伊藤浩之の春夏秋冬

いわき市遠野町に住む元市議会議員。1960年生まれ。最近は遠野和紙に関わる話題が多し。気ままに更新中。

チョウ

2023年10月10日 | 
 光の角度によって青紫に輝く美しい翅の色。ウラナミシジミがこんなに美しい翅を持つなんて。
 このチョウは1週間ほど前に姿を見ていた。



 翅の裏側しか見えていないが、波うつ模様は、これまでに見たことがなかったように思う。
 これがウラナミシジミだった。
 夏までの季節に見たことがなかったのだが、調べると寒い地域では夏から秋にかけて発生するという。おまけに間が悪いことに、このチョウは豆科の植物を食害する害虫だという。秋になって、ノアズキやツルマメ、クズなどマメ科植物が繁茂している。そう考えれば、餌が豊富な季節にチョウが繁殖しようとするのも当然か。

 ウラナミを思い違いしていたのがヤマトシジミ。



 翅を開いてはいないが、表側は青っぽい色をしている。
 そしてヤマトに似ているのがツバメシジミ。



 翅を閉じているときに見えているのは翅の裏側にあたるのだが、ツバメと違ってオレンジ色の模様が混ざっているので見分けがつく。ツバメシジミも翅の表側は青っぽい。

 ウラギンシジミ。



 このチョウの翅の表はオレンジ色っぽい赤が黒色で縁取られて美しい。ただ写真のチョウの翅の表側は飛んでいる時に青っぽく見えた。
 別種? そう思って写真を撮り、翅の内側が見えるのを待って写真を撮ったのだが、アオイ色は見えず白っぽい色が見えている。



 青く見えたのは勘違いだったのだろうか。この翅を持つウラギンシジミはメスのようだ。

 秋の温かい日射しの中、自宅のセンニチソウの花にアカタテハが蜜を吸いにきた。




 ホタルガがいた。



最新の画像もっと見る

コメントを投稿