自宅前では、自宅周辺をテリトリーにするウグイスがいる。たぶんホーホキキョとさえずっている。
その声を聴きながら、100mも進むと、道路の左側にあたる東側からホートポジジョとさえずりが聞こえる。昨年まではホートッポジージョとさえずっていたが、だんだん、そのさえずりを取り戻していくのだろう。
自宅前の道路から左折し、東方に進路を変える。
相変わらずホートポジジョのさえずりは変わらず左側から聞こえてくる。このさえずりに応えるように、ホーホキチョとさえずりが聞こえてきた。
写真は、東方に進路を変えてから振り返りって西方を見ている。ホートポジジョの声が写真右側の林から聞こえる。続いて正面の林、自宅前の道路から見れば右側(西方)だが、ホーホキチョと聞こえる。
ヒュー、ヒュー、ヒュー。右側の林から聞こえた。写真では見えないが、杉林の辺りだ。続いて少し小さな音量になって、正面の林の方から聞こえた。声の主はアカゲラに違いない。移動したようだ。
ウグイスの声の掛け合いは続いている。すると、写真、右側の林からホートッポジージョのさえずりが参戦してきた。道路が境かどうか分からないが、3羽のウグイスがテリトリーを守るためにがんばって競い合っているのだ。
辺りは静かな空気が流れる。他に音はない。静かだ。
閑かさや岩にしみいる蝉の声・・松尾芭蕉の詩に習って詠めば、「閑かさや里にしみいる鳥の声」になるだろうか。
ウグイスのさえずりは、同じに聞こえて実は個性がある。
一般的には「ホーホケキョ」だ。しかし、自宅周辺と隣のテリトリーのウグイスの音色はこれとは違う。というより、ホーホケキョとさえずるウグイスは滅多に聴かない。
散歩の道は片道約1.5km。この間に9ヶ所のウグイスのテリトリーがある。つまり、9羽のオスのウグイスがいることになる。
これ全部が「ホーホケキョ」とはさえずらない。ホーホキキョ、ホートッポジージョ、あるいはホーホキチョなど、それぞれの喉を披露してくれるのだ。
しかし、最近気がつくことがある。近場のウグイスは似たようなさえずりで競い合うようなのだ。
散歩のお折り返し点には農業用のため池がある。これを中心にして、北と東と西で3羽のウグイスがさえずりを交わす。その音色はホーホキチョなのだが、3羽とも同じ音色で競っている。たまにさらに離れた西側の1羽も参戦するのだが、これも同じ音色で参戦する。いわば「ホキチョ族」。我が家周辺の隣には、数年前からホートッポジージョが進出した。最初は1羽だった。しかし、最近は複数が確認される。いわば「トッポジージョ族」が形成されているようなのだ。
このホートッポジージョを初めて聴いたのは、遠野町滝の下滝公民館付近だった。人に山田町にもいると聞いた。トッポジージョ族が勢力を拡大しているのかもしれない。
話は戻って、「ホキチョ族」のうち、ため池の西にテリトリーを構えるウグイスは、何というか、非常に大胆な行動をとる。声が目立つウグイスは、行動は慎重で、大概、ヤブや梢の葉の陰など、目立たない所を移動しながらさえずっている。声はすれども、姿を見かけることはなかなかない。
ところが、西のウグイスはしょちゅう姿をさらして、全く躊躇がない。
その場所は、道路脇にヤナギ類が茂ったところ。道路を挟んで樹高6m程のヤマザクラがある。
ヤナギの穂花が開き始めた頃、3月29日のことだが、風もないのに枝が揺れた。子鳥が花をついばんでいるに違いない。正体は何だろう。興味津々眺めていると、数種類の子鳥とともに姿が見えたのがウグイスだった。
枝を渡りながら花をついばみ、
ときどき首を思いっきり伸ばし、喉を膨らませてさえずる。
ウグイスの声が大きいのは、この首に秘密があるようだ。非常に大きく膨らむ喉を持っている。
私のいる道路とヤナギの間には、遮るものは何もない。当然、ヤナギの茂みの最前列あるいは梢から私と愛犬は丸見え。しかし、このウグイスは臆するところがない。茂みの最前面に出てきて、枝を渡っている。私たちとの距離は7m程だろうか。その時、見せてくれた姿の数々をどうぞ。
一斉に咲き出したヤナギは小鳥の良い食事処となっていた。あちこちで枝が揺れた。
ヤマガラがいた。
ベニマシコのメスもいた。
4日後、4月2日にはオスのベニマシコも一緒だった。
赤ら顔の酔っ払いのよう。どこか親近感が湧く鳥だ。
ペチャクチャ、ペチャクチャとおしゃべりが聞こえた(3月29日)。
林をみると枝に小鳥が多数止っていた。
マヒワだ。実際の声は、ヒヨヒヨ、ヒヨヒヨなのだが、群でいるとしょっちゅうおしゃべりをしているように聞こえるので、近くにいるとすぐに分かる。
以前は、遠目に群を見ることが多かったのだが、今年は、比較的近くに姿を現わしてくれる。
冬鳥はもう渡りを終えているだろうと思っていた。
ところが4月2日、草むらからジョウビタキが飛び出した。
もう一度草むらに飛び込んだジョウビタキが咥えていたのはクモのようだ。
アオジもまだ見かける。まだ山の奥にかえっていかないようだ。
そういえば、今年も夏鳥の声を聞いた。
キョッキョッキョッキョッ。キョツキョッキョッキョッ。キョッキョッキョッキョッキョキョキョキョキョキョ・・・。
昨年に続きヒクイナの声だ。今年は姿を見られるといいな。
その声を聴きながら、100mも進むと、道路の左側にあたる東側からホートポジジョとさえずりが聞こえる。昨年まではホートッポジージョとさえずっていたが、だんだん、そのさえずりを取り戻していくのだろう。
自宅前の道路から左折し、東方に進路を変える。
相変わらずホートポジジョのさえずりは変わらず左側から聞こえてくる。このさえずりに応えるように、ホーホキチョとさえずりが聞こえてきた。
写真は、東方に進路を変えてから振り返りって西方を見ている。ホートポジジョの声が写真右側の林から聞こえる。続いて正面の林、自宅前の道路から見れば右側(西方)だが、ホーホキチョと聞こえる。
ヒュー、ヒュー、ヒュー。右側の林から聞こえた。写真では見えないが、杉林の辺りだ。続いて少し小さな音量になって、正面の林の方から聞こえた。声の主はアカゲラに違いない。移動したようだ。
ウグイスの声の掛け合いは続いている。すると、写真、右側の林からホートッポジージョのさえずりが参戦してきた。道路が境かどうか分からないが、3羽のウグイスがテリトリーを守るためにがんばって競い合っているのだ。
辺りは静かな空気が流れる。他に音はない。静かだ。
閑かさや岩にしみいる蝉の声・・松尾芭蕉の詩に習って詠めば、「閑かさや里にしみいる鳥の声」になるだろうか。
ウグイスのさえずりは、同じに聞こえて実は個性がある。
一般的には「ホーホケキョ」だ。しかし、自宅周辺と隣のテリトリーのウグイスの音色はこれとは違う。というより、ホーホケキョとさえずるウグイスは滅多に聴かない。
散歩の道は片道約1.5km。この間に9ヶ所のウグイスのテリトリーがある。つまり、9羽のオスのウグイスがいることになる。
これ全部が「ホーホケキョ」とはさえずらない。ホーホキキョ、ホートッポジージョ、あるいはホーホキチョなど、それぞれの喉を披露してくれるのだ。
しかし、最近気がつくことがある。近場のウグイスは似たようなさえずりで競い合うようなのだ。
散歩のお折り返し点には農業用のため池がある。これを中心にして、北と東と西で3羽のウグイスがさえずりを交わす。その音色はホーホキチョなのだが、3羽とも同じ音色で競っている。たまにさらに離れた西側の1羽も参戦するのだが、これも同じ音色で参戦する。いわば「ホキチョ族」。我が家周辺の隣には、数年前からホートッポジージョが進出した。最初は1羽だった。しかし、最近は複数が確認される。いわば「トッポジージョ族」が形成されているようなのだ。
このホートッポジージョを初めて聴いたのは、遠野町滝の下滝公民館付近だった。人に山田町にもいると聞いた。トッポジージョ族が勢力を拡大しているのかもしれない。
話は戻って、「ホキチョ族」のうち、ため池の西にテリトリーを構えるウグイスは、何というか、非常に大胆な行動をとる。声が目立つウグイスは、行動は慎重で、大概、ヤブや梢の葉の陰など、目立たない所を移動しながらさえずっている。声はすれども、姿を見かけることはなかなかない。
ところが、西のウグイスはしょちゅう姿をさらして、全く躊躇がない。
その場所は、道路脇にヤナギ類が茂ったところ。道路を挟んで樹高6m程のヤマザクラがある。
ヤナギの穂花が開き始めた頃、3月29日のことだが、風もないのに枝が揺れた。子鳥が花をついばんでいるに違いない。正体は何だろう。興味津々眺めていると、数種類の子鳥とともに姿が見えたのがウグイスだった。
枝を渡りながら花をついばみ、
ときどき首を思いっきり伸ばし、喉を膨らませてさえずる。
ウグイスの声が大きいのは、この首に秘密があるようだ。非常に大きく膨らむ喉を持っている。
私のいる道路とヤナギの間には、遮るものは何もない。当然、ヤナギの茂みの最前列あるいは梢から私と愛犬は丸見え。しかし、このウグイスは臆するところがない。茂みの最前面に出てきて、枝を渡っている。私たちとの距離は7m程だろうか。その時、見せてくれた姿の数々をどうぞ。
一斉に咲き出したヤナギは小鳥の良い食事処となっていた。あちこちで枝が揺れた。
ヤマガラがいた。
ベニマシコのメスもいた。
4日後、4月2日にはオスのベニマシコも一緒だった。
赤ら顔の酔っ払いのよう。どこか親近感が湧く鳥だ。
ペチャクチャ、ペチャクチャとおしゃべりが聞こえた(3月29日)。
林をみると枝に小鳥が多数止っていた。
マヒワだ。実際の声は、ヒヨヒヨ、ヒヨヒヨなのだが、群でいるとしょっちゅうおしゃべりをしているように聞こえるので、近くにいるとすぐに分かる。
以前は、遠目に群を見ることが多かったのだが、今年は、比較的近くに姿を現わしてくれる。
冬鳥はもう渡りを終えているだろうと思っていた。
ところが4月2日、草むらからジョウビタキが飛び出した。
もう一度草むらに飛び込んだジョウビタキが咥えていたのはクモのようだ。
アオジもまだ見かける。まだ山の奥にかえっていかないようだ。
そういえば、今年も夏鳥の声を聞いた。
キョッキョッキョッキョッ。キョツキョッキョッキョッ。キョッキョッキョッキョッキョキョキョキョキョキョ・・・。
昨年に続きヒクイナの声だ。今年は姿を見られるといいな。
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