食の旅人

~ 食べることは生きること、生きることは旅すること、そうだ食べることは旅すること~
  野村洋文

がん告知、管見

2017-01-27 05:32:07 | 日記

先日、旧知の男性患者さんが来院されました。お歳は僕より若干上、別段変わった様子はなく、表情は朗らかでしたが、健康診断で初期の食道がんが見つかったそうです。以前は、本人にがんの告知はされず、家族も隠し、だまし、と辛い日々を送ることを余儀なくさせられました。今更ながら、がんの告知が習慣化され本当によかったと思います。管見を述べるなら、告知は患者に今まで生きてきた道を振り返る機会を与えてくれるように思えます。それは決して後ろ向きなことではありません。自分が何をしてきたかを振り返ることは、自分が生きてきたあかしを探し求める旅でもあるからです。さらに、がんは言わずもがな、不治の病ではありません。がんと向き合い、自分の運命を受け入れることで、治療に対する前向きな姿勢が生まれ、その後の人生への大きな糧になると感じます。


デビルマン

2017-01-26 20:23:30 | 日記

Yahoo ニュースで、「マジンガーZ」が、45年ぶりの映画「劇場版マジンガーZ」として公開される予定、とありました。原作者は、漫画家の永井豪さん。すみません、正直なところ、ハレンチ学園など、永井さんにはエッチなイメージ以外にイメージがわきません。ちなみに、「デビルマン」も永井さんの作品ですね。このデビルマン、モデルとなった作品は、「ダンテの神曲」なのだそうです。


昨晩のBS、雑感

2017-01-26 05:35:03 | 日記

昨晩、BSで「 ピカソのゲルニカ 」を放映しておりました。寝ぼけまなこでしたから、内容はほとんど覚えがありません。 ゲルニカは、第二次世界大戦中のスペイン内戦を題材としております。同様に、スペイン内戦を舞台とした小説にヘミング・ウエイの「誰がために鐘はなる」があります。イングリッドバークマン主演で映画化もされております。劇中「 キスをするときに鼻はじゃまではないのかしら 」とう有名なセリフがありまして、鼻ぺちゃの僕をしては許せない言葉ですね~笑


青春の門

2017-01-25 16:13:20 | 日記

某週刊誌で作家五木寛之氏の印象深い一文に出会いました。「人間とはじつに厄介な存在である。頭が理解していても、感覚がシンクロしない」 僕の感覚と非常にクロスする言葉です。そういえば、五木寛之氏の「青春の門」の続編が、週刊現代で再筆されているようです。 高校時代、「青春の門」は全巻読みました。それにもまして印象深いのが映画「青春の門」です。杉田かおるをはじめとする有名女優のヌードを拝める。当時はただそれだけでしたね。

 


みますや、にて

2017-01-25 06:18:00 | 日記

東京、神田の路地裏で、明治39年より開業されている「 みますや 」。昨日、敏腕編集者の中野さんと推敲打合せをしました。 引き戸を開けてすぐ、歴史の重みに圧倒されてしまいます。東京に現存する最古の居酒屋の一つでしょう。馬刺し、こはだ、どじょう、と江戸情緒を堪能できました。