平和への希い


 
  積極的平和主義とは、世界のすべての国が、日本
  の平和憲法を掲げる努力をすることです。

平和への希い171 子供6人に1人が貧困状況に    2015.11.10.

2015-11-10 09:57:20 | 日記
平和の希い171 戦後70年 
     子供6人に1人が貧困状況に    2015.11.10.

 山野良一さんの『子どもの貧困を押し付ける国・日本』によると、貧困状況にある日本の子どもは、
6人に1人だということです。ひとり親家庭は、ОECD34か国中アメリカと並んで最下位らしい。
「しかも、日本だけが事実を無視し、対策を取らず、貧困な子ども達を社会的にネグレクトしている」
と政府の対応に警告を発していらっしゃいます。(この本では、7人に1人となっていますが、最近の
資料では、6人に1人ということです)

一方、集団的自衛権含む安全保障法成立で、国防省予算は史上最高の5兆円超。
厳しい財政状態の中で、人を殺すための近代兵器を増強する予算を膨張させ、「積極的平和」を論じて
いる安倍総理、貧困な子ども達の実態に対する政治姿勢は見えない。子供ばかりではなく、高齢化進行
で貧困高齢者も増加の一途。
安保関連法は、本当に国民のための政治になっているのか、安倍総理の政治感覚が狂っているように思い
ます。

戦争やテロに巻き込む憲法から外れた「集団的自衛権」を含む安保関連法で予算を増やすより、福祉に
厚くすべきではないでしょうか。

膨らむ防衛費を福祉などにまわすためにも、孫や子供たちが戦争に駆り出されないためにも、
来年の参議院選で、お好きな野党に投票して、与党の自民・公明を激減させる必要があります。