平和への希い


 
  積極的平和主義とは、世界のすべての国が、日本
  の平和憲法を掲げる努力をすることです。

平和への希い2955 幸福の国に柔道を

2023-06-11 11:04:35 | 日記

先日、TⅤニュースで、幸福の国「ブータン」で、柔道を普及させるために、努力を続けている片山理恵さん

が、紹介されていました。

大学時代知り合った、ブータンの男性と結婚し、ブータンに移住、ご主人と一緒に、中高一貫校を開校し、

その時柔道教室も始めた、とのことです。

柔道教室を開いた、2010年頃は、ブータンでは、若者の薬物犯罪が大きな社会問題となっており、片山さんは、

「柔道を学ぶことによって、礼儀作法が自然に身につき、柔道を通して学んだことで、薬物に手を出さない

子供になって欲しい。柔道をしている子供たちは、一人として薬物に出している子はいません」

とは、言っても、最初は、道場に敷く畳も無く、インドから運動用のマットを輸入して、畳代わりにしたり、

青空教室での練習だったり、大変だったようです。

ブータン警察によると、昨年、薬物事件で逮捕された若者は、727人。人口約78万人のブータンにとっては、

深刻な問題なのです

片山さんは、「地域の子供達が変わって行かないと、社会は変わって行かない」との強い思いで、他の学校でも

柔道教室を開くことや、青空教室を広げることで、ブータンに「柔道精神」を普及させることで、若者の薬物犯罪

を無くすきっかけになるように、努力を続けていらっしゃいます。

昨年の東京オリンピックでは、初戦で負けてしまったけれど、柔道教室の教え子が、招待されたり、国際基準の

柔道競技施設が出来たりして、ブータン国内で、柔道が根づきつつあるようです。

プーチンのウクライナ侵略戦争や、台湾侵攻の懸念など、暗く、ツラいニュースが多い中、サワヤカなニュースに、

こころ洗われる思いです。

そう言えば、プーチンも、柔道家のようですが、柔道精神は学ばず、腕力が強くなることのためだけだったようで

残念。プーチンは、ブータンで、柔道を学んでいる若者を見習って、柔道精神を思い出し、早く、兵を退け。

ウォーキング中に出会った花。薔薇も、ヤマボウシもまだ元気

枇杷、今年は実りが早い?柿の赤ちゃんが顔見世です。

6月11日、「今日は何の日カレンダー」より

◆入梅(雑節の一つ。露に入ること)▲平清盛、法華経10巻を奉納(1172)
▲江戸城で初上覧相撲(1791)▲日本初の銀行、第一国立銀行設立(1873)▲パリ~ボルドー初自動車レース(1895)
▲榎本健一(エノケン)、日劇に初進出(1938)▲日本初の海底トンネル、関門トンネル下り線が開通(1942)
▲田中角栄の「日本列島改造論」出版(1972) ▲イランでM6.7の地震で、死者3000人(1981)▲ソ連の金星・

ハレーすい星探査機「ベガ1号」の降下船が金星着陸。(1985)▲FIFA ワールドカップ南アフリカ大会開催

(2010)▲プロ野球機構、飛ぶように調整していた統一球、調整事実を隠ぺい(2013)▲イラクでトルコ領事館

にいた、49人がISILに拉致される(2014)