伊藤浩之の春夏秋冬

いわき市遠野町に住む元市議会議員。1960年生まれ。最近は遠野和紙に関わる話題が多し。気ままに更新中。

路上のトンボ

2022年08月08日 | 
 生きているのか、死んでいるのか。路上でひっくり返っているトンボにおそるおそる触ってみる。

 パタパタタパタ・・。

 弱々しいが翅を振るわせた。

 生きている。しかし、このまま放置すれば車に踏みつぶされてしまうかもしれない。
 やむなく自宅に持ち帰り、安全な場所を選び止らせてみた。弱々しいがしがみついている。
 止らせておけば、そのうち元気になって飛んでいくかもしれない。放置しておいた。



 トンボはサナエトンボ科のオナガトンボ。黒地に黄色の帯模様はオニヤンマに似ているが、体長や尻尾の先が膨らんでいるなどオニヤンマと違う特徴も持っている。
 やがて空がかき曇り雨が降りそうになったので、建物の壁に移動させておいた。しばらくしたら、壁から消えていた。元気を取り戻して、どこかに飛び去ったようだ。
 もしかしたら、孵化(ふか)したばかりでうまく飛ぶことができなかったのかもしれない。

 無事にどこかを飛んで居てくれるといいのだが。

 朝、散歩をしていると、葉っぱに止るオニヤンマがいた。



 普通路上を行ったり来たり飛回っている。餌になる虫や小型のトンボを狙ってのことだろう。しかし、今年はあまり飛んでいる姿がみない。いつもならノシメトンボなどがたくさん見られる沿道に、今年はほとんどその姿をみない。オニヤンマの飛翔を見ない原因は、こうしたところにもあるのかもしれない。

 いつもならオニヤンマがよく飛んでいる道路の路上で、愛犬が何かに気を取られた。
 よく見るとサワガニがいる。



 横歩きをしながら道路を横断していた。



 近くに小さな沢はある。だから居ても不思議はないのだが、それにしても路上をサワガニが歩いているのは不思議な感がある。

 さて、自宅周辺で草刈りをした際、葉っぱの上に赤い虫を見つけた。
 初めて見る虫だが、珍しい・・。



 形からみるとカメムシの仲間のサシガメ。調べるとアカサシガメという虫だった。

 畑に草刈りカマを置いていた。草刈りを終えて、回収しようとすると、餌なにやらいる。



 このイモムシを見かけるのは3度目程度だろうか。
 このカラーリングを見ていつも思い出すのは、誰かが描いた宇宙船だ。もちろん、絵本のような作品の中で見たものだが。
 イモムシはセスジスズメというガの仲間の幼虫。
 イモムシが嫌いな人も、これならば大丈夫かもしれない。もちろん、見るだけならという条件付きだが・・。


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