昨日の一般質問を議員だよりの記事にしました。
質問は、ごくごく簡単にまとめています。発言と答弁は後日まとめたいと思います。
いわき市議会6月定例会は11日の本会議から一般質問に入り、12日に伊藤浩之議員、13日に渡辺博之議員、14日に溝口民子、坂本康一両議員が質問に立ちました。また14日には、伊藤議員が質疑を行いました。今号は、伊藤議員が一般質問を報告します。
地区を格付けは問題
都市計画マスタープランは、市のまちづくりの基本に座る総合計画に基づき、「市町村が創意工夫のもとに住民の意見を反映し、まちづくりの具体性がある将来ビジョンを確立し、地区別のあるべき『まち』の姿を定めるもの」とされます。
検討がすすむ第二次都市計画マスタープランは、人口減少や超高齢社会の到来を見据えて、「コンパクト・プラス・ネットワーク形成に向けたまちづくり」や「安全・安心で防災性の高いまちづくり」を視点とし、本市の将来都市像を「海・まち・山に輝く星座型都市」としています。
具体的には、平、小名浜、勿来、泉、常磐、内郷、いわきニュータウン、四倉の8地区を「主要な拠点」として「恒星」に例え、好間、久之浜・大久、小川、川前、三和、遠野、田人、江名の8地区を「周辺の生活拠点」として「惑星」に例え、「それぞれの利点を恩恵として相互に受けながら、長きにわたり輝き続ける都市像を表現したもの」としています。
美しい言葉で綴られいます。しかし、そもそも「恒星」「惑星」と地区に格付けすることは問題です。
問 恒星とは何。
答 太陽のように自ら発行する天体。
問 惑星とは何。
答 地球と同じく、恒星の周囲を公転する星。
問 星座とは何。
答 天球上の星の並びを、人、動物、物などに見立てて呼び名をつけたもの。
問 星、いわゆる恒星を結び付けたものが星座。惑星と恒星で形作られる星座はない。プランでは恒星と惑星を合わせて「星座型都市」いうのはなぜ。
答 恒星と惑星を対等とし、将来都市構造図を見た際に、全体として星座のように輝いているイメージを持つことができるものして検討してきた。
問 あえて恒星と惑星を対等と解説しなければならない独特の解釈だ。第二次プランで「惑星」とする地域に期待する機能は。
答 地区の特性に応じた暮らしや地域産業等の活力を支える生活拠点としての機能を期待している。
問 懇談会での意見は。
答 一部地区で「惑星は恒星ではないため星座になりえない」と意見をいただいた。なお、アンケートでは「星座型都市」は良いと思うが36%(最多)の回答だった。
問 十分にプランを理解している状況ではない中での回答だ。市民の意見はどう生かされるのか。
答 地域別構想に反映されるよう検討したい。
問 それは地域の要望等の話。「星座型都市」はどのように扱うのか。
答 公聴会やパブリックコメントなどで市民の意見を聞き、取り入れていきたい。
答 住民は、自らの住む地域を自ら輝かせて、地域が存続していくことを願い、日々努力を積み重ねている。地域に恒星や惑星の区別、ある意味主従の関係を持ち込む星座型都市という将来都市像は変更すべき。事務局を担う執行部はどう考えるか。
答 そのような意見もあり、検討委員会で今後、検討していきたい。
しっかりした議論で、適正に変更されることを望みたいと思います。
太陽光発電事業の適正展開促す規制を
「資材が売れればいい」。聞こえてきた太陽光発電事業がありました。事業者は事業の後始末まで責任を持つのか。そんな思いが湧いてきました。
調べると、北茨城市が1月1日から、環境保全と災害防止、事業廃止後の太陽光パネルなどの装置の撤去を確実に図る準備をさせるよう事業を誘導する条例(努力義務)を制定しており、他の市町村でも何らかの規制条例等が作られた例が多数ありました。
責任をもって事業展開する事業者を本市に誘導するために、国のガイドラインにとどまらず、規制に実行力を持たせる本市の対応が求められています。
問 (太陽光発電事業を適正に誘導する)条例を制定すべき。
答 国がガイドラインの中で事業終了後の撤去等のため建設費の5%以上を目安に積み立てる等定めており、適正に対応されると考えています。条例制定については、必要性を研究していきたい。
質問は、ごくごく簡単にまとめています。発言と答弁は後日まとめたいと思います。
「恒星」「惑星」是正求める
太陽光発電事業の適正な誘導求める
太陽光発電事業の適正な誘導求める
いわき市議会6月定例会は11日の本会議から一般質問に入り、12日に伊藤浩之議員、13日に渡辺博之議員、14日に溝口民子、坂本康一両議員が質問に立ちました。また14日には、伊藤議員が質疑を行いました。今号は、伊藤議員が一般質問を報告します。
地区を格付けは問題
都市計画マスタープランは、市のまちづくりの基本に座る総合計画に基づき、「市町村が創意工夫のもとに住民の意見を反映し、まちづくりの具体性がある将来ビジョンを確立し、地区別のあるべき『まち』の姿を定めるもの」とされます。
検討がすすむ第二次都市計画マスタープランは、人口減少や超高齢社会の到来を見据えて、「コンパクト・プラス・ネットワーク形成に向けたまちづくり」や「安全・安心で防災性の高いまちづくり」を視点とし、本市の将来都市像を「海・まち・山に輝く星座型都市」としています。
具体的には、平、小名浜、勿来、泉、常磐、内郷、いわきニュータウン、四倉の8地区を「主要な拠点」として「恒星」に例え、好間、久之浜・大久、小川、川前、三和、遠野、田人、江名の8地区を「周辺の生活拠点」として「惑星」に例え、「それぞれの利点を恩恵として相互に受けながら、長きにわたり輝き続ける都市像を表現したもの」としています。
美しい言葉で綴られいます。しかし、そもそも「恒星」「惑星」と地区に格付けすることは問題です。
問 恒星とは何。
答 太陽のように自ら発行する天体。
問 惑星とは何。
答 地球と同じく、恒星の周囲を公転する星。
問 星座とは何。
答 天球上の星の並びを、人、動物、物などに見立てて呼び名をつけたもの。
問 星、いわゆる恒星を結び付けたものが星座。惑星と恒星で形作られる星座はない。プランでは恒星と惑星を合わせて「星座型都市」いうのはなぜ。
答 恒星と惑星を対等とし、将来都市構造図を見た際に、全体として星座のように輝いているイメージを持つことができるものして検討してきた。
問 あえて恒星と惑星を対等と解説しなければならない独特の解釈だ。第二次プランで「惑星」とする地域に期待する機能は。
答 地区の特性に応じた暮らしや地域産業等の活力を支える生活拠点としての機能を期待している。
問 懇談会での意見は。
答 一部地区で「惑星は恒星ではないため星座になりえない」と意見をいただいた。なお、アンケートでは「星座型都市」は良いと思うが36%(最多)の回答だった。
問 十分にプランを理解している状況ではない中での回答だ。市民の意見はどう生かされるのか。
答 地域別構想に反映されるよう検討したい。
問 それは地域の要望等の話。「星座型都市」はどのように扱うのか。
答 公聴会やパブリックコメントなどで市民の意見を聞き、取り入れていきたい。
答 住民は、自らの住む地域を自ら輝かせて、地域が存続していくことを願い、日々努力を積み重ねている。地域に恒星や惑星の区別、ある意味主従の関係を持ち込む星座型都市という将来都市像は変更すべき。事務局を担う執行部はどう考えるか。
答 そのような意見もあり、検討委員会で今後、検討していきたい。
しっかりした議論で、適正に変更されることを望みたいと思います。
太陽光発電事業の適正展開促す規制を
「資材が売れればいい」。聞こえてきた太陽光発電事業がありました。事業者は事業の後始末まで責任を持つのか。そんな思いが湧いてきました。
調べると、北茨城市が1月1日から、環境保全と災害防止、事業廃止後の太陽光パネルなどの装置の撤去を確実に図る準備をさせるよう事業を誘導する条例(努力義務)を制定しており、他の市町村でも何らかの規制条例等が作られた例が多数ありました。
責任をもって事業展開する事業者を本市に誘導するために、国のガイドラインにとどまらず、規制に実行力を持たせる本市の対応が求められています。
問 (太陽光発電事業を適正に誘導する)条例を制定すべき。
答 国がガイドラインの中で事業終了後の撤去等のため建設費の5%以上を目安に積み立てる等定めており、適正に対応されると考えています。条例制定については、必要性を研究していきたい。
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