平和への希い


 
  積極的平和主義とは、世界のすべての国が、日本
  の平和憲法を掲げる努力をすることです。

平和への希い1703 人類を滅亡させる軍拡競争 

2019-12-03 10:17:20 | 日記

30年前の、1989年の今日、12月3日は、東西冷戦の終結を宣言された日。
当時の米・ブッシュ(父の方のブッシュ)大統領と、ソ連・ゴルバチョフ首相との間で、第二次世界大戦後
続いていた東西冷戦がおわったことを確認し合ったのである。

ソ連が、軍拡競争で経済破綻しそうになったことも、冷戦終結に繋がった要因の一つだったようだ。
その後は、米国が1強、「世界の警察」として、役割を果たすことになったが、2004年9月11日の
米国での同時多発テロを契機に、1強体制が崩壊。
テロ支援国家への報復を誓った息子のブッシュ、ガセネタで起こしたイラク戦争で、米国の軍事費膨張と
若い兵士の犠牲が大きく、財政破たんが見通せる状況のもと、米国内世論は「厭戦」ムードが高まった。
オバマは、「世界の警察」を諦める方向に舵を切り、トラさんは、アメリカファーストと自分ファーストの
ために、アメリカにメリットにならないこと、自分の大統領再選のためにならないことは、世界がどうなろう
と構ったことは無いと、「バッサリ」切り捨て、「世界の警察」を止めてしまった。

米1極体制が崩れたことで、中ロは新しい世界秩序の中心を目指して連携。
米ロの核軍縮条約も破棄、核軍拡競争、宇宙空間での戦力競争など、お互いに「抑止力」のために、と、
「使えない核兵器」や「宇宙空間での軍備競争」など、馬鹿げた競争をして、お互い財政負担が増え、財政
破たんの道を歩んでいるのである。

政治家が起こす戦争、大きな軍備を持てば、世界を、人類を、滅亡させてしまうのである。
トラさん、プーさん、習さん、目を覚ませ!
30年前の「冷戦終結」を、お互いの歴史認識として、生かして欲しい。

ウォーキング中に出会った花。

12月3日、「今日は何の日カレンダー」より
カレンダーの日(1987)、個人タクシーの日、奇術の日(日本奇術協会)
▲フランシスコ・ザビエル没。46歳(1552)▲島原の乱始まる(1637)▲ナポレオンがマドリード占領(1808)
▲太陽暦採用で1872年(明治5)12月3日が明治6年1月1日になる(1872)▲香川県が愛媛県から分離独立し、
現在の都道府県がすべて確定する(1888)▲フランス印象派の画家ルノアール没。78歳(1919)
▲第1回大東亜戦争美術展が開催(1942)▲JIS規格スタート(1945)▲大学での男女共学制度改定(1945)
▲初のラジオクイズ番組「話の泉」(NHK)放送(1946)▲東京で個人タクシー開始。173人免許取得(1959)
▲南ア・ケープタウンで初の心臓移植手術(1967)▲インドとパキスタンが全面戦争突入(1971)
▲ブッシュ米大統領とゴルバチョフ・ソ連首相が冷戦の終結を宣言(1989)