城郭 長谷川博美 基本記録

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待望の古保利古墳群見学会迫る!

2019-09-02 07:13:08 | 予定
待望の古保利古墳群見学会迫る!
◆2019年9月7日 9当日参加予定者 
黒坂秀樹先生「姫路より高月にわざわざ学習会の為に御来訪」
丸山竜平先生「元名古屋女子大教授」
藤田守先生  NPO法人 自然と歴史ロマンの会 事務局
長谷川博美 「元滋賀民俗学会理事」「元当該NPO法人理事」
▼中日新聞(びわこ版)の伝言版


◆丸山学派の先駆性!①
下図長谷川博美の壺笠山城図を見て古城見学の人はいろめき立つ人は多いだろう。
しかし作者本人の私は平成4年の昔から古城でも古墳でもある複合遺跡と、冷やや
かに古墳起源の古城と言う事を冷静に観察しているのだ。古墳趣味の人、古城
趣味の人には明らかに次元の異なる視野や世界がある。この古墳の下界には記紀
の高穴穂の宮の伝説の世界が広がっており古代フアンにとりロマンの地と言えよう
か?1992年 丸山竜平先生の論文 「大津市壷笠山古墳の特殊器台型埴輪について」
が既に登場している。この特殊器台型埴輪と言う文言に皆様には着目頂きたい!

★特殊器台・特殊壺(とくしゅきだい・とくしゅつぼ)は、弥生時代の後期後葉に
吉備地方で生まれ、華麗な文様を施し、丹で赤く塗るなどの装飾性に富んだ大きな
筒型・壺型の土器で、首長の埋葬祭祀に使用された。これらの特殊土器類が発達し
変遷して円筒埴輪の発生や成立に関係した。特殊器台型土器・特殊壺型土器とも
言われる。つまり壺笠山古墳は私達が考えている以上に、その起源が古るいのだ。

 前略当方のブログの前回の記事 小説『轟陣兵』に驚くばかりの読者の数が記録
されて大変驚いています。世の中に真心や誠実を求める人がおられる事を知り少々
安心致しました。今回の記事も日を追って追事文字を記入いたしますから宜しく。
未だ小説『轟陣兵』読んでおられない方は是非お読みくださいませ。長谷川博美

◆イントロ 導入部 子供の純心さ!パン屋にて
母親
 パン屋さん。前方後円墳パンのスタンダード下さい!
パン屋
 ハイ解りました!毎度いっもありがとう御座います。
子供
 お母さん。前方後円墳パン、スペシャルが欲しいよ!
母親
 そんな物は絶対にありません。学校で習ってません!
パン屋
 お子さんは正直純心ですね!前方後円墳スペシャルOK!
母親
 そんなもの無いったら無いのです。教科書には無いのよ!
パン屋
 お母さん!その子は良く気が付く素晴らしい子供ですよ!
母親
 そんなもの無いったら絶対に無いのよ言う事を聞きなさい!
パン屋
 坊や!100個に一個の貴重なパンを良く見っけてくれたね?
子供
 ワーイ!僕の探していた前方後円墳パン、スペシャル最高!
パン屋
 お母さん!童心はありのままを見たとおり純粋に感じます!
 大人になるにつれ大切な正直さや真心や真実を見失います。
母親
 そうでしたね!私は古墳の型を子供に強引に押し付けてた?
 人により押し付けられた事を人は強く信じ込む事があります!
パン屋
 昆虫観察植物観察魚類観察で時に新種を発見するのは子供!
 純心な子供はスペシャル特別を見抜く観察する能力がある。
 つまり純心や初心に人間は帰れる事を初心忘れない事です。 


◆旧伊香郡木ノ本町黒田の山中にて!
 このイラストは以前丸山竜平先生と黒田観音坂と言っても、大岩山にちかい場所
で見学した異形の前方後円墳らしいき遺構のイラストです。この様な形状に見えると
現地で言われた人は実は古墳の専門家ではありませんでした。通常の前方後円墳とは
異なる墳丘を観察出来たのは実は古墳見学の人でなかった。普段城郭遺跡を見学する
目を徐々に養っていた現地城郭遺跡見学派の人だった。この人は固定概念よりも現地
を素直に率直に見学する観察眼を養ってきた人と言えます。純粋率直であるからこそ
遺構が観察出来た。古墳や城郭遺跡を見学する人は全国に多数おられます。どう見学
するかは個人各位の自由ですが素朴で素直な現地観察眼を養った人の一生は充実です。



◆以前東近江市の古墳を丸山竜平先生や長谷川と見学された方はその図面が必ず印象
に残っている事でしょう!特に久保田山古墳の形状や雨乞山古墳の造りだしの形状が!



◆日本全国には定型に捉われない古墳が実はあるのです。見るか見ないかは貴方次第。
少年の様な素直な心で冷静に現地観察するか見るか見ないかも全てあなた次第ですよ。


◆下図は福井県の前方後円墳六呂瀬山一号墳の等高線図でその形状はズバリ異形です。



★楯築遺跡(たてつきいせき)
楯築墳丘墓(たてつきふんきゅうぼ)は、岡山県倉敷市矢部にある墳丘墓。形状は
双方中円形墳丘墓。国の史跡に指定されている。 王墓山丘陵の北側に弥生時代後期
(2世紀後半~3世紀前半)に造営された首長の墳丘墓である。墳丘の各所から出土した
土器片の多くが壺形土器、★特殊器台・特殊壺の破片である。直径約43メートル、高さ
4、5メートルの不整円形の主丘に北東・南西側にそれぞれ方形の突出部を持ち、現在
確認されている突出部両端の全長は72メートルで同時期の弥生墳丘墓としては日本
最大級である。

◆上記の楯築墳丘墓(たてつきふんきゅうぼ)のように古墳時代より更に古い起源を
もつ異形の古墳を築造する文化が古代日本に存在した事は大変魅力的な事実であろう。
大和王権とは別の古い起源とルーツを持つ別の王権が存在した幻影を垣間見るものか?

◆丸山学派の先駆性!②
さて私の滋賀県犬上佐目の明智光秀伝説や佐目の中世城郭の研究は既に今から10年も
前の事!丸山先生の滋賀県長浜市の長浜城第一次石垣調査は1971の事。滋賀県犬上郡
梨の木の木炭郭墓や鉄製地売責権の鉄板の発見や私の偶然の八稜鏡発見などもある。
2019年8月25日の滋賀県米原市西番場地籍の丸山竜平先生と現地解説の私など云々。
やはり
番場城はこう言うシンプル単純ではない。中央部の円形は茶臼山とも明治の地図で呼ばれる。

以下の様な繊細な視点で観察する気概や気持ちが大切だろう?ある意味で丸山学派の特質。

◆さてもと滋賀県高月町教育委員会の黒坂秀樹先生は古保利古墳群の研究の画期を
学問的にもたらした優れた研究家学者として尊ぶべき偉大な先駆研究家であろう。
いっぞや長浜市内で大依山古墳と大依山砦見学会が催されたが100人近い人が参集
された。大依山古墳は黒坂先生が大依山砦は元滋賀県中世城郭現地調査員の長谷川
がさせていただいた事もあるが古保利古墳群の研究の大家黒坂秀樹先生の教示を
少数で得られる貴重な現地見学会が!2019年9月7日の眼前に迫ってきたのである。
黒坂先生には私としては貴重な御教示を得たい事があり今回の見学に期待している。
▼盾築弥生古墳

▼福井県の六呂瀬一号墳 墳丘ライン 長谷川描く墳丘ライン

▼今回2019年9月7日の古保利古墳見学の丸山竜平先生の描かれた墳丘ライン

◆さあさあ時代は異なれど君と呼ばれた地方有力豪族の王墓の不可思議な謎の系譜!
この見学会は少年のような初心であればあるほど見えてくる貴重な見学会であろう!
また専門分野から見れば、恐るべき深淵でデープな古代地方王朝の謎に迫る最前線!


◆当日参加予定者 どなた様も御気軽に自由に御参加下さい!貴重な学習会です!
         ※JR 高月駅東口は無料駐車場も広くて駐車が確保できます。
 
 黒坂秀樹先生「姫路より高月にわざわざ学習会の為に御来訪」
 丸山竜平先生「元名古屋女子大教授」
 藤田守先生  NPO法人 自然と歴史ロマンの会 事務局
 長谷川博美 「元滋賀民俗学会理事」「元当該NPO法人所属」








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長浜城石垣研究の先駆者!丸山竜平先生の近江番場 25日 講演迫る!

2019-08-22 05:05:30 | 予定
長浜城石垣研究の先駆者!丸山竜平先生の近江番場 25日 講演迫る!
2019年の事

2019/8/25当日の番場講演と現地番場城見学はテレビの取材も来られて思いの外充実しており好評でした。
特に丸山先生の作成された資料は城館や城郭遺跡研究にとり重要であり有意義なものでした。私個人的には
再三番場城を見学して学ぼうとする向学心のある方や初めて御来訪される方、そしてなにより私の心を和ま
せたのは熱心に来訪される素朴な御夫婦の空気感の柔らかなたたずまい、が大変うれしく思いました感謝!

★は番場の明日を考える会様の講演前の事前のコメントです。

★(仮称)番場資料館の開設に向け準備を進めています。その一環で、この8月25日に講演と現地見学会を
開催します。この資料館は明治の彫刻師「泉亮之」翁の生家で空き家となっている家屋を借り受け改造して気軽
に立ち寄れる資料館として開設するものです。鎌刃城をはじめ番場の歴史や亮之翁の作品紹介等の展示や、関係
書籍などの閲覧などができるようにと計画しています。事前に見ていただきご意見をいただけることを期待し
イベントを開きます。現地見学会は番場周囲の番場城と今福寺跡(約2km)を歩き、その後資料館で丸山先生
の講演を聞きます。多くの方の参加をお願いします。

長浜城の石垣調査の先駆者と言えば、みなさまもう既に充分御存じの丸山竜平先生であろう。
長浜城第一次の石垣調査は昭和44年に実施され1971年に長浜市からその報告書が出ている。
写真は当時の調査の様子を記した貴重な写真である。

下の写真は横矢の石垣を示すものである。「長谷川解説線記入」

当時の図面に「長谷川解説線記入」を入れると明らかに横矢掛かりと呼ばれる縄張遺構である。

下図は長浜城の一次石垣調査の略図である。L型の縄張り技巧が特徴的である。

近年福井県府中城で発掘された石垣の様子は以下の様な横矢の様相を示している。

よくよく観察すると横矢の石垣は後年に更に張り出して増設された痕跡を観察する事が出来る。


さて天正11年1583年賎ケ岳合戦で羽柴秀吉方が長浜市余呉町堂木に陣城を構えているが
下図は著者の堂木山の横矢図である。長浜城第一次石垣調査の塁線寸法とほぼ同じ規模である。

更によくよく観察すると長浜城も堂木山城同城ともに直線部分の塁線にかすかな「折れ」曲りがある事
である。僅かな微々たる特徴なのであるが当時の築城の縄張りを担当したのは当時の再考の設計技師の
深奥「専門職のこだわり」と理解して良いだろう。ささいな事に感じるかもしれないが城郭遺跡は繊細
な工学が駆使されている事を認識したい。
                 ▼下図の中で私が記入している。3と4の文字は倭笏の3間と4間の寸法である。

                 ▼長城第一次石垣発掘図の下図で、私は折れと表現している。


当時、天正11年1583年羽柴秀吉方が築造した長浜市余呉町堂木山陣城は
用意周到かつ複雑な工学的緻密さを誇る。下図「長谷川博美堂木山城図」

横堀や横矢も発達して現地には見事な城郭遺跡が残存している。写真は4郭と5郭の間の横堀と土塁写真。

さてさて丸山竜平先生の番場講演が、いよいよ、迫って参りました。皆様宜しく御参加を御願いを申上げます。

◆丸山竜平先生から著者に近日送られてきた2019年8月17日の長浜城石垣発掘写真。

◆劇画『元亀の騒乱』と長谷川の解説文を是非順番をおってお読み下さい。追記文章も毎日補充しております。


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2019年8月25日 滋賀県米原市東番場の特別イベント!に注目!

2019-07-28 12:21:10 | 予定
2019年8月25日 滋賀県米原市東番場の特別イベント!に注目!

気温が上昇してまいりました。いよいよ本格的な夏の到来です。浅学不肖、人気人徳ゼロの
私には城址見学や講師の依頼は全くなく、めでたしめでたし状態。心地よい令和の夏を過ご
しております。さてさて、いよいよ皆様待望の丸山竜平先生の記念講演が開催されます。
全国の善良なる、老若男女の方々には是非とも皆様お誘いのうえ、御参集を賜らん事を切に、
お願い申し上げます。なお以下のチラシは泉峰一様より直接私に賜ったものです。旧近江国
坂田郡南部の米原地域発展と隆昌を謹んで祈念致します。 7/28 長谷川博美
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御遠忌ワークショップ2 横山城見学会

2018-08-19 07:21:56 | 予定
城郭ビイスタ論 上文字クリック
★8月19日(日)13:30~米原市西番場称揚寺にて
 講演「宿場の村 番場とお寺」 講師 江竜喜之氏
 2019年
長谷川
 本日は★の講演会に参加致します。あす8/20は横山城
見学日です。詳しい内容は本ブログに掲載しております。
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