平和への希い


 
  積極的平和主義とは、世界のすべての国が、日本
  の平和憲法を掲げる努力をすることです。

平和への希い165  間違いました、『分け合えば余る、奪い合えば足りなくなる』

2015-11-01 16:16:51 | 日記
    平和の希い165  戦後70年 
     間違いました、『分け合えば余る、奪い合えば足りなくなる』

平和への希い162で、
昨年12月、NHKラジオの深夜便「あしたへのことば」で聞いて感動した言葉です。
『分け合えば足りる、奪い合えば足りなくなる』
 熊本県八代市内の養護園の園長先生のお話しの中で伺ったのです。
(失礼なことに、お名前を聞き洩らしました。)

間違っていましたので訂正します。
『分け合えば余る、奪い合えば足りない』でした。
人間は、他の生きものと同じく、食べる物が無くなったら、食べる事が出来なくなったら死んでしまいます。
勿論、地震・台風・火山・寒波など大自然の驚異から守ることが出来なくなっても死んでしまいます。

戦後食糧事情が悪い中での兄弟喧嘩は、食べ物の多い少ないで取り合い、てんやわんやでした。
遺産相続で、きょうだいが骨肉の争いをするお宅もあるとか。
日本が満州を植民地にしたのも、限られた国土での食糧生産を外に求めた一面もあった筈です。
資源が少ない分、侵略してでも国民の生活を守ろうと躍起だった一面もあったでしょう。欧米の植民地政策
を真似して。
中国の南沙問題、尖閣島問題などは、国民生活のための資源確保が根底にあるのでしょう。
食べ物の取り合いに加え、より良い生活を支えるのための資源の取り合いに。

取り合いに力で何とかしようとして、争いが起きる。そこに宗教や民族主義が絡んで複雑な争いになる。
そこで、園長先生の
 『分け合えば余る、奪い合えば足りなくなる』
を噛みしめて、争いを止める知恵にするといいなあと思うのです。
紛争を平和的に解決する基本だと思うのです。