第二次世界大戦が終わってから80年になる今年。
新聞やTVなどで、プーチンのウクライナ侵略戦争や、イスラエル・ネタニヤフの鬼畜のようなガサ地区攻撃、各地の紛争・内乱の現実を報道し、平和の危機について論じています。
日経新聞では、1面で、「逆転の世界」を、特集しています。
昨日は、「大国主導の平和に限界」「火種が点在危うい軍拡」とのタイトルを見ただけで、暗い気持ちになります。
「外交と軍事的な備えを使いこなす先にしか現実解はない」と、の結論には絶望を感じます。
この現実を作っているのは、政治家なのです。
政治家次第では、こんな現実を変えられる筈なのです。
80年前、第二次世界大戦終了時、当時の政治家は、
「われら連合国の人民は、われらの人生のうち、2度までも、言語に絶する悲哀を人類に与えた戦争の惨害
から、将来の世代を救い、基本的人権と人間の尊厳及び価値と、男女及び大小各国の同権とにかんする信念
を改めて確認し、(中間略)寛容を実行し、且つ、善良な隣人として互いに平和に生活し、国際の平和及び
安全を維持するために、我らの力を合わせ、共同の利益の場合を除く外は、武力を用いないことを原則に・・」
と言う理念を掲げ、国際連合を作ったのです。
国連は世界同盟なのだから、国連が世界平和に機能していない、なんて言っていないで、
国連加盟国は、国連同盟の一員なのだから、対中だ、対ロだと、同盟という名にかこつけて、「徒党を組む」
ようなことは、戦争の危険を高めるから、止めようと、
今の政治家は、確個たる信念を持って、武力に頼るのではなく、外交に専念すべきなのです。
そして、世界の政治家は、
戦争のない平和のためには、「国益」よりも「人類益」の立場になる必要があるのです。
「人類益」でまとまらない人類は、自滅の道を歩むだけです。本物の政治家の出番です。
1月7日、「今日は何の日カレンダー」より
人日(じんじつ)の節句、七草(七草がゆの日)、七草爪
▲ガリレオ、初めて望遠鏡を使い木星の衛星発見(1610)▲コロラド州アイダホ・スプリングの南クリア・
クリークで砂金の鉱床が発見される。第2次ゴールドラッシュのきっかけに(1859)▲初の切符自動販売機、
梅田駅に登場。「自動式入場券発売函」(1911)▲間島で朝鮮人暴動がおこる(1914)▲聖徳太子の千円札初登場。
不出来の500億円廃棄(1950) ▲エノケン(榎本健一)死去(1970)▲ポル・ポト政権、首都撤退(1979)
▲昭和天皇崩御。87歳。元号が平成に(1989) ▲伊・ピサの斜塔修復のため閉鎖(1990)▲クリントン大統領
の弾劾裁判開始(1999)▲仏・パリで、ムスリムを風刺した会社にテロ襲撃。12人死亡(2015)▲中央
アフリカのガボン共和国でクーデター未遂(2019)▲首都圏1都3県に2度目の新型コロナ緊急事態宣言
(2021)