平和への希い


 
  積極的平和主義とは、世界のすべての国が、日本
  の平和憲法を掲げる努力をすることです。

平和への希い1710 平和な毎日ためのノーベル賞

2019-12-10 09:12:45 | 日記

12月10日は、ダイナマイトを発明したノーベルの命日。
ノーベルは、ダイナマイト事業で財を成し、遺言で、命日の12月10日に、毎年ノーベル賞の表彰をする
ことに決まった。
ノーベルが発明したダイナマイトが、その後戦争に使われ、多くの命を奪うことに悪用されるようになった。
皮肉なことに、ノーベル賞を受賞した学者の成果から、核分裂⇒核爆弾が実現されてしまった。
人殺しのためではなく、人の生活の向上のたに、発明されたものが、大量に人を殺すための道具に悪用する

そして、人類は、悪用した武器を背景に、人類滅亡に繋がるような戦争の危機に直面しているのです
今日は、旭化成の名誉フェロー吉野彰さんが、リチウムイオン電池を誕生させ、電気自動車はじめ、生活のいろ
いろなところに、クリーンエネルギーとして使われ、まさに、エネルギー革命の中心になる可能性に貢献した
ことで、ノーベル化学賞を受ける日。吉野さん、おめでとうございます

今年のノーベル平和賞は、エチオピアのアビー首相。
周辺国との紛争を話し合いで解決、隣国スーダンの内部抗争を調停、国内の民族対立の融和を図ったことなどが
受賞理由。
しかし、80もの部族で構成されているエチオピアでは、憲法で「部族による独立」を認めていることもあって、
不安定要因があり、アビー首相としては「(ノーベル平和賞受賞に」恐縮しています」と控えめ。
受賞記者会見など、目立つことを避けているようです。前途多難でしょうが、頑張って頂きたい。

日本憲法9条の、「武力によらない紛争解決」を実践しているアビー首相に拍手、おめでとうございます。
生活の質を高め、平和な毎日を送れる日々のために貢献する方々こそ、ノーベル賞に値する。
ウォーキング中に出会った花。

12月10日、「今日は何の日カレンダー」より
世界人権デー、ノーベル賞授賞式(ストックホルム)、歳暮開始、LPガス消費者保安デー(毎月)
▲グレゴリー暦制定(1582)▲秘密結社・上帝会の洪秀全が太平天国の乱(1850)▲ダイナマイトの発明者、
アルフレッド・ノーベル没。63歳。遺言で毎年この日にノーベル賞授与(1896)▲パリ講和会議で米西戦争
終結(1898)▲田中正造、天皇に足尾鉱毒事件を直訴(1901)▲第1回ノーベル賞授与式。物理学賞は独の
レントゲン(1901)▲キュリー夫妻ノーベル物理学賞受賞(1903)▲関東大震災の影響で東京帝大理学部に地震
学科設置(1923)▲英国王エドワード8世、シンプソン夫人と恋に落ち結婚を望んだため退位を宣言(1936)
▲日本軍が南京総攻撃を開始(南京事件)(1937)▲世界人権宣言が第3回国際連合の総会で採択される。
思想・宗教・報道等個人の基本的自由を規定(1948)▲湯川秀樹が日本人初ノーベル賞、物理学賞受賞 (1949)
▲三億円強奪事件。 '75年未決のまま時効に(1968)
▲ノーベル物理学賞 湯川秀樹(1949)朝永振一郎(1965)江崎玲於奈(1973)南部陽一郎、小林誠、益川敏英
(2008)赤崎勇、大野浩、中川修二(2014)梶田隆章(2015)▲ノーベル化学賞 福井謙一(1981)白川英樹
(2000)野依良治(2001)田中耕一(2002)下村脩(2008)根岸英一、鈴木章(2010)吉野彰(2019)
▲ノーベル生理・医学賞利根川進(1987)山中伸弥(2012)大村智(2015)大隈良典(2016)本庶佑(2018)
ノーベル文学賞川端康成(1968)大江健三郎(1994)ノーベル平和賞 佐藤栄作(1974)