歴史建造物 ビイスタ論 上文字クリック
北近江城郭鳥瞰図 上文字クリック
古墳配置考

上図は九州の有名な男狭穂塚古墳女狭穂塚古墳である。
何故二つの古墳が整然と整列されず傾斜して配置され
ているのか不思議に思う。これはビイスタ工法の潜在
を感じさせる。岐阜県の大野古墳群も計測定点つまり
ビイスタ展望を考慮して古墳群を形成している。

さて私は美濃国 野古墳群墳丘配置を試論的に考察
「仮説」を試してみた。あくまでも試論であるが。
「男狭穂塚・女狭穂塚」について男狭穂塚と女狭穂塚は、
1895年(明治28年12月)に陵墓参考地に指定、皇室の
御陵墓として宮内庁により管理され特別史跡
「西都原古墳群」の指定範囲には入っていない。
男狭穂塚は、墳長154.6m、高さ19.1mの日本最大の
帆立貝形古墳とされており二重の周溝を持つ巨大
な古墳である。女狭穂塚は、墳長176.3m、後円部長
96.1m、高さ14.6mの前方後円墳で九州最大規模だ。
前方部と後円部の間のクビレ部に造り出しが観察
され大和や河内の大王クラスの墳墓の形式が採用
されている。1996年(平成8年)
から翌年に、日本で初めて宮崎県単独による測量
調査が実地された。両塚の被葬者は確定されて
いない。私は男狭穂塚・女狭穂塚にも試論として
中軸線を入れてみる事にした。これはビイスタ論。
私の見晴論、見栄え論、の一部でもある。
