濃飛樹脂軌道

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EVはコミュニティバスに向く!?

2019-06-04 20:14:00 | 電気自動車
電気自動車の内容が多い当ブログ。今回は過疎地区のコミュニティバスとの相性を考えます。

過疎地区ともなれば一般的な路線バスでは採算が取れず往々にして赤字になるもの。車両維持費・燃料代・人件費などが大きくのし上がります。
当然人員の確保も問題。中型・大型免許を持つ人は少ないので探すのが難しいです。さらに高齢化で深視力が衰えて免許を失うこともザラ!
そうなると条件として「普通免許で運転できるワゴン」「動力費軽減で電気自動車」→結果「便数追加が容易・利用客増加」につながります。

80条バスと呼ばれる廃止代替バスであれば多くの人が持つ普通一種免許でok、しかもNPO団体ならば人件費も軽減可能!
あとは車庫の確保ですが、田舎であれば空き家を借りるまたは安く譲渡してもらって簡単に確保できます。普通車4~5台駐車可能な物件が妥当。
電気自動車を使うなら充電設備が必要ですが、200V/30A(6kVA)以上であれば何とかなるでしょう。
屋根に太陽光発電があればそのエネルギーも活用できて「環境にやさしい」をアピールできます。

これが可能な地域を岐阜県で探すと、下呂市小坂町湯屋地区が該当。濃飛バス湯屋線の代替にはなりそうです。
EVコミュニティバスを導入して本数を倍増させ、飛騨小坂駅で鉄道とうまく連携させれば利用者は増えること間違いナシです。
旅館の送迎バスも兼ねることにすればウィンウィンの関係。通学時間帯と重なると厳しいですがそこは運用で補いましょう。
飛騨小坂駅から湯屋温泉まで実際アイミーブで片道20分かかりません。だから列車発着のタイミングで動けば問題ありません。むしろ問題は航続距離ですが冬でも60km走れるので往復14kmとしても4往復イケます。それこそコミュニティタクシーでもいいですね。
想定車種はアイミーブ・リーフ・e-NV200などが妥当。