城郭ビイスタ論 上文字クリック
北近江城郭鳥瞰図 上文字クリック
巨大水塁城郭 磯山城の謎を解く見学会
◆一般様
4/24磯山城見学会に参加させて頂きます。
直前の連絡になり申し訳ございません。
◆長谷川
初対面の方でも初めての方でも関係ありませ
ん。どうぞ当日突然のとび入り参加でもOK!
◆対談者
令和3年4月24日土曜午前10時磯山城見学会を
米原市中多良セブンイレブン裏手駐車場集合
して『城歩会』主催による城郭遺跡見学会を
開催致します。参加予約は原則無用保険完備。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/49/e8/9c86d6164d49a84b36c0feb54fbefc5d.jpg)
主催 『城歩会』
講師 元滋賀県中世城郭分布調査現地調査員
滋賀民俗学会理事 長谷川博美
資料 A4で20ページ相当「城の規模が大きい」
会計 宮本さん
参加費 1000円
参加資格 初心者歓迎!初対面歓迎!
◆反論者
そんな城は何度も行ってます。小さな平凡な
低い山城ですよ!たしか北城と南城も行った。
◆長谷川
近江では水茎の岡城と並ぶ水塁城郭遺跡です。
◆反論者
ウソでしょ?平々凡々な水田の中の城ですよ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/00/65/549dfdca0a34387037ab91950a906cd1.png)
◆長谷川
誤解です磯山城は本来琵琶湖の湖水で囲れた城。
明治26年地図でも湖水満々と湛えた地理と地形。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/07/4d/98bef06fe3027e923c5dcd20b8a9efdc.jpg)
明治26年の地図にも湖水満々と湛えた地理です。
◆反論者
でも城址には何も無かったミミズの様な形の城。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/78/94/e5b2e40b98e28dfabb709461d9c3c24c.jpg)
◆長谷川
でも貴方がミミズと思っても現実にはトンボの様な
二枚の羽根を持つ立派な城址だったらどうしますか?
現実を直視しましょう『城の本当の先生は現地の城』
偶然に何年に一度、二重堀切が偶然に刈り込まれて
現地に出現したんです。すぐにシダが再び繁茂して
5月には。もう既に現地には見えない事と思います!
◆対談者
それ、城址を通過し城址を見ていないからですよ!
いくら刈り込まれていてもこれが二重堀とか竪堀
ですと長谷川先生に教えてもらいようやく解った!
だから何も教えてくれない人は極めて不誠実な人。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/44/74/e492d5d0f6298c4f56d2a17b74316268.jpg)
チヤンと巨大竪堀や二重堀切は現地存在します!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6f/bf/8f6396d686adcf6414ddde7f3d794e9e.jpg)
◆反論者
でも?偉い先生そんなもの無いと言われた!
偉い先生は絶対権威!間違いなど絶対ない!
◆対談者
感情的にならず冷静ヒステリックに成らずに!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/47/47/ed2bb79ae847fb798d18f01c46579ac2.jpg)
◆長谷川
『近江の磯野氏』の磯山城に二重堀が描かれ
ております。現地遺構を通り過ぎるではなく
素直に率直に見学する心掛けが城址見学には
大切な基本的な心得ですよ。城の堀を見学す
る事は御城見学の基礎の基礎で基本形です!
城の先生は人間「僕」ではなくて城自身です。
貴方の心が澄んで真心あれば二重堀も見える。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/55/11/96c131d8a23bd73bbb5b6d013d8c0a88.jpg)
◆反論者
長谷川さんとやらは?磯山図面作れるのかい?
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3b/95/d6718dae092894c38cf6ec7ae308c430.jpg)
◆対談者
勿論当然です。城郭研究家ですから当然の事よ。
◆質問者
室内集合ですか?風通し良い屋外集合ですか?
◆長谷川
全て屋外です。磯山とは浜風吹く風通し良い場所。
◆あのう~突然当日に飛び入り参加して良いの?
◆長谷川 ★セブイレで!
どうぞ宜しく御願い申上げます。資料複写します。
◆二重堀切って大切そんなに大切な事なのです?
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7a/b6/24d72dae6f527fc68d1a3387cc558817.jpg)
◆滋賀で城郭を真面目に見学している人達なら
二重堀切を見る事は普通の事です。家で言えば
窓ガラスと網戸がセットになっていたりピアノ
部屋が二重窓の防音効果だったり、男性の二枚
刃カミソリのヒゲ剃りだったり横山城米倉曲輪
の前に二重堀が有ったり、浅井亮政の書状では
横山城の2氏は磯山城築城普請に行きなさいと
チャンと文献『大原観音寺文書」で指示しおり
ますから典型的な坂田郡の城の特色の1つです。
◆質問者
米原市の須川山砦の堀の解説して下さいよ!
◆長谷川
この城は長比城と近い距離にあり非常に高度
な城郭遺跡で二重堀切よりも二重竪堀が存在
致します。須川山城は別の場所に、もう一城
須川城が、あります。『信長公記』を読むと
坂田郡には堀氏樋口氏2氏のほか多羅尾相模
守なる武人が表記されており長比城2曲輪は
それぞれ堀氏、樋口氏、が入城して須川山砦
は米原の多良地域を領有した多羅相模守の砦
でかもしれません。多良は米原磯山城に近く
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/77/55/9e98f0fe9521ddff0e11bb36e27dbaad.jpg)
『近江の磯野家』に収録された磯山城図の2重
堀切とは類似する構造をもっていますからね?
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/47/47/ed2bb79ae847fb798d18f01c46579ac2.jpg)
◆質問者
磯山城と下多良、中多良、上多良は近いのですか?
◆長谷川
そりゃ中多良から磯山城が見える距離ですからね。
◆質問者
あのう~彦根物生山城の堀の形状とは如何な物?
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/47/83/c53a9edd43eb343f080aade66b5801da.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/36/ec/2f5276e54bb81f51a754a052fcba821a.jpg)
◆長谷川
鳥居本の物生山って元来坂田郡物生山ですから
その形状はやはり2重堀切の傾向が見られます。
◆長谷川
また城とは土木現場そのものですから現代でも
道路現場や新しい駐車場でも、白線を引く為の
丁張線が存在します。大工さんも丁張や水糸を
使う。今も昔も人間の成す事には普遍性がある。
物生山城だって丁張や縄張や縄打が存在します。
1番線2番線
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/09/aa/2750735d20ebe2c04cd6fe0c961cc2f5.jpg)
3番線4番線
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1a/59/3d50c14e2a58418ec4abcf9346c61173.jpg)
5番線6番線
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/50/38/deda8a4f5a73d1fd3d1cffcfcb1eb7c8.jpg)
7番線8番線
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/15/14/aca7ae168ef1cabebd652d433117c359.jpg)
9番線10番線やA線B線C線D線なども次々解る。
城の単純な図形や構図を読み取る事は大切です。
縄張は現代では曲輪構造を言いますが構図です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6d/f5/86ef88156a9a7cf31d41c5aeb8ea6b8e.jpg)
何も難しい事を言っていません。廊下の床には
規則正しく板が張ってある。畑の畝を作る時や
線引く時にヒモを使って丁張や縄張りをし勿論
学校の運動場にも競技場も駐車場にも道路にも
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/26/e9/e749b854f16b8d7f83fc6b09359c7636.jpg)
鉄道や枕木にも設定設計された縦横ニ線は存在
人間の平素の単純な営みも留意して比較する事。
◆質問者
彦根市男鬼は元来何郡何庄に属しましたかね?
◆長谷川
室町江戸期は近江国坂田郡箕浦庄に所属してた。
箕浦は旧近江町箕浦だけでなく広範に広がる庄。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/77/55/9e98f0fe9521ddff0e11bb36e27dbaad.jpg)
◆質問者
それならば男鬼城坂田郡須川山城に類似した堀
が存在していますか?坂田郡の城らしい男鬼城!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/52/84/f715fb8478bf9db64d38f7e60841d6c3.jpg)
◆質問者
あかん!わたし今まで何しに城見学してきたの?
長谷川先生に何度も二重堀切と言われていても
私にはポーカンと馬の耳に念仏 !いいえ!城
自体を私は全然見て無かったんやわ!今頃気付
いて何とするか!悔しいやら!情けないやら!
無念ですわ!私は城を見ると言う意味が根本的
に全く解ってなかった!それは串カツの食を食
べて串を食べていた。串ダンゴ食べてダンゴ食
べずに串を食べていた。今頃気付いてどうする。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/55/1f/89936a385bf72455151faf84422b75c7.png)
◆達観者
おもしろい!素晴らしい!本当に興味深くて
とても楽しく自ら考えさせる思考方法が存在
する長谷川先生の講座は全くないのでしょう?
◆長谷川
私の様な全く無名な人には当然の事ですが
でも奇跡とは起こる事もほんの少しはある。
◆一般者
長谷川先生の米原公民館の講座も御御案内下さい!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/02/d5/add3cf16bb3f5463f657ac9a50395802.jpg)
滋賀民俗学会 理事 長谷川博美 米原公民館連続講座
◆米原公民館様よりの電話
◆米原公民館様よりの電話
〒521-0016
米原市下多良三丁目3番地
連絡先
電話番号 0749-52-2240
長谷川先生以下の日程で歴史民俗学の講座講師
を御願いする予定です。開講人数も、集まって
おられます。追加参加者様が有れば受付します。
先生には城郭だけに限定せず民俗学や歴史地理
も含め活かした楽しい参加者自身が考える米原
学の推進をお願います。
滋賀民俗学会理事 長谷川博美 連続講座
講座タイトル
『お城造りから見るお城と人物伝』
各回参加費500円を公民館で徴収
資料は現実受講される人のみ限定
令和3年2021年
1 5月27日木曜 10時~11時 3A研修室
2 7月29日木曜 10時~11時 3A研修室
3 9月30日木曜 10時~11時 3A研修室
4 11月25日木曜10時~11時 3A研修教室
令和4年
5 1月27日木曜10時~11時 3A研修室
6 3月24日木曜10時~11時 3A研修室
滋賀民俗学会理事 長谷川博美 連続講座
講座タイトル
『お城造りから見るお城と人物伝』
各回参加費500円を公民館で徴収
資料は現実受講される人のみ限定
令和3年2021年
1 5月27日木曜 10時~11時 3A研修室
2 7月29日木曜 10時~11時 3A研修室
3 9月30日木曜 10時~11時 3A研修室
4 11月25日木曜10時~11時 3A研修教室
令和4年
5 1月27日木曜10時~11時 3A研修室
6 3月24日木曜10時~11時 3A研修室
◆質問者
Unknown (米原市民)ですが城郭の図書も近江
図書館で普段からよく読みます。自称城郭通
ですが、江龍奥の城なんて聞いた事も見た事
もないのです長谷川さんの鳥瞰図を拝見する
と素晴く緻密巧緻で米原市民なら当然知とる
べき城である事に驚きますよ。米原磯山城の
磯野氏の古図の二重堀切の存在も全く知りま
せんでした。ましてや磯山城に現実に二重堀
切があるなども全く思いもよらなない予想外
の事で私の城郭知識が混乱して驚いています。
◆長谷川
人の生命は限りがあります。城郭にも郷土史に
も強く興味を抱きながら自分の住む町の裏山に
巨大な城郭遺跡が残る事さえも全く知らずに、
確認出来せず一生を終えられる郷土史家もいる。
かと言って遠方の都市からもう既に米原の未知
の城郭を既に知ってる人も数多くいる事。これ
は自分が図書館で読んで得られる知識や自分が
住む自治体で受講する範囲内、知識内の既知の
米原市城郭論が既に固定概念として脳内に存在
すると思う。そう言う意味で今回米原公民館の
歴史民俗学の講師として慧眼ある方の推薦を賜
り講座が開ける機会を得た事は市民様自身が自
ら考え城を学ぶ機会かと謙虚に受け止めてます。
追記
講座に御参集の皆様の意向に適うような内容に
したいと考えておりますが、私自身は民俗学も
城郭研究も、文献『信長公記』解説講師も長年
つとめて参りまして、私の講義内容とは各会に
より全く別分野の講師が来たのかと思える変化
や多様性を帯びたものになるかと聴講客さまが
私に一体何を求めているのか?全く解らない事
が常で苦悩する日々が現実には続いております。
その様な時には長谷川さんこの路線で学びたい
この路線こそ進展させましょうと助言を賜れば
的を得た充実した講座の内容になると思います。