沖縄慰霊の日の23日、「沖縄全戦没者追悼式」が行われた。
仲井真知事の平和宣言、安倍首相のあいさつに続いて、
沖縄県与那国島で暮らす小学1年の安里有生君が自作の詩「へいわってすてきだね」を朗読した。
空疎で具体性のない首相のあいさつのあとで、この詩は心に残った。書き残しておきたい。
「へいわってすてきだね」
へいわってなにかな。ぼくはかんがえたよ。おともだちとなかよし。
かぞくが、げんき。えがおであそぶ。ねこがわらう。おなかがいっぱい。
やぎがのんびりあるいている。けんかしてもすぐなかなおり。
へいわっていいね。へいわってうれしいね。
みんなのこころから、へいわがうまれるんだね。
せんそうは、おそろしい「ドカーン、ドカーン」ばくだんがおちてくるこわいおと。
おなかがすいてくるしむこども。かぞくがしんでしまってなくひとたち。
ああ、ぼくは、へいわなときにうまれてよかったよ。このへいわがずっとつづいてほしい。
みんなのえがおがずっと、つづいてほしい。へいわってすてきだね。
これからも、ずっとへいわがつづくように、ぼくも、ぼくのできることからがんばるよ。
(一部)
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