平和への希い


 
  積極的平和主義とは、世界のすべての国が、日本
  の平和憲法を掲げる努力をすることです。

平和への希い 190  金喰い虫、テロ対策   2015.11.29

2015-11-29 10:45:31 | 日記
平和の希い 190 戦後70年
   金喰い虫、テロ対策   2015.11.29

 パリの同時多発テロで、仏オランド大統領は「これはISとの戦争だ」と、ISに対して
実質的な宣戦布告。また、米ロ独英など首脳に「ISに対して一致団結」して戦うよう要請。
「オランドがシリアへの攻撃を止めない限り、仏国民に安全は無い」とのIS声明。
この声明は、「ISに対して一致団結」して戦う国々に対しても不気味に波及することに。


空爆とテロの追いかけっこで、空爆費用とテロ対策治安維持のための予算が膨らみ、各国の
財政が悪化しているようです。当たり前と言えば当たり前のこと。
そして、国民のための福祉や生活予算が圧迫される。


戦争には莫大な費用と人命がかかる。
第二次世界大戦後、世界の警察を担ったアメリカが、朝鮮動乱で、ベトナムで、イラクで、
アフガニスタンで、シリアで・・・・・失ったお金と人命は膨大。財政破たんに近づく。
財政と人命負担のために日米安全保障同盟を強化して、日本を巻き込むことを考えた。

対テロ戦争なんて馬鹿げたことを言うより、まず、空爆を止めること。
戦費が減り、テロが減り治安対策費が減り、テロによる殺戮減少、トルコ・ロシアの馬鹿げた
論争もなくなる。

世界をリードする国々の首脳が、こんなことも解らなくなるほど『恨み』に激高していて
それぞれの国民のためになるのでしょうか?

戦争は最大最悪の人災であり、テロの生みの親である。
戦争は国家財政を圧迫し、国民生活を塗炭の苦しみに落とし込む。

まず、空爆を止めて、どんなに大変でも、話し合いの土俵で、お互いの言い分をぶつけ合い、
妥協点を見出す努力以外にテロを無くす手立てはないのです。