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過去話・第二種電気工事士試験

2019-03-22 22:32:51 | 電気・化学
春は第二種電気工事士国家試験の受験願書提出時期です。

自分が電気の資格を保有したのは1992年のこと。エネルギー系統の資格が欲しくなり受験しました。
第二種電気工事士と第三種電気主任技術者(電験三種)を同時期に受験、電気工事士は技能試験で未完成になったものの翌月に第三種電気主任技術者の試験がありクヨクヨすることなく電気数学・公式・演算練習を繰り返した結果、難関ながら何とか合格しました。
電気工事士は翌年のリベンジで無事合格。もし落ちても電気主任技術者免状保有で筆記免除なので気楽でした。

今回記事にするのは電気工事士国家試験の技能試験です。
筆記試験は特に臆することなく、比較的簡単な暗記と計算で何とかなります。
問題は実技試験。工具や材料を揃えて自分で練習する必要があり一般人ではなかなか合格できない代物です!!(爆)
そこで自分は電気工事士技能試験のビデオを購入、イメージトレーニングを繰り返しました…電線の皮むき・電線の整形・各種電気器具への取付・圧着工具使用による結線などの単位時間を測定、回数を重ねるごとに時間は短縮していきました。
実際の作業試験問題を見ながら完成される練習も当初は50分かかっていたのが最終的に20分以内でまとまるようになりました(当時の試験時間25分)。

この試験は時間制限内に収めるのが最大のポイント!しかも誤結線厳禁!!
結線は事前イメトレでクリアするとして、電線の長さ算定は結構頭を使います。最初に出てきた材料を全て脳内に入れて配分を決めるのが肝です。
実際の採寸は定規がないので人差し指の節の長さを使いましたwwこれがスピード短縮に役立った。
あとは過去問題のパターン読み。大概スイッチとコンセントあるいは他への送り配線があり、必ず露出器具が出てきて配線取付にのの字の輪っかを作ることになります。
このあたりがマスターできればまず焦る事はないでしょう。

ちなみに一年目の失敗はVVFケーブルの皮むきでした(自爆)間違って外側被覆を全部剥いてしまい材料補充に手間取って未完成に終わったのが悔やまれます…翌年はその轍を踏まず無事時間内に終えましたが。