
22日、長野の実家で、兄の葬式を行った。
長野での、やり方の葬式だったが、生前の兄は、「葬式」そのものを「しなくてよい」と言っていた。
長野在住の弟達は、「そうは言っても」と、「父母の墓に葬って上げよう」と長野での葬式となった。
戒名が「超然院釈邦俊」。
世間の行き方に左右されたくないと、孤高、頑なまでに、自分の生き方を、決して曲げなかった。
亡き母は、兄を「お変人」と言って笑っていた。
世の中の常識に迎合したがらない兄に、「一目」置いていたことも含めた、「お変人」だったようだ。
長男として、年数は掛かったが、自分の目指す学校に入り、弟たちに「生き方」を背中で見せ、何も
言わなかったが、「意地に対する努力は自分でせよ」という後ろ姿で、弟達を叱咤激励したみたい。
和尚さんが、弟たちの「兄」にまつわる思い出話を聞きながら、付けた「戒名」、妙を射ているなあと、
お経を聴きながら、思わず笑ってしまった。
「オレの嫌がっている葬式なんて、しやがって」と、遺影の笑顔が、苦笑いしているようだった。



12月24日、「今日は何の日カレンダー」より
クリスマスイブ(キリスト降誕の前夜祭)
▲「聖しこの夜」作曲される。オーストリアの山村の神父ヨゼフ・モールが作詞。翌日村の学校の音楽教師フラ
ンツ・クサヴァーが作曲(1818)▲ベルディ作曲「アイーダ」がカイロで初演(1871)▲チョコレートが初広告掲載
され、 「かなよみ新聞」に「貯古齢糖」と文明開花の明治当て字表記(1878)▲日本初の無線電信成功(1897)
▲有楽町に日本劇場(日劇)開場(1933)▲戦後、アメリカ軍の支配下にあった奄美群島返還日米協定調印(1953)
▲NHK、FM放送開始(1957)▲南ベトナムでクリスマス停戦(1965)▲アポロ8号世界初の月周回飛行(1968)
▲チャップリン死去。88歳(1977) ▲ソ連アフガ二スタン侵攻(1979)▲消費税法案成立(1988)▲ノルウェー
女性初南極点到達(1994)▲福岡ソフトバンクホークス誕生(2004)▲フジモリ、ペルー元大統領恩赦(2017)