伊藤浩之の春夏秋冬

いわき市遠野町に住む元市議会議員。1960年生まれ。最近は遠野和紙に関わる話題が多し。気ままに更新中。

チョウをよく見かけるようになってきた

2022年05月30日 | 
 見かけたチョウの2種は、どちらも黒っぽい色がベース。そこに1本のラインのような模様があるのがはじめの写真のイチモンジチョウだ。
 羽の裏側はこんな感じだ。



 そして、もう1種はミスジチョウ。



 これがスイーと滑空するように飛ぶチョウだ。スイーと高い空にいった時に、背景の木の葉などに紛れて姿を見失ってしまうことがよくある。

 だいぶ翅が痛んでいるチョウがいた。



 イチモンジセセリだ。今シーズン初めて見る。しかし、これだけ翅が痛んでいるのだから、鳥か何かの捕食者に捕まりそうになってうまく逃れたなど、戦いの歴史が刻まれてきたはず。羽化してからそれなりの期間が過ぎているということだろう。

 イチモンジセセリの近くに小さなゾウムシがいた。



 キスジアシナガゾウムシだと思う。細く長い胴体とそこにうっすら刻まれた黄色っぽいラインでがそのゾウムシににている。

 サトキマダラヒカゲが林の中から飛んできた。



 ヒメウラナミジャノメもよく見かける。林幹部で最も多く見かけるチョウかもしれない。



 エゴノキが落ちている場所で見上げてみると、咲いた花をハチが渡っていた。



 ハチはたぶんミヤママルハナバチだと思う。

 チョウとガを分けることは難しいという。一般的に、ガの模様の印象は良くない。実際、嫌悪感を覚える模様のガもいる。
 しかし、これならどうだろう。



 ホシベッコウキガバというらしいが、実に爽やかなイメージの色合いだとおもうのだが。それから間もなく飛び始めるだろうカノコガ、ホタルガなどもなかなか愛らしい模様をしている。以前のブログにも掲載しているが、今シーズンも撮影できたら掲載したいと思う。

 飛んできた甲虫が葉っぱに止った。最初、ホタル・・オバボタルかと思って、SNSに投稿した。



 しかし、胸の赤い部分の模様が違う。そこで調べてみた。結果。、蛍に近いジョウカイボンという甲虫の仲間でヒガシマルムネジョウカイというらしい。胸の赤い部分とか、まあ、蛍によく似た模様だ。

 葉っぱの裏にアカスジキンカメムシの5齢幼虫を見かけた。



 写真を撮っていると、どうも様子がおかしい。皮が一部透き通っているように見えるのだ。
 よく見ると、近くの葉っぱの裏に、色が薄い成虫がしがみついていた。



 5齢幼虫は、脱皮した後の皮だけ、本体は葉っぱの裏で体が乾き、固まる時を待っているのだろう。
 この5齢幼虫は、以前にもここら辺で見かけた。あまり移動しないのかな。

 我が家のサツキにモンキアゲハが飛んできた。



 花から花へ、木から木へ飛び回りながら蜜を吸っていた。しばらく我が家のサツキに滞在していた。

 これまで、クロアゲハ、キアゲハあるいはナミアゲハが我が家にも飛んできた。
 ヒラヒラ飛ぶ彼らをタイミングよく撮影できるといいのだが・・。


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