伊藤浩之の春夏秋冬

いわき市遠野町に住む元市議会議員。1960年生まれ。最近は遠野和紙に関わる話題が多し。気ままに更新中。

不思議な場面

2019年09月01日 | 
 ナツアカネか、それともアキアカネか。そっくりの姿だから、見分けるために思いっきり近づいて見るのだが、逃げないでじっと止まっていてくれる。トンボは襲われないと信頼されたようだ。

 写真はスマートフォンで撮ったのだが、かなり接近しても逃げもしない。



 帰り際にチョウが飛んだ。



 ヒメアカタテハのようだ。


 そうそう、先だって不思議な場面に出くわした。

 葉っぱにトンボが突き刺さっていたのだ。



 大きい葉っぱはキササゲの葉だ。そこにトンボが突き刺さっている。

 葉の裏面を見てみると頭が見える。とすると死んではいないということだ。



 触ってみるとトンボが動いた。生きている。逃げたくとも頭が抜けないようだ。


 なんでこんな姿になってしまったのだろうか。そこが気にかかる。

 自ら葉を食い破って頭を突っ込んだのか。それとも、たまたま獲物になる小昆虫を追っていて、たまたまその昆虫が葉にうがたれていた穴をくぐったのを追って頭を突っ込んでしまったのか。

 後者の方が可能性がありそうだ。


 いずれにせよ。このままではかわいそう。

 葉っぱを破ってあげた。あっという間にどこかに消えた。


 最近、またカノコガが飛び出した。



 夏の初めと夏の終わりの2シーズンにフワフワと飛んでいる。

 トラ縞の体と水玉の羽。こんな着飾った虫が、なんでチョウではなくてガなんだろう。


 朝の散歩に出かけた時にゴイシシジミを見かけた。




 ツチイナゴがいた。




 陽が昇り暖かくなると、セミが元気に鳴き出す。秋の虫の声も聞こえるが、夏の虫のセミもまだまだ元気だ。

 自宅の桜の木でツクツクボウシが鳴いた。



 色合いが桜の木に同化して見つけにくい。動いてくれて初めて居場所が分かった。


 近くの枝には2匹のアブラゼミがいた。



 2匹ともじっとしている。






 どさっとセミが落ちたように見えた。

 何かを確かめるために近寄ると、アブラゼミが2匹ひっついていた。



 交尾をしているよう。初めて見かけた。

 こうして土に産み付けられた卵がかえって、土の中で時間を過ごした幼虫が8年後に成虫になって出てくる。

 その頃は60代後半・・ああ恐ろしいこと。


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