伊賀上野城で行楽教示(行楽編)
長谷川
私は滋賀の奥琵琶湖で城郭遺跡を計測する
少年として生まれました。城郭遺跡を計測
する少年と言う境遇は極めて一般社会から
見ると理解しずらい異様な世界に私は育っ
ち砦のある世界に育った城郭少年とは純粋
過ぎて一般社会の城郭観光を全く理解出来
ない大きな欠点があります。旅行者として
貴方の「城の楽しみ方」是非御教示下さい。
▼伊賀上野城の高石垣
観光様
いいですよ!全く無名の長谷川さんとやら?
城を楽しむ極意を城郭ベテランの私がその
深奥と真髄を今回は特別に教示致しますよ。
▼伊賀上野城の高石垣
長谷川
城郭観光の本質根幹根本極意とは何です?
観光様
気忙しく多忙、多難な現代社会を生きる私
達は日常とは異なる観光をしてストレスか
ら解放され明日を生きる精神的糧を得る事。
「楽」こそ城行楽の本質根幹と言えましう。
スタデイ「学」ではなく、安らぎの世界だ。
長谷川
城観光がストレス発散の為の観光ですね?
人間社会においてリラックスとは大切な事。
城を楽しむ極意10ヶ条程是非御教示下さい。
観光様
①事前準備
自分が行きたい城をリストアップして置く
事です。目標を設定のワクワク高揚感最高。
②交通手段
自家用車ではなく地元の既存の鉄道機関を
利用する事、青春18切符も上手に活用する。
③嗜好品
電車で行くとなれば城址に行く前に酒類を
用意し名物駅弁や名物海産物などを酒の肴
に列車の中で楽しむ事が一番の旅情ですね。
③弁当の包装紙や当日の切符
これ写真に収めて包装紙をフアイルに保管
して包装紙の裏に自分の旅情の紀行文をぞ
書き加えて素晴らしい旅の思い出と記念に。
④伊賀上野城
この城ならば壮大な高石垣を堪能鑑賞する事。
観光の醍醐味見せ場を絶対見逃さない事です。
⑤観光天守
観光振興の為に作られた天守閣は歴史的遺物
でありませんが市内展望や土産品確保に必須。
▼伊賀上野城観光城郭
⑥書籍購入
地元郷土史家や郷土城郭史の書籍や絵葉書
も是非ゲット確保しておくべき事なのです。
⑦土産品購入
家族や職場の仲間には地元物産品を購入して
日頃のコミニユケーションを更に深める事。
⑧グッズ購入保管
城キーホルダー、城ペナント、城グッズ等を
購入する楽しみ、とくに地元産の餅類などの
包装紙はスクラップし保管すれば素晴しい事
⑨名物食堂
地元にしかない名物や食品は是非とも食したい
もの、それでこそ城旅観光の本命で真髄です。
⑩探訪記念スタンプの押印
城郭観光の楽しみは、探訪した事を客観的に
自分の足跡を自己肯定する為の目的達成証明。
長谷川
様々な城址観光の楽しみ方の極意と御教示を
賜り一般社会の社会観察や勉強になりました。
対談者
チョツト待った!今回の投稿全く長谷川先生
の城郭遺跡研究や見学とは全く関係ない世界。
長谷川
たしかに観光天守や観光物産と私には関係の
ない世界ですが知らない世界を知る事も大事
孫子の兵法に「敵を知り己を知れば百戦云々」
しかし伊賀上野には忍町「しのびまち」地名
や徘徊忍者や?古城要害めぐりの松尾芭蕉の
生家もあり深い謎の霧に包まれた霧隠れの街
辛口様
全く今回の投稿は長谷川先生の本質たる
城郭遺跡見学の特徴が出ていませんのよ。
城址は戦国武将が生死を賭けて家の存亡
をかけて必死に設計築城した遺跡ですよ。
その必死真剣の世界の城址に飲酒し探訪
する人の心が全く解りません酔客が城址
を果たして冷静に解るの?酔客がこの城
の深奥を果たして理解出来るのか?城の
見学にそもそも足元不確実な要因となる
飲酒をする事自体不謹慎で危険な事です。
生死を賭けて真剣に築城された事を忘れ
ている。また多数の惨劇が発生した古城
に飲酒して登城するなど無礼不敬の極み
全く不謹慎です。観光城郭は本物の虎に
比喩したら全く真実性や歴史的根拠なき
歴史を歪曲する建物私はニセ物フエイク
の張子の虎は嫌だ、テレビ報道で言えば
現場の生々しい現実のドキユメント番組
「一体この、現実を、把握している人が、
どれだけ社会に存在するのかが問題だ」
この様な世俗の観光視点から城郭を語る
輩が登場して軽率軽々なミス、ジャツジ
を継続連発し大衆を軽薄に洗脳した時に
歴史城郭は誤解で真実と異なる真の歴史
とは程遠くなってしまう。大衆を観光や
催事を利用して巧妙にコントロールする
事は正しい歴史真実の見地から見て明ら
かに誤解誤認であると私は断言致します。
長谷川
貴重で少数の忌憚なき御意見を賜り感謝
致します。今回の投稿は歴史城郭部門で
はなく「社会観察」がテーマです。同じ
城に行っても10人十色の主観が存在する。
私の言う城郭初心者とは自分が何を求め
ているか?自覚していない方々だと思う。
みんな、それぞれ、自分が望む希望する
心に自分の本心を発見し覚醒しそれぞれ
が観光分野に研究分野の世界自由に進む。
辛口様
でもね!ある城に多数の人々と見学会に
長谷川先生講師の会に参加したら行楽と
季節はずれの時期に見学会を開催し百人
を超える参加者がある事に対して遺憾で
ある「生意気」だと平気で公言する凡そ
学術家に程遠い俗人もいる事に幻滅です!
長谷川
ともかく私は、みんな仲良くが基本です。
城を「楽」と捉える人「学」と捉える人。
様々人々が社会には現実に存在致します。
観光様
ふふふふ、はははは、全く青く甘い事。
後白河法皇勅撰の『梁塵秘抄』には
「遊びをせんとう産まれにけん」とある。
辛口様
でも「梁塵」(りようじん)とはチリ、アクタ
つまり汚れた心の意味があると思うのですが。