濃飛樹脂軌道

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ソーラーパネルとバッテリーのバランス

2016-03-29 18:34:26 | 電気・化学
オフグリッドソーラー(独立型太陽光発電)を長年使ってきた身として、最近気になるデータをひとつ。
ソーラーパネル20V/10A[200W]に対してバッテリー(64Ah)1個→2個の増設前後でこれだけ違うことが判明!!
晴時々曇 12Ah→17.3Ah
快晴 15Ah→30.2Ah
…間違いなくバッテリーの数が多いほうが有利でした。言い換えるなら容量の大きいほうが確実に発電を蓄電に回せているというか。
現在ノートPCが増えているため充電器も増設しており、1個だけでは安定的に充電できなくなった内情もありますが。

ちなみに現在のソーラーコントローラー充電設定値は11.5V以下で負荷開放となるため、そこからの充電電流量(Ah)がコントローラーに表示されているのを見る限りバッテリー容量の25%までしか使えないことがわかります。これで1個目のバッテリーが3年持っているので安定的に使うなら現在の2個体制が200Wソーラーパネルにバランス良く組み合わさっていますね。
さすがに3個並列にしようとは考えていません。それをやるとバッテリーの個体差からセル間の充放電による循環電流が発生して効率が落ちますので。
このあたりの絡みがあるので市販のソーラーコントローラーは15A以下の製品が多いのですね…それを考えると我輩が今使っているPV-1230D1ABr(12V系30A)がオーバースペックに思えてきます。当初300W[100Wx3]で使おうとしてPV-1212D1Aを買わずに上位機種にしたのですが、今となっては余裕ありすぎ。
パネルを増設するか、もしくは次回バッテリーを更新するならトラック用の96Ahにしようと思います。