平和への希い


 
  積極的平和主義とは、世界のすべての国が、日本
  の平和憲法を掲げる努力をすることです。

平和への希い3755 トラさんの歓心を

2025-02-10 11:02:59 | 日記

日米首脳会議での、石破総理、アメリカへの投資をひっさげて、トラさんが、喜ぶ「アメリカが儲かる」ために、日本が協力するよ、と、トラさんが好きな関税ディール(取り引き)を言い出さないようにしたことは、とりあえず良かった、と思っているようです。

「いすゞ」などが米国に工場を造って、雇用などに貢献する、と、150兆円(日本の国家予算とほぼ同じ)の投資をお土産にしたのです。

強いアメリカ、アメリカ第一主義のトラさんは、日本製鉄のUSスチール買収が、アメリカの会社が日本の会社に負けることで許せない、と、怒り、バイデン大統領は、押っ取り刀で、買収させないと、禁止命令を出していた経緯があります。

トラさんは、日米首脳会談で、多大な投資であって、買収ではない、ということで合意したと表明しました。

日本製鉄は、USスチールの株式の過半数を取得して、子会社化は出来ないことになりました。

日本製鉄は、USスチールを子会社にして、経営を思うままに出来ないので、元々の「買収計画」の目的が果たせるのでしょうか。

政治決着で、企業の動きが制約される。

米中覇権争いで、中国企業は、米国内でいろいろ制約を受ける。

トラさんが、関税を武器に、脅したりすかしたり出来るのは、アメリカ市場が大きく、各国はアメリカ市場で、儲け、そのカネが、それぞれの国の経済を安定させることに大きく影響しているからで、トラさんの言うことを聞かない訳にはいかない国が多いのです。

アメリカ経済に頼っている今の状況では、アメリカで商売できなければ、それぞれの国の経済に大打撃になるからです。だから、中国習政権やロシア・プーチン政権は、アメリカ1強体制を切り崩そうとしているのですが、なかなかうまく行かない。逆に、それぞれの足元がおかしくなっています。

経済がうまくないと、それぞれの国の政権は揺れ動くのです。

経済戦争に行き詰まると、ドンパチの戦争に発展する危険が増すのです。

石破総理、日本のセールスマンになって、トラさんの歓心に飛び込み、アメリカ市場で、日本企業が儲ける活動を出来るようにと、頑張った外交でした。ただ、予測出来ないトラさん。どんなどんでん返しがあるか。

 

2月10日、「今日は何の日カレンダー」より ニットの日、ふきのとうの日、左利きの日
▲永享の乱、鎌倉公方・足利持氏倒れる(1439)▲今川義元、武田信虎の娘を妻に、北条氏と絶交(1537)
▲裁判所構成法が公布(1890)▲日本がロシアに宣戦布告。日露戦争開戦(1904)▲帝国劇場完成(1911)
▲日本プロレタリア作家同盟が結成(1929)▲GHQ、沖縄の恒久的基地建設を開始と声明(1950)
▲F・ジョリオとI・キュリー、わずか1ページの人工放射能に関する科学論文でノーベル賞(1934)
▲北九州市誕生。門司・小倉・若松・八幡・戸畑の5市が合併(1963)▲東京駅八重洲大地下街、完成(1969)
▲ファミコンソフト「ドラゴン・クエスト3」発売。東京・池袋では1万人を越す行列(1988)
▲平成元号の新貨幣、打ち初め式(1989)▲長野冬季五輪、スピードスケート男子五百で清水が金メダル(1998)

▲冬季五輪トリノ大会開催(2006)▲人工衛星衝突事故(2009)▲第61回グラミー賞、ヒロ・ムライ監督の「This Is America”」が最優秀ミュージック・ビデオ賞を受賞(2019)

 


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