでセイントテールに逃げられてばかりでしたが、盗まれる側の意地悪な仕掛けを見破ってセイントテールの真意を知り、彼女の真摯さに惹かれていく姿は憎めませんでした。彼の良心もまたこのストーリーの肝だったり。
もちろん最後には結ばれるハッピーエンドでしたねぇ(ネタバレ)。
我輩、最初はアニメから入っていきましたが、原作も気になって「なかよし」定期購読に至り、しまいには付録・全プレ(応募者全員サービスという名前の通信販売)まで集める結果に(爆)…少女マンガ原作だとアニメとのズレが気になる作品が多いですが、セイントテールに関しては原作ほぼそのまま出てきたので好感が持てました。
周りの友人もそんな人間が多く、対象外年齢・性別でありながら大概ハマッて我輩と同じ行動に出ていました!!(爆)

怪盗モノといえば「ルパン三世」「キャッツ・アイ」を連想する人も多いですが、このセイントテールはその系譜を引き継ぎつつ、少し不思議なファンタジーの世界に仕上がっていたと思います。アニメはトムス(当時の東京ムービー)制作という共通点があるから似てきてもおかしくはないのですが。

偶然ですが本日は原作者・立川恵さんの誕生日です(笑)…立川さん誕生日おめでとう御座います。
今でも元気に生活しているのか?気になります!