平和への希い


 
  積極的平和主義とは、世界のすべての国が、日本
  の平和憲法を掲げる努力をすることです。

平和への希い 176 更なるテロが心配なパリ同時テロ      2015.11.15

2015-11-15 06:52:12 | 日記
平和の希い176 戦後70年 
     更なるテロが心配なパリ同時テロ   2015.11.15.

13日夜、パリ市内3か所で同時多発テロ発生。
報道によると、129人の方が亡くなられ、350人の方が重軽傷を負ったとのことです。
仏政府は、非常事態を宣言。
米オバマ大統領は、「テロリストに鉄槌をくだす」と強調した。
日本も含め各国首脳は、テロに対する憤りをあらわにし、非難。
安倍総理は、「テロに対して世界各国と連携して行く」と訪問中の行く先々の国で表明。
オバマ大統領の言動は、更なるテロを呼びそうです。
安倍総理の格好いい表明で、日本は一層テロの危険を背負うことになります。

言い分はそれぞれあるでしょうが、言い分を武力で解決しようとすれば、相手は更なる武力で
対抗する。戦争やテロの泥沼に落ち込んでしまうのです。


テロの根源は戦争なのです。戦争で沢山の人が死に、生活が破壊され、絶望と出口のない憤りが
テロの強力なエネルギーになっているように見えます。

武力には武力をもって対応することが、いかに大きな犠牲を払うか、払った犠牲に見合う結果は
あり得ないのです。
困難はあるでしょうが、「兎に角、話し合いで」解決する努力をしない限り、抜本的解決にはなり
得ないのです。イスラム国問題も、何とか「話し合いの土俵」で解決を図らない限り、泥沼戦です。


安倍政権は、憲法に違反し、戦争に通ずる集団的自衛権を含む安保関連法を成立させ、国連軍に
参加できるようにしたことを背景に、格好をつけて、いきがるのではなく、世界各国と連携して、国連
中心に関係する人々を、「話し合いの土俵に乗せる」ことに傾注して力を発揮するべきです。
テロを無くす道は、国連を舞台に、話し合いで決着する努力しかないのです。